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【小説・ヴィーナス症候群】(128)出張先は青ヶ島

第1章 いつものこと

舘合翠は生まれつき両腕のない、いわゆる「ヴィーナス児」で、障害者採用で一流広告代理店「鎮貪舎」に入社し、庶務課に配属されている。

朝、出勤すると、西松係長の席は空いていた。

(西松の野郎、まーたどっかほっつき歩いてんのか……)

翠は気にも留めず、その義手でオフィスの給湯ポットの水を確認し、備品の発注票を整理し、ラベルシールのロールをカッターで切り出していた。

係長の放浪癖は“いつものこと”だった。問題は、戻ってくるときに何を着ているか、もしくは着ていないか、の方だった。

午前十時すぎ、総務課からの内線が鳴る。

「舘合さん、応接のほうにお願いできます? 急なんですけど、国際部の来客で……“係長にお世話になった”って仰ってて」

聞けば、ニューヨーク支店時代に西松と組んだことのある顧客だという。
庶務課の課長も呼ばれていると聞いて、翠も少し緊張した。



応接室に通されたのは、想像よりもずっと華やかな来客だった。
白髪をきっちりまとめたスカーフ姿の老婦人──シャーロット・D・フリント。
世界的ラグジュアリーブランド「STEELE & MAGNUS」の上級顧問であり、現在も鎮貪舎の国際案件に関わっている、れっきとしたVIPだった。

副社長、総務部長、国際部長、庶務課長、そして舘合翠。
珍しく重たい布陣での対応になったのは、彼女が名指しでこう言ったからだった。

「I came to see Nishimatsu. To say thank you. That’s all. He saved us, once. I never forgot.」

英語の全体は聞き取れなかったが、「ニシマツ」「セーブ」「サンキュー」「ネバー・フォーガット」だけで、翠には十分だった。
あの西松係長のことを、本気で大事に思ってくれている。
それが、ひしひしと伝わってきた。

副社長が、当たり障りのない笑顔で応じる。

「He’s… currently on leave. Some short-term personal matters.」

総務部長が日本語で補足する。「いま、所用で外出中でして」

シャーロットは、納得していない目で言った。

「But he’s still working here, yes?」

その沈黙を破ったのは、庶務課長だった。

「はい、在籍はしております。現在は庶務課に……異動しております」

その瞬間、シャーロットの眉がほんの少し動いた。

「General affairs? Back-office work? Someone like Nishimatsu? I don’t understand. That’s work anyone can do, isn’t it?」

翠には、“バックオフィス”と“エニワン・キャン・ドゥ”がはっきり聞こえた。
(まあ……そう思われても仕方ないよな)
庶務課の仕事は、誰でもできる。
コピー、ラベル、ケータリング、伝票。そう見えるのは当然だ。

でも、今の西松係長は、それすら満足にできない。
それを、この部屋でちゃんと知っているのは、自分と課長だけだった。

誰かが笑ってごまかそうとしたとき、翠はゆっくりと言った。

「……係長は、今は……静かに庶務課で働いてます。紙を数えたり、プリンター直したり。……たぶん、元気なんじゃないかと思います。……たぶん、ですけど」

シャーロットは、しばらく黙ってから、穏やかに言った。

「Maybe he chose that. His own way to survive.」



応接を終えて戻る途中、庶務課長がポツリと呟いた。

「……あの人の“選択”じゃないけどな、ほんとは」

翠は答えず、その義手で給湯室のスイッチを入れ直した。
誰でもできる仕事は、誰にも言えない事情でできている。

その直後。
総務課を経由せず、一本の外線が庶務課に直接かかってきた。

「こちら、警視庁八丈島警察署の白塚と申します。
本日、青ヶ島村内におきまして、身元が確認できない男性を一時的に保護しております。
ご本人の所持品や発言などから、“鎮貪舎”という会社の社員である可能性があり、
“西松 靖典(にしまつ やすのり)”というお名前で間違いないか、念のためご確認させていただきたく、お電話しております。
御社に在籍の方でお間違いないようでしたら、今後の対応についてご相談させていただきます」

翠は一拍置いて、こう答えた。

「……ええ、たぶん。うちの係長です。というか、島?」

そして、静かにファイル棚を開けた。
“西松係長 行方不明時対応マニュアル【改訂4版】”と書かれたクリアファイルを、何の迷いもなく取り出した。

第2章 回収は出張扱いで

「今、聞いた通り──西松さん、青ヶ島で見つかったらしい」

課長は朝の庶務課にコーヒーを置きながら言った。
舘合翠は端末の画面から目を離し、手を止める。

「で、連れ戻してきて。社命。出張扱い。旅程の申請と仮払いは自分で。
帰ってきたら報告書、様式第3のBで。件名は“精神的不調社員の回収対応”でいいから」

「了解です」

返事をして、PCに戻る。
社員の回収が、今日のメインタスクになる。
東京・港区の庶務課としては、少し遠いけど、まあよくあることだった。



出張申請フォームを開く。

出張目的:「社員の回収(青ヶ島)」
出張先:「東京都青ヶ島村」
経路:「竹芝桟橋→橘丸→八丈島→あおがしま丸→青ヶ島」
期間:出発日未定・帰着日未定
備考:「フェリー欠航時は宿泊対応。本人同行による都内帰還までが業務範囲」

ついでに仮払い精算も申請。金額は控えめ、現地調達主義。
係長が飲む可能性のある発泡酒も経費に含まれるかは、課長の裁量次第。



夜、竹芝桟橋。

橘丸の甲板に出ると、レインコートのフードを押さえる手が風に煽られる。
リュックの中身をもう一度確認する。

・係長用薬剤一式
・“火山帯対応靴下”
・プリントアウトした“青ヶ島宿泊施設一覧”(全て手書きのPDF)
・発泡酒(缶、4本)
・ポルノ雑誌

橘丸は静かに出航し、東京の灯が遠ざかっていく。

(青ヶ島って、結局どこなんだろう)
翠はスマホの電波を確認する。
Google Mapには、島の輪郭が小さく浮かんでいる。八丈島の、さらに南。

(……160人? そんなの、学校より少ないじゃん。なのに“村”? 成り立つの?)

船の振動を感じながら、リュックに頭を預ける。
回収されるべきなのは、係長か、自分か。
そんな問いも、今は静かに海の音に吸い込まれていった。

第3章 回収業務

橘丸が八丈島・底土港に接岸するのは、朝の八時すぎ。
東京・竹芝からおよそ十時間、黄いろい船体を揺らしながら、船は長い航路を終えた。

翠は桟橋の先端に立ち、荷物を背負いながら、隣に目をやる。
そこには、橘丸と比べてまるで小舟のような――白に青い線の入ったあおがしま丸が、黙って浮かんでいた。

(……え、これ? 本当に?)

全長30メートル足らずの貨客船。
漁船に毛が生えたような、頼りなさすら感じる船体。
港の係員がそばにやってきて、にこやかに言った。

「今日は出ますよー。珍しく凪いでるんで」

翠は戸惑いながら聞き返す。

「……凪いでてこれ、ですか?」

「ええ。むしろ、いい日です。五割の確率を引いたって思ってください」

翠は無言でうなずいた。

(つまり……この先は、“五割でしか存在しない島”ってことだ)



海は、思ったよりは穏やかだった。
でも、波の底から何かが持ち上がってくるような、不穏なリズムはあった。

およそ三時間後。
青ヶ島・三宝港に着岸。

船は静かに揺れながら、濃い緑に囲まれた崖の下へと身体をすべりこませた。

待っていたのは、夏服の警察官だった。
「青ヶ島駐在所」の腕章をつけ、キャップを深くかぶっている。
日焼けしていたが、口調はごく普通の標準語だった。

「おつかれさまです。舘合さんですね? この人……“西松さん”って会社の方ですか?」

翠はうなずいた。

「ええ、そうです。……“弊社のアレ”です」

「よりによって、なんで青ヶ島なんか来たんですかね?」

翠は長く息を吐いてから答えた。

「それが分かってたら、こっちだって苦労しませんよ。
お手数をおかけしました。本当に、すみません」

警官は少し笑って、首をかしげた。

「この島、宿がないと泊まれないって分かってる人しか来ないんですよ。
“旅人を受け入れる設計になってない”島なんで。次、来ることがあれば……宿は予約してって伝えといてください」

「ええ……伝えます。まあ、覚えてないと思いますけど」

島で唯一の集落にも近い「神子の浦」と呼ばれる展望台にいた西松係長は、上着も着ずに風を浴びながら、海の向こうを指差していた。
風に向かって話し続けるその声は、ひとつも意味を結んでいなかった。

「……風って、紙じゃない? 広がるし、曲がるし、読めないし。そうだ、紙は風の死骸……ってどう?」

翠は無言で歩き寄り、係長の上着の襟を掴み、手早くリュックを背負わせた。
フードを被せ、袖口を整える。

「降りますよ」

「でも今、潮位がバズってて──」

「聞こえてません。はい、足元見て」

係長は従順だった。
言葉は飛んでいても、歩くことはできた。



民宿に着くと、翠はフロントで鍵を受け取り、食事時間を確認し、部屋に直行した。
チェックインは会社名で。宿の人には余計な説明はしない。

部屋に入ると、まずは薬。
ペットボトルの水と一緒に、指示通りの一包を取り出す。

「はい、服薬です。この時間の分。噛まないで」

「薬ってさ、広告と似てるよね。身体に残るメッセージ……」

「こぼさないで飲んでください」

風呂も先に係長を入れる。
脱衣所の外で待機しながら、社用スマホで報告メモを打つ。

・回収完了(一次対応)
・薬投与済
・入浴監視中
・発言内容は一切記録不要

布団は自分で敷く。
係長の分も含めて。

係長が勝手に襖を開けそうになったので、内鍵を確認する。
窓の鍵も確認済み。冷蔵庫のコンセントは抜いておく。



夜、部屋の明かりを消す直前。
係長は布団の中でまた何かを言っていた。

「……“来てくれて、ありがとう”ってコピー、誰も使わないけど……いいよね……」

翠は、隣の布団で横になったまま、天井を見ながら呟いた。

「……どういたしまして」

そして、報告書の末尾に一行だけ加える。

“翌朝の船が出た場合、即時退島を試みる。本人の意思確認は不要。”

明日、海が荒れていなければ任務は終わる。
荒れていたら、もう一泊。
係長と。

第4話 回収業務 延長戦

朝六時、青ヶ島。
静まり返った宿に、防災無線の女声が響いた。

《本日の八丈島行き、あおがしま丸は、うねりのため欠航となります──》

舘合翠は目を開ける。隣の布団には西松係長。まだ寝息を立てていた。

(出ない。はい、延泊)

Slackに一行打ち込む。

「本日:欠航。引き続き滞在」

すぐに課長から「OK」スタンプが返ってきた。
やることは決まっている。次の業務へ移る。

翠は荷物の奥から、透明なビニール袋を取り出す。中には一冊のエロ本──

『人妻絶頂ファイルVol.43 無修正ベストセレクション』

備品じゃないが、“用途”は明確だった。
翠は表紙の角を整えて、係長の枕元に置く。

「おはようございます。今日は船、出ませんって。だから……はい、ご本ですよー。読んで、大人しく過ごしましょうねー」

係長が目をしばたたきながら表紙を見て、呟く。

「……“絶頂”って言葉、情緒があるけど……広告としては……」

翠は水とティッシュを並べながら、穏やかに言い切った。

「はいはい。いいからシコって寝て!
出発は明日です。今日は静かにひとりのお時間にしましょうねー」

「……はーい……」

係長は本を開き始めた。
その様子を確認して、翠は部屋を出る。



玄関を出ると、宿のおばさんが掃き掃除をしていた。

「あら、今日、船出ないから延泊になっちゃうねー」

「いいですよ。お金なら会社から出ますんで」

「そっかい……じゃ、せっかくだからさ、ひんぎゃでも行ってきたら? 軽、貸すよ」

「ありがとうございます。そうします。“業務外休憩処理中”ってことで」

「それ、観光って言うのよ」

しかし、宿のおばさんは玄関先で軽自動車のキーを手に持ちながら、ふと翠の肩義手に目を留めた。

「……でも、大丈夫? 運転。島の道、狭いからさ……心配で」

翠は無言で財布から運転免許証を取り出し、おばさんに見せる。

「ここ、読んでください。“義手等装着車に限る”って書いてあります」

おばさんは小声で読み上げた。

「……ぎしゅ、とうそうちゃくしゃ……に、かぎる……? これって?」

「眼鏡と同じです。義手つけてれば、運転していいって意味です。
特別な車じゃなくて大丈夫。普通のAT車、運転してます」

「ああ、そうなんだね。へえ、知らなかった……」

おばさんは照れくさそうに笑いながら、キーを差し出した。

「じゃあ、うちの軽でよければ使って。ガソリンは満タン。あんまり飛ばさないでね、あの坂すごいから」

翠はキーを受け取りながら答えた。

空は高く、雲は流れ、風のにおいは硫黄と潮のあいだにあった。

さつまいもと肉まんを島の商店で買い、「ひんぎゃ」に蒸しに行く。

地熱釜で蒸していい時間になったら、その義手で地熱のコックを閉じる
そして地熱の湯気の中、肉まんをかじる。
誰もいない。誰も喋らない。

(朝に無修正のエロ本置いて、今は芋を蒸してる。……どこの庶務だよ)


缶コーヒーを開け、Slackを見て、スマホを伏せた。

庶務課。青ヶ島出張中。
職務は、すべて完遂中だった。

第5話 帰還処理

朝五時五五分。
まだ薄暗い宿に、防災無線の音が響いた。

《本日の八丈島行き、あおがしま丸は、予定通り出航いたします──》

舘合翠は、掛け布団を静かにめくり、即座にスマホを開く。

Slackに一行。

「本日:出航。帰還準備に入ります」

課長からのスタンプは“了解”の手だけ。
それで業務は動く。

翠は、リュックの中から『西松係長回収対応マニュアル【改訂5版】』を取り出す。
「帰還時チェックリスト」に目を通す。
• 処方薬の残量確認(OK)
• 替えの下着(支給済)
• 軽食・水(準備済)
• 雑誌等による“移動中の静音対応”の検討 → ※備考:無修正が有効だった例あり

翠は荷物の中の『人妻絶頂ファイルVol.43』を一瞥する。

(……持たせるか)

ページが折れ、カバーがヨレていた。
翠は表紙を隠すようにA4のクリアファイルでくるみ、リュックの外ポケットに差し込んだ。



昼、三宝港。
係長はフードを被ったまま、素直に歩いている。

「この海、やっぱり企画されてるよね。自然ってよりは“演出”に近い──」

「足元見てください。転びますよ」

「あっ、見てる。波のピッチ、変わった。これ、CMだよ、きっと──」

「はーい、じゃあ船に乗りますよ。黙って、静かに、乗りましょうねー」



あおがしま丸のデッキ。
出航。
島が遠ざかっていく。
係長は風を浴びながら何かぶつぶつ言っていたが、翠はヘッドホンを耳にかけた。
中身は無音。
ただ“会話しないための道具”だった。



八丈島経由、橘丸に乗り継いで東京へ。
船が東京湾に入った頃には、係長はエロ本を取り出してひたすら読んでいた。

翠はその横で、Slackにこう打ち込んだ。

「帰還完了見込み。本人状態:静穏。備考:再出荷までの安定観察必要」



竹芝桟橋に降りたとき、翠はようやく一度だけ、心の中でつぶやいた。

(……ただいま、“東京”)

だが声には出さなかった。
仕事中に、感情は使わない。

リュックのポケットには、くたびれたクリアファイルが刺さっていた。

それは、今のところ、もっとも効果の高い介護用品だった。

第6話 通常業務に戻ります

竹芝桟橋に、黄色い船体が静かに滑り込んできた。
東京湾の夕暮れを背に、橘丸がゆっくり接岸する。

舘合翠は黙って立ち上がり、デッキに出た。
西松係長はフェンス越しに海を眺めていた。

「……帰ってきたね。光がさ、東京は多いのに、意味がない──」

「はいはい。じゃあ、ICカード、出してますか? 切符買いますか?」

「うん……今はまだ、現金がいい。機械が悲しむから──」

「了解です。じゃあ、私が払っときますね。あとで経費精算しときますから」



夜八時すぎ。
23区内、自宅のワンルームに戻った翠は、バッグを下ろし、玄関で一息ついた。

まずやることは決まっている。
脱衣所に入り、両肩の金属義手を外す。
カチリ、カチリ──ソケットが外れるたびに、身体が軽くなる。

バスタオルで肩のラインを拭き、そのまま風呂場へ。

熱めの湯に沈みながら、しばらく黙って天井を見ていた。

(……また、“東京”か。言うて青ヶ島だって東京なんだけどさ)

湯の音だけが、返事だった。



風呂上がり。
鏡の前でタオルを巻きながら、翠は肩を拭き、義手を順に装着する。

左、右。
カチ、カチ……静かな音が“再起動”を告げる。

生活の続き。
業務の再開。

冷蔵庫からポカリスエットを出して一気に飲み干し、スマホを見る。
Slackは、ただ既読がついているだけだった。
課長からの返信はなかったが、それで充分だった。



翌朝、鎮貪舎・庶務課。

9時ちょうど。
フロアに入ると、空気は普段どおり。
誰も「おかえり」とは言わない。

それでも翠は、いつもの席に座り、淡々と報告書を開いた。

件名:社員回収出張報告書(青ヶ島案件)

・対象者:西松靖典(係長)
・期間:◯月◯日〜◯月◯日
・状態:空間認識低下・発語混濁/生活機能は一部維持
・処置:服薬管理・室内保護・視覚刺激(無修正誌)
・成果:回収完了・帰還済・職場復帰済
・備考:次回対応に備え、使用誌を資料保存

クリアファイルに入れた**『人妻絶頂ファイルVol.43 無修正ベストセレクション』**の表紙だけをシュレッダーにかけた。
中身は情報資産として庶務課書庫へ格納する。



午前十時、課長がコピー室から戻ってきた。

「無事戻ってきた?」

「はい。報告書、アップ済です。あと、マニュアル改訂案も回します」

「おつかれ。で、向こうはどうだった?」

翠は数秒だけ考え、答える。

「……芋が、けっこう、おいしかったです」

課長はふっと笑い、それ以上何も聞かなかった。



Slackに最後のひとことを投稿する。

「青ヶ島案件:収束報告(要マニュアル更新)」

それに“既読”がつき、スタンプが一つ。
以上で、すべての処理は完了となる。

“庶務課”の朝は、いつも通り。
そしてきっと、次の回収案件も、また誰にも知られず始まる。

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