別れと感情③【大アルカナⅩⅣ 節制】
みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?
【50代男性 既婚者 相手の女性30代】
愛人が離れていくその距離感に耐えられず執着してしまう相談者の男性。
それは何故なのでしょうか?
明確の理由が2つありました。
まず1つ目。
彼の家庭が崩壊寸前でした。とは言ってもその表現は相談者の彼からのものです。
どう崩壊しているのか?と問うと、
「嫁と全く話が合わない、子どもが一切口を聞いてくれない」と言います。
パニック状態の彼は、すべての物事を大袈裟に表現してしまう時期なので、具体的に話を聞いていきます。
『奥様と一切話をしないのか?』とMahouが聞くと
「必要な話はする」と言います。
つまり壊滅できてはなく、楽しくお話ができていないということのようです。
『お子さんに話しかけても完全無視なのか?それを見て奥様や家族は何も言わないのか?』とMahouが聞くと
「高校生の子どもは、態度が悪い。小学生の子どもは毎週習い事のバレーに一緒に行っている」と言います。
つまり、彼が思うように奥様とお子さんたちが対応してくれていない、ということのようです。
『では、奥様やお子さんたちが悪い態度になってしまう理由の検討はつくか?』さらにMahouが聞くと
「自分のものの言い方がモラハラなんだと思う」と素直に認めています。

ね?この流れでなんとなく察します。相談者の彼はわかっているんです。
自分が家庭内で嫌われてしまう理由を。
彼は一生懸命働いて、お小遣い制で自分の給料を全部家計に回すよう奥様に渡しています。だからこそ「俺が!」という認識が強まってしまいます、
わかります、その気持ちはわかります。
しかし、だからと言って上から目線ですべての物事の発言をしていいとは限りません。どれだけ正論でも、その言い方や態度では耳を貸しません。
「上の子が成績がいいのに、大学に進学せず、美容師になるんだと言って専門学校に行くそうなんです。本気で美容師になりたいならまだしも、友達とのノリで行くようで、世の中そんなに甘くないって伝えたいんだけど、伝えられない」とこれまたショボーンと言うのです。
『世の中甘くないって、どう言う風に言いたいの?』とMahouが聴きます。
「立ち仕事だし、思いの外肉体労働だし、ただおしゃれでそのノリで進学を決めてるなんて、大人としてそんなに世の中甘くないって、父親として伝えたいんです。」
『すべてのお子さんたちが、世の中を理解して進学していると、思う?
もしあなたのお子さんが大学に進学するとしても、本気でないのにノリで大学に行くと言っていたら、あなたは引き留めるのかしら?』
「・・・・」無言な相談者の彼。
彼は、お子さんが彼が納得する「夢」を持って進路を決めて欲しいのです。お父さんのアドバイスもちゃんと参考にして、決めたことなら応援したいのです。
お父さんの目から見て、それなりの大学に入れるのに、いきなり美容師になるという流れが、思春期の時期にあまり会話をなされなかったために、いきなり言われて不本意なのです。美容師にするために働いてきたわけではないのに!って。
気持ちは、わかります。彼は勝手といえども、お子さんに期待していたのです。彼にとって都合の良い期待。でも、現実は思う通りには行かなかった、だからこそ「大人として」と言う名目でお子さんの考えがいかに稚拙なものかを伝えようとしてます。
タロットは言います。
『お子さんの考えを変えようとしている、その思いがハラスメントに近い』
耳の痛い言葉です。
彼の気持ちはわかるんです。わかるけれども、それと事実は少し差異がある。
「じゃあどうすればよいのですか?」投げやりな彼の質問です。
タロットは言います。
『まず、日々の会話ができる家族関係を築けなかったことに原因がある。その関係性の上では、短時間での関係修復は難しい。さらに今の関係状態で、正論は伝わりにくい』
つまり「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」と言う諺のままです。
彼の顔がどんどん下を向きます。
「いつになったら、子どもと普通に会話ができるようになるのでしょう?」
その言葉を聞きながら、タロットを1枚引きます。
Mahouは彼に伝えます。
『彼らが30歳くらいになる頃かな?』
「そんなに。。。。」絶望する彼。
『朝起きて、あなたは家族に「おはよう」と言っていますか?』
「言わないです。」
『ただいま、おかえり、と言っていますか?』
「言わないです。」
『そこから始めましょう。家族ですからね、他人よりも効果的です。
例え無視をされても、続けてください、目を見て言わなくてもいいので、同じ部屋に入ってきたら、言い続けてください。例えお子さんに「急にキモい」と言われても続けてください。だって、普通のことでしょ?』
家族との関係が不安定だからこそ、外に安定を求めてしまった彼。
外の安定が目の前から無くなりそうだからこそ、彼の本能が、身の危険を感じてパニックを起こしてしまっていたのです。
でもね、根本を治さなければ、安定はやってこないのです。
まずは、ここです。ここをしっかり立て直さなければなりません。
そして彼が愛人に執着してしまうもう1つ理由が存在します。
続きます。
タロットMahou
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