社内ニート解説。雪の中で土下座するってどんな気持ち?~カノッサの屈辱~
どうも。万年係長です。
暑い日が続きますので、
今日は冬のお話をしましょう。
以前、キリスト教に関する記事を書きました。
古代ローマ帝国の時代に生まれたキリスト教ですが、
迫害の歴史から始まって、
やがて中世ヨーロッパの中心になっていきます。
やがて、二つの対立構造が生まれてきます。
「皇帝」と「 教皇」
です。
今日は、
皇帝と教皇のパワーバランスが
如実となった衝撃の
皇帝、雪中土下座事件🙇❄️
「カノッサの屈辱」
皇帝ハインリヒ4世と
教皇グレゴリウス7世のバトルを
社内ニートと一緒に見てみましょう。
どっちがえらい?
5年2組の教室。
田中君は、松下君に言う。
「飼育係の役職を1,000円で売ったるわ」
「マジで!?やった!ウサギに餌やれる🐰🥕」
聖なる職位と言われた「飼育係」という称号を、
金銭によって売買する。
「聖職売買」が横行していました。
学級委員のグレゴリウス7世は
この状況に焦っていました。
「誰も俺の言うこと聞かへんやん・・・💦」
それもそのはず。
この教室は番長ハインリヒ4世が
仕切っていたのです。
ある日、
ハインリヒ4世は、安西君に言う。
「お前、飼育係やってもええで!!」
ウサギが大好きな安西君は大喜び。
「ありがとう!!やっぱハインリヒ4世って、
優しくて力持ち、イケメンの中のイケメンだよな!」
この様子を見ていた学級委員の
グレゴリウス7世は思いました。
「えっと、飼育係決めるの
僕の仕事なんですけど(CVひろゆき)」
そこで、グレゴリウス7世は
学級日誌にこう書きました。
「ハインリヒ4世、調子乗りすぎ。わきまえろバーカ。」
翌日、日直だったハインリヒ4世はこれを見て激怒。
教室の教壇に立って言いました。
「グレゴリウス7世ってさ、学級委員の器じゃ無くね?
クビでいいと思う人??✋」
とりまきたちは大賛成。
グレゴリウス7世を学級委員の座から
引きずり降ろそうとします。
教室は
「(学級委員)やめろ!!やめろ!!」
の大合唱。
しかし・・・
グレゴリウス7世には切り札があったのです。
ドラクエ5はもう貸さない
5年2組では、
スーパーファミコン用ソフト
「ドラゴンクエスト V~天空の花嫁~」がブームです。
ハインリヒ4世も例外ではなく、
ドラクエ5をプレイし、
情報共有しあったりして
交友関係を築いていました。
実はこの「ドラクエ5」・・・
グレゴリウス7世からの借り物だったのです。
「おめぇにはもう、ドラクエ貸さない!
はよ返せ!!」
そう言ってグレゴリウス7世は
ハインリヒ4世から
ドラクエ5を取り上げました(破門)。
それからです。
ハインリヒ4世の人気はどんどん落ちていきました。
コソコソ話が聞こえてきます。
「なぁ、ハインリヒ4世のやつ、
結婚式イベント知らないんだって・・・」
「モンスター仲間にできるところまで
進んでないらしいよ」
「え、じゃああいつ、天空城も知らないの?
だっせぇ・・・笑」
誰もハインリヒ4世の言うことを聞いてくれません。
そんな時、教室の隅でこんな会話が聞こえてきました。
グレゴリウス7世の声です。
「なぁ、今日マティルデちゃんちで、
マリオパーティーしようぜ!!」
マティルデちゃんは、
トスカーナという町のお金持ちの女の子です。
「おれも混ぜてよ!」と
クリュニー修道院という塾の塾長ユーグが言いました。
マティルデちゃんは、
ランドセルに教科書を詰めながら、
「いいよ~。お菓子食べながらやろう🤗
ユーグくん、コントローラ持ってきてね!」
と微笑みました。
このやり取りを聞いて、
ハインリヒ4世はある決断をしました。
雪中土下座!!!
雪降る1月の日です。
グレゴリウス7世
マティルデちゃん
ユーグくん
3人は、マティルデちゃんのお家、
カノッサ城で、
最新のゲーム機
「ニンテンドー64 マリオパーティー」を
楽しんでいました。
ピンポーン・・・ピンポーン。
インターホンが鳴ります。
マティルデちゃんは受話器を取って、答えます。
「は~い。マティルデですけど、どなたですか?」
受話器の向こうから、歯をガチガチさせて
男の子の声がします。
「ハインリヒ4世だけど・・・グレゴリウス7世いる?」
マティルデちゃんは居間に戻り、
グレゴリウス7世に声をかけます。
グレゴリウス7世は、
「がっぽり横取りコイン」のミニゲームで
コインを根こそぎ奪われて若干不機嫌です。
「ねぇ、グレゴリウス7世くん!
ハインリヒ4世くんが来たみたいだけど」
グレゴリウス7世くんはポテチを食べながら、
軽く舌打ちをして聞きます。
「なんだって??」
マティルデちゃんは答えます。
「うーん、要件は言ってなかった。」
「聞いてみて。」
マティルデちゃんはそう言われて、
内心、(自分で聞いたらいいのになぁ)と思いながら、
再びインターホンでハインリヒ4世に話しかけます。
「何の用? だって。」
ハインリヒ4世は相変わらず歯をガチガチ
させながら、消え入りそうな声で言います。
「・・・ドラクエ5、貸してください。」
マティルデちゃんは、少し呆れて、
(男の子ってバカだな)と思いながら、
グレゴリウス7世に伝えます。
グレゴリウス7世は、
ハインリヒ4世の頼みを聞いて、
手を叩いて大爆笑しました。
マティルデちゃんに手招きして、
耳打ちしました。
マティルデちゃんは、
また呆れた表情をして、
インターホンの受話器に向かいます。
「ハインリヒ4世くん、聞こえる?」
マティルデちゃんは、
ゆっくりと、グレゴリウス7世が言ったことを、
今にも消え入りそうな声で
「・・・ドラクエ5・・・」と呟く
ハインリヒ4世に伝えます。
「あのね・・・
外で、パンツ一丁で土下座したら許してやる。
だって。」
ーつづくー
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