【BL二次小説(R18)】 朝まで踊りたい④
初めて足を踏み入れたホテル街。
十数軒建ち並んでいる。
どれが何だかわからないから、適当に入る。
「マジかよ……」
靖友はブツブツ言っているが、ちゃんと着いて来ている。
パネルで適当な空室を選択してボタンを押す。
エレベーターに乗る。
靖友はソワソワしてずっと首の後ろを掻いている。
おめさんがラブホって言ったんだからな。
部屋に入ってドアを閉めると、自動的に鍵がかかった。
部屋の中は、中央に大きなベッドがあるが、他は普通の都市型ホテルと変わらない。
オレ達はとりあえず上着を脱いでソファーに放りながら、部屋の中を物色する。
「……鏡なんか無かったな」
一通り部屋を確認した靖友が言う。
「いや、ある」
オレは指を差した。
「ゲッ!!」
鏡は……ベッドの上の天井に付いていた。
「……あ、あれじゃあさすがに踊りの練習は無理だなァ」
靖友は笑顔がひきつっている。
「ま、せっかくだから今夜はここでゆっくりして行こうぜ。風呂でも……」
洗面所に向かおうとする靖友の肩を掴んで引き寄せ、オレは靖友の唇を奪った。
「!!」
靖友はビックリして身体が硬直している。
オレは構わず抱き締めて舌を挿入した。
「ん……ふっ」
靖友の後頭部を左手でガッシリ掴んで逃がさない。
舌を絡めて口内を蹂躙する。
「うぅ……」
靖友の背中を右手の指を立てて這わすと、ビクンと反応した。
そのまま右手を下に這わせて尻をギュッと掴んだ。
「!」
瞬間、靖友は腕に力を入れて思い切りオレを突き離した。
息を切らせてオレを睨む。
「な、何すんだボケナス!ラブホ来たからって律儀にヤんなくたっていいんだヨ!普通にビジホとして使ってる客だって……うわっ!」
オレは靖友をベッドに押し倒した。
うつ伏せにさせて上にのし掛かる。
ベッドに畳まれて置いてあった寝間着の紐を取る。
靖友の両手首を、その紐で後ろ手に縛り付けた。
「!……オイ!新開!やめろ!」
靖友を仰向けに返し、シャツのボタンを忙しなく外す。
「新開!」
黒いランニング肌着を捲り上げ、胸をはだけさせた。
靖友の整った筋肉の上半身……綺麗だ。
オレは指先で靖友の胸元をツツッと撫で、突起に触れた。
「っ!」
靖友が全身をビクッとさせた。
オレは両手の人差し指で、靖友の両乳首をスリッと触った。
「あッッ!!」
靖友は顔を背けて、赤くなっている。
「乳首、感じるんだ?」
「っせ!知らねーよ」
オレは両手の親指と人差し指で、靖友の両乳首をキュッとつまんだ。
「あああッッ!」
靖友はたまらず全身をビクンと跳ねさせる。
「やめ……」
今度はもっと強めにつまみながら、左右にクリクリと捻ってみた。
「あーーッ!ああーー!」
靖友は海老反りになって、首を横に振っている。
顔を真っ赤にして目に涙まで浮かべている。
相当感じているようだ。
こんなに反応してくれると、すごい嬉しい。
オレもめちゃくちゃ興奮する。
「なぁ、靖友……。おめさん、セックスしたことあんの?」
オレは靖友の硬くなった乳首を指先で弄びながら聞いた。
「な……。あゥ!知らねー」
靖友は上半身をビクンビクンさせながら答える。
「なぁ……あんの?」
オレは靖友の乳首にチュッとキスをして、もう一度聞く。
「……ねーよ!」
「オレが初めて……?」
「オメーともしねーよ!」
靖友は怒ってオレを睨み付ける。
だけど、オレはすごく嬉しかった。
「嬉しいよ、靖友。オレも初めて。靖友の初めてをオレが今から全部もらう」
「なっ……!!」
もうオレのもんだ……靖友。
