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【小説・ヴィーナス症候群】[890]丸刈りーだ

午後3時半、浪速大学研究倫理審査委員会事務局。

事務局長・葛城公一がコーヒーを啜りながら、スマホをいじっていた。
突然、ため息とともに口を開く。
「なぁ薮内さん。最近、農獣医の増田先生と一緒にAV女優来たやろ」(本編878

薮内蘭は書類整理の手を止めて顔を上げた。
「ああ、おったですね。馬とセックスしてケンタウロス産みたい言うて、訳分からんこと言うてはりましたね」

葛城がニヤッとしながらスマホの画面を蘭に見せた。
「ほら、これや。このアカウントや。山咲北千里やって」

蘭が画面を覗き込んで眉をひそめる。
「や、山咲北千里!?……微妙なネーミングやな。北千里って」

葛城が次の投稿をスクロールすると、そこには派手なサムネイル付きの新作予告が並んでいた。
「今度は断髪プレイやるらしいねん。タイトルは『イタリア男と断髪プレイで丸刈りーだ』」

蘭は一瞬固まり、目を点にした。
「……な、何やそら」

葛城がさらに読み上げる。

イタリアマッチョのデカチン野郎が北千里の頭をガチ丸刈りにして頭皮ベロベロ舐め回す!!
ツルツル光るハゲ頭にチンポ擦りつけて精液ぶっかけまくり!!
頭皮まみれの精子まんこがイキ狂うわ!!!

「ああ… 聞きたない… ハラスメントや」


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