気になる本|私にふさわしいホテル|柚木麻子|海外で人気の『BUTTER』の感想も
空き時間は読書に全振りしたい、まほろです。
今日は先日始まったAmazonの11円セールの対象作品を漁っていたのもあり、本が欲しい気持ちにエンジンがかかっているのかもしれない。
Kindle日替わりセール全20冊のうち、絞りに絞って8冊という大量セレクトになりました。
私は11円セールで100冊買います。100冊買っても1,100円なんて、本好きのための天国!笑
という事情もあり、今日の日替わりセールの購入は見送りますが、いい本がたくさんあったのも事実なので、メモしていきたいと思います。
今日は長くなりそうな予感なので、最初からカテゴリーごとに分けて書きますね!
今回は8冊のうちの1冊のみご紹介しています。
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では、早速1冊目。柚木麻子さんの『私にふさわしいホテル (扶桑社BOOKS)』2012
のんさん主演で映画化もされている作品。
文壇で生きていくことを志す人間として、小説家としてのデビューが元アイドルと同時受賞というのは「最悪のデビュー」と言えることなんだろうな…と、あらすじを読んで思った。
あくまでこの小説の主人公目線での意見ではあるのだろうけど、まあそれはそうか…と、苦笑いの気持ちで共感してしまう自分もいるのが不思議。
小説家による小説家の物語なんて、きっとリアルに近いのだろうし、面白いに決まってる。
そしてなにより、柚木さんは『BUTTER』の作者なのです。二重に面白いのが確定してる。
この『バター』という作品は、世界35ヵ国で翻訳が決定していて、海外でも大人気。
その人気度合いはAmazonレビューの数からも明らかで、日本版のレビューは約3,200件、英語版のレビューは約14,000件(記事執筆時点)。
世界を席巻している作品です。
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柚木麻子『BUTTER(新潮文庫)』2020
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英語版はこちら。
Asako Yuzuki『Butter: A Novel of Food and Murder — The Cult Japanese Bestseller about a Serial Killer Cook (English Edition)』
どちらの装丁も素敵ですが、個人的には牛が配置されている2つ目がとても好きです。
私はこちらの作品は、2022年に読んでいるのですが、今でも印象に残っているぐらい面白かった。
とはいえ、今4年前に読んだ本の感想を思い出して書くのはちょっとむずかしいので、当時、読了直後に書いた感想を置いておきます。
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生きているだけでいやがおうにも押しつけられる女の社会的役割と、私的に課せられる役割を肌で感じながら、周りの男たちとの関係も含めて、一人一人の女がどう生きるか、みたいなことが濃厚に煮詰められたストーリーのように感じた。
女なら必ず引っかかるテーマのようにも思うし、男にとってはこの本を読むか読まないかはその人が女をどう捉えてるか、女とその社会的立場を理解したり寄り添ったりする気があるかどうかに薄く直結する気がする。
表紙が印象的でずっと読みたかった本。
関わるとろくなことにならない人って多分いるんだろうなと思った。
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女の話というだけで、興味を持たない男性も一定数いるだろうなと想定して書いた感想だったように思いますが、そんなのは杞憂だったことが、この作品の世界的な人気を見てもわかりますね。
当時はまだ今のような形式で読書記録をつけていなかったので、どのぐらいの期間をかけて読んだか、どんな気持ちで読んでいたかはハッキリとは覚えていないのですが、読んでいる最中に無性にバターライスが食べたくなり、読了後もしばらくの間、ハマっていたのを覚えています。
思い出したら、久しぶりに食べたくなったな。
柚木さんの作品はこの一作のみで、それ以降ほかの作品まで読めていないのですが、機会があればぜひ読みたいと思っています。
今回は、私は積読本に埋もれながら、11円セールの魔力に魅入られているためお見送りです。
というわけで、本日のKindle日替わりセール1冊目は柚木さんの『私にふさわしいホテル』でした。
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本日、その他の日替わりセール記事はこちら。
