見出し画像

マレーシアインター校の厳しいリアル

4つの気質をもとに自己理解&お子さん理解のお手伝いをしていますみずもとです。(4つの気質、気になる方は公式LINEでお友達登録していただけると嬉しいです)2022年から夫婦念願の海外生活をマレーシアでスタートしました。


わが家はマレーシアで2校目のインター校に通っています。
インター校と言っても欧米の姉妹校ではなく、ローカルの方が欧米式カリキュラムを採用して運営しているインター校です。
なので、運営実態もより「マレーシアの公立校(government school)」に近い部分があります。
(罰則が多い、ルールが多い等)

最初に通っていたインター校は欧米の姉妹校でした。
個人的には自由な校風も気に入っていたし、先生も子どもたちに熱心に向き合ってくれる方が多くて好きだったのですが・・・。

最近、こんな話を聞いたんです。


広がる価格とクオリティのギャップ

その学校で長女が一番仲良くしていたマレーシア人の女の子がいます。彼女は小学1年生の頃からその学校に通い、入れ替わりが激しいインター校の中でも長く在籍している生徒でした。


家族ぐるみで仲良くしていて、彼らの教育や子育てに対する考え方に共感する部分も多く、良く情報交換をしています。
そんな彼らもついに転校を考え始めたそうで・・・。

理由を聞くと
「授業料がどんどん高くなっているのに、クオリティがどんどん下がっているから」
と。

一番不満を持っているのが、先生が頻繁に変わることについて。
担任が着任したと思ったら、1年も経たないうちに交代・・・という状況が続いているそうです。

これは娘たちが在校していた時も同じでした。
家庭の事情で担任が帰国した後、後任がなかなか決まらず(着任予定だった後任が相次いで辞退)、最終的には2年生の担任だった方が4年生の担任を受け持つ形に。
年度内での交代劇だったので、4年生のみならず2年生も巻き込まれたことになります。(先生も大変そうでした)


先生は素晴らしい、だけど。

実はそのインター校、運営母体が変わってからそういうトラブルが増え始めたそうです。わが家が入学した時期はちょうど運営母体が変わってまもなくだったのですが、わが家より前から通っているご家族は

「前の校長先生のほうが子どもたちのことを一番に考えてくれていた。今の校長を始めトップの人たちは教育者じゃなくて経営者だ
「経営層の考え方に馴染めず、良い先生ばかりが学校を去ってしまった
突然校則が増えたので自由な校風じゃなくなった」
「制服に加え、靴下やジャケット、買わないといけないものが増えた

と、不満をこぼしていました。


日本の私立校でも同じことが起きうるかもしれませんが、特にインター校の場合、運営母体のカラーが如実に反映されるのかもしれません。

ある学校でも、先生や事務局のスタッフは熱心で素晴らしいのに、校長(創業者)の気まぐれで教職員及び生徒が良く振り回されるという話を聞いたことがあります。

また、別の学校では先生への給与不払いでストライキに近い状態が起きたという話も聞きました。


マレーシア教育移住の良さは「選択肢の多さ(インター校の多さ)」でもありますが、その分競争が激しく、インター校の運営を続けるのは大変なのかもしれません。(先生の確保も含め)

そもそも欧米の先生がマレーシアに何年も滞在するか、という話もあります。

前の学校の校長は、先生たちを「Backpack Teacher」と呼びました。バックパッカーのように、教師をしながら各国を転々としていく、そんな姿を揶揄してのものだったようです。
当時はその言葉に「先生に失礼では」と感じましたが、あながちそれも間違いとは言えないのかもしれません。


学校見学だけでは見えない部分があります。
入ってみて初めて分かることもありますよね。

教師のネイティブ率を気にされる方もいらっしゃるかもしれませんが、教師の平均勤続年数を合わせて聞いてみるのも、表からは見えない実態を把握するのに役立つかも。

どんなインター校にも良い側面とそうではない側面があります。
要は自分たちが何を重視するか、なのだと思います。

それでは、また!




いいなと思ったら応援しよう!