【ギャラリー】まどかの手描きイラスト。言葉になる前の大人の原画。
文章で上手く表現出来ないときは、
キーボードの手を離し、
頭と身体に染みついた情景を、
気に入っているボールペンや万年筆で、
ノートに書く事にしています。
同じく、イラストにする事も有ります。
イラストは、iPadとApple Pencilを使い、
絵描きさんが使うアプリを
使って描いています。
家事と子育ての合間でも、
リアル絵の具のように描けます。
たくさんの種類のペンや、
絵の具(油絵や水彩から、クレパス、スプレーなど)が、自由に使えて、
周りも一切汚さずに済むので、
気に入っています。
小説のさし絵は、
AIで綺麗に整えてもらった絵を
使用していますが、
ここでは整える前の、
手の圧の強弱や、心の迷い、
震えや、体温がそのまま露わになっている
まどか作のオリジナル原画を、
置いています。
有料にさせて頂いていますが、
決して、絵の技術に、
自信がある訳ではないのです。
でも、どうしても私の場合、
スポーツで培った身体性のせいか、
理屈より、体が先に動いてしまうんです。
上手い下手というより、
体全体から
何かが滲み出てしまう。
その原画を眺めながら、
言葉を紡いでいるとき、
机に向かっているのに、全身が
汗ばんで、火照ってきてしまいます。
なので、なんで言うか、
私にとっては、
私小説の原液のようなもので、
恥ずかしさが拭えないもの。
体温や匂いも隠せない、
私そのもの、と言っても
いいかも知れません。
それが、無料公開のフルオープンには
出来ない理由です。
私は、高校時代、バレーボールに挫折して、
美術部に入り直した頃は、
将来、イラストレーターや、
絵描きさんになる事に憧れていました。
大人になって、その夢は、
なんとなく、自然消滅してしまった、と、
寂しく思っていましたが、
このnoteのように、
個人で表現できる場が出来て、
昔からしたら、夢のような時代です。
それで、
小説同様、小さな一歩を踏んでみたい。
そう思って、
ここに置くことにしました。
原画作品のご案内
一点から置き始めました。
一度購入して下さった優しい方には、
その後、追加した作品も、
追加料金なしで、お楽しみ頂けます。
原画①
「まどかさんの肌は、甘いミルクに
檸檬を絞ったような、いい匂いがする」
彼は、ショートにしたばかりの
私の髪を手櫛でくしゃくしゃにしながら、
耳の周りや、首筋、髪の匂いを、
確かめるように味わっているようでした。
それは、
私の匂いを言葉にしてくれた、
初めての男性の記憶です。

眠れなくなってしまいます。私の匂いは、誰にとってどんな意味を持つのだろう....
彼に近づかれた瞬間、
背中から胸の奥にかけて、
じんわりと熱が広がっていくのがわかりました。
胸いっぱいに私が吸い込まれていると思うと、
立っているのがやっとで、
両脚をきつく結び、つま先に力を入れて、
必死に堪えていました。
脚の付け根で囁く声が
内側でそっと押しつぶされるようで、
自分でもどうしていいかわからない温かさが、
静かに滲むように広がっていきました。
まどか
原画②
「まどかさんのココ、左の耳の後ろ...
ほんの少しのお化粧の奥に、
まだ、甘酸っぱい青春の匂いがします」
第十四話のモチーフになっています。
こんな事を耳元で囁かれて、気持ちは
逃げようとするのに、自分の首筋が、
勝手に、
彼の唇に向かってしまう。
そんな不思議な自分の身体を知りました。
まどか

奪われるのではなく、
自分の首筋が彼の唇を奪うように。
原画③
....ここが、いちばん、
まどかさんの本質(ほんとう)の匂いだ
第十五話のモチーフになったシーンの原画です。
誰にも踏み込ませなかったはずの場所が、
彼の執拗な「吸入」によって、じりじりと、
濡れた花びらのように開かされていく。
知らないままの方が、
よかったのかも知れない悦びを、
知ってしまったあの日は、
激しい雨が降っていました。
まどか

真っ向から汚していく匂いでした。
まどか作の手描きの原画は、現在、
ご紹介した3作品が
有料エリアに置いてあります。
受け取ってくださった方には、
この言葉と線が残す余韻を、
それぞれの距離感で
受け取っていただけたらと思います。
※記事のご購入は、ChromeやSafariなどのWebブラウザからがおすすめです。(アプリでは価格が高く表示される場合があります)
まどかより
ここから先は

まどかの匂いがする部屋の鍵
家では母であり妻の私。真面目に静かに暮らす日常の中にいても、時には、言葉にならない感覚や体温の揺れが、心と体に疼いてしまうこともあります。…
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
