同居父に対しての、わたしの中の内戦
老いる父に対しての、私の中の内戦が最大値になった出来事の話。
ほかの数多の事件も思い出すごと、ここに奴の所業として遺して行くつもり。
後世に息子たちが、振り回される阿呆の私を大いに笑い、何かしらの教訓にしてくれたら幸。
同居、だけで高ストレスなのに、イカレ爺が珍事件に巻き込んでくる。
もう日々朝から苛々が表面張力の状態、それが高じてこっちがクレイジーになってきた。
正直に告白すると、サツ意が抑えられなくなりそうだった。
大袈裟に注目されるために乗った病院の車椅子を、階段手前で勢いよく押してやりたかったし、散歩帰りの爺と帰宅が重なると車で轢いてやりたかったし、炊事中は包丁持つ手が自分でも恐かった。
爺が触れたドアノブが不潔で胃がむかむかしたし、関係者の前でわざとらしく私に変な敬語を使うのも殴ってやりたかった。
とにかく存在が逆撫でしてくるし、抑えるのに気が狂いそう、今思えば私は精神疾患になりつつあったかも。
全員親戚村出身の主人からは共感も労いも得られず、おチビ息子は味方になってくれるけどまだこっちにも手がかかり過ぎる。
狂った日常を狂った私がまわす、もう逃げ出せるのはパート時間だけだった。
そんなある日、私の考えを完全に変える出来事が起こった。
おチビ怪獣起床前にと、いつものように休日も早朝家事をこなしていると、爺の携帯電話の通知音が数回鳴る、最近よく時間構わずピロピロいってるな、とは思っていた。
そのうち誤送信で私にメッセージが届いた、爺からややキモメロ文。
・・・こいつ!誰とやり取りしとるんか、!!
留守中チェックすると、随分前から誰かとやり取りしている、時間構わず早朝も深夜も。
内容から推理するに、デイサービス職員さんの誰か、子持ち若ママさんのよう。
そうだろうね、の、娘に酷く扱われていて居場所が無い的な、ずいぶん大盛りのあること無い事のオンパレード。
己が関係各所で迷惑起こすから注意するんやろ、だけどやっぱり伝わって無いどころか逆手に取ってこういうことか…
手口が、勝手に脱藩し熟年離婚申し立てた借金母と全く同じで、その点にゾッとした。
あぁ、私って、こういうカルマなのか…
心の内戦も一旦据置きにし、次の手を作戦会議する必要がある。
ひとまず私自身の感情は置いといて、現実で出来ることを手配した。
爺の携帯電話は没収、事態鎮静後に解約することに決めた。
これまでの色んな経緯ですっかり誤解され、私を不審扱いのケアマネさんだけど、デイ関係者に迷惑かけている件だから、恥を忍んで報告する。
こんな事態は滅多に無い様子で、該当者を特定し、詳細を聴き取り調査するとのこと。
主人に話すといつものようにワクワクしてる、平和的人生が私と結婚して激辛の刺激投入され、困ったねと毎度言いながら結局ひとごとだから楽しんでる。
まぁそれくらいのスタンスの人が居た方が、クレイジーサツ意保持者とのバランスは良いのか…
・・・つづく。
