見出し画像

日本に帰ると怒りっぽくなる訳

4つの気質をもとに自己理解&お子さん理解のお手伝いをしていますみずもとです。(4つの気質、気になる方は公式LINEでお友達登録していただけると嬉しいです)2022年から夫婦念願の海外生活をマレーシアでスタートしました。


2週間だけ日本に滞在しています。
マレーシアに住んで早3年半、「ああ、日本の梅雨ってこんな感じだった」と少しずつ思い出される記憶。「日本、寒い」と震える長女はすっかりマレーシアナイズされているようです。

飛行機を降りた瞬間出迎えてくれる元気なシニアスタッフの方々、
細部までピカピカで丈夫なつくりのウォシュレットトイレ、
分刻みで時間通りにやってくる電車に、美しく整列する通勤客の方々…

こういう光景を見ると「日本に帰ってきたなぁ」としみじみ。

その上で、日本に帰ってくると感じることがあります。


期待値が高い国で育つということ

日本は文句なしで「クオリティの高い国」だと思います。

例えるなら、日本という国自体が「ディズニーランド」のようなもの。
・整理整頓されている
・規律正しく運営されている
・どこででも丁寧なサービスが提供される

日本人のDNAに刻まれた「真面目さ」「規律正しさ」「丁寧さ」は世界で戦える強みなんじゃないか、と感じることがあります。


一方で、東南アジアという国って「コンビニ」みたいだなぁと感じることがあって。

・若干ごちゃごちゃしていて探すのが不便だと感じることもあるし、本当に欲しいものが手に入らないこともあるが、一通りのものは揃っている
・とりあえずスタッフはレジにいて、愛想はないけれど会計はまあ問題なくできるので、「買い物したい」という目的は果たされる

手の抜き方がとても上手なんですよね。
頑張るところは頑張るけれど、常に全力ではない。
目的と手段を良く分かっていて、目的を達成するためであれば手段は省エネなほうを選んでもいいんじゃない?という感じ。


ディズニーランドのくせに、という怒り

日本のプロダクト・サービスが「当然」となってしまうと、最初から期待値が高いので、期待が裏切られた時に「怒り」に変わりやすいのかもしれません。

日本一時帰国時、電車が10分遅れたことに腹を立て「ふざけんなよ!」とホーム上で怒鳴り散らしている男性を見かけました。
マレーシアから帰国した翌日でしたから、「そもそも電車がこんなに時間通りに来るのも、遅れたことを謝罪するのもすごいのになぁ」なんて感じたものです。

が、一週間経ち「電車が定刻に来るのが当たり前」に慣れてしまうと、遅れた時に少し「えー…頼むよ~」なんて思い始める自分がいたりする。
期待を上回るプロダクト・サービスを提供され続けたので、期待値がいつの間にか上がっているんです。


一方でマレーシアにいると、「まあ、マレーシアってこんなもんだよね」という期待値が低い分、そこそこの対応でも「仕方ないよね」と受け止められるし、なんならちょっとでも良い対応をしてくれたら「え、めちゃくちゃ良くない?!」と一気に好感度が上がるんですよね。


この「期待値のギャップ」を上手く調整できないと、マレーシア移住がしんどくなりそうな気がします。事実、「マレーシア本当に嫌!!」とマレーシア生活に馴染めず、帰国した方もいらっしゃいます。(食べ物や水が合わない等の理由もありますが)

日本に住んでいると「当たり前」のことが、実は世界的に見ると「ディズニーランド並みの非日常体験」であることを知っておくと、少しだけギャップの調整がしやすくなるのかもしれません。


それでは、また!

いいなと思ったら応援しよう!