見出し画像

実家がモノだらけで「転倒」が怖い…なぜ親は片付けに激怒するのか?16年目の作業療法士が教える「動かさない」安全な暮らしの工夫


「実家に帰るたび、床に新聞や段ボールが散らばっていて、足の踏み場がない…」


そんな光景に、胸がざわついたことはありませんか。


こんにちは、作業療法士のマキです。


(※本記事はアフィリエイト広告を利用しています)当ブログでは、16年の経験を活かして「本当にご家族や患者さんに役立つ」と感じたものだけを、作業療法士の視点で厳選してご紹介しています。今後も有益な情報を「無料」で発信し続けていきたいと考えています。もし今回の記事が参考になったり、気に入っていただけましたら、記事内のリンクを経由してお買い物をサポートしていただけると、今後の活動の大きな励みになります!

「転んで骨折したら大変」

と心配して
「一緒に片付けよう」
と言ったのに、「勝手に触るな!」と激怒された。


そんな経験がある方も、多いのではないでしょうか。


実は、親が
「モノを片付けられない」のにも、
「片付けようとすると怒る」のにも、

年齢に伴うちゃんとした仕組みがあります。


訪問リハビリで16年、たくさんのご家庭にお邪魔してきた立場から、その仕組みと、喧嘩せずに転倒を防ぐ方法をお伝えします。


──────


【なぜ親は片付けに激怒するのか】


理由は3つあります。


①段取りする力の低下


部屋を片付ける作業は、実は脳にとってとても高度な処理です。


モノを認識し、要る要らないを分け、捨てる順番を組み立てる。


この「実行機能(じっこうきのう)」、
つまり計画を立てて順序よく行動する力が加齢とともに低下すると、この複雑な処理についていけなくなります。


親自身も

「どうしていいか分からない」


状態になっているんです。


②自尊心を守るための反応


長年手元に置いてきたモノは、親世代にとって「自分の人生の歩み」そのもの。


それを「汚いから捨てよう」と言われると、脳は「自分の生き方を否定された」と受け止めてしまいます。


激怒は、自分を守るための防衛反応なんです。


③すり足と、足裏の感覚の低下


太ももを持ち上げる筋力が衰えると、歩くときに足先が上がりにくくなり、無意識に「すり足」になります。


さらに、足の裏から脳へ伝わる「地面を感じ取る感覚」も鈍くなります。


その結果、健康な人なら気にも留めない、新聞の端やチラシ一枚の段差に足先が引っかかり、大きく転んでしまうんです。


──────


【親と喧嘩せずに今日からできる3つのこと】


親の自尊心を傷つけず、無理にモノを捨てさせずに安全を守る方法です。


アクション1

部屋全体ではなく「幅50cmの通り道」だけ確保する


玄関からリビング、ベッドからトイレなど、親が日常的に歩くラインだけに注目してください。


幅50〜80cmほどの通り道さえ確保できれば、他の場所にモノがあっても転倒のリスクはぐっと減ります。


アクション2

声かけを「捨てる」から「安全のための仮置き」に変える


「片付けよう」「捨てよう」は禁句です。


NGな例:「危ないからこの段ボール捨てようね」


OKな例:「夜中にトイレへ行くとき踏み外すと危ないから、この段ボールだけ端に寄せておくね」


「あなたの安全を守りたい」を主語にすることがポイントです。


アクション3

自宅でできる足裏の体操


1.椅子に深く腰掛けます

2.足の裏でテニスボールやラップの芯を30秒ほどゴロゴロ転がします


これだけで足の裏から脳への感覚が高まり、地面を正しく認識しやすくなります。

──────


【夜間のトイレ移動、実は一番危ない】


暗がりでは、ただでさえ低下している足裏の感覚に加えて、周りを見渡す力も落ちます。


モノの影で距離感が狂い、床のモノに気づけずつまずいてしまう。


この「夜の見えにくさ」を一瞬でカバーしてくれるのが、超薄型・USB充電式のマグネット人感センサーバーライトです。

Amazonから購入は👆🏻


現場で色んなライトを見てきましたが、コード式や置き型ライトには「かえって危なくなる落とし穴」がありました。


このタイプには、暮らしにフィットする良さがあります。


・厚さ約1cmの超薄型で、服の裾や体が引っかからない

・マグネットと粘着テープで固定、工事もネジ留めも不要

・充電式でコードが要らないので、足元の配線につまずく心配がない

・マグネットで外せば非常用の懐中電灯としても使える


現場目線で正直にお伝えすると、人感センサーの感度は設置場所によって差が出ることがあり、廊下の角度によっては反応がわずかに遅れる場合もあります。


このあたりは、設置してから微調整する前提で選ぶといいと思います。


暗い部屋でスイッチを探して手を伸ばすと、体のバランスが崩れて転倒リスクが上がります。


センサーライトなら、ベッドから足を下ろした瞬間に足元へ光が届くので、脳が瞬時に床の様子を把握でき、すり足での引っかかりを防げます。


まずは商品ページのレビューを覗いて、他の方がどんな場面で使っているか確認してみてください。


気になった方は、家族のグループLINEにでも共有してキープしておくと、次に実家に帰るときの持ち物リストに入れやすいと思います。

楽天から購入はコチラ👆🏻
──────


【まとめ】


実家を工事する必要も、親のモノを何ひとつ捨てさせる必要もありません。


親のプライドを守ったまま、足元の安全だけを底上げできます。


「片付けなさい!」と怒鳴る必要がなくなり、実家に帰ったときの重い空気もなくなります。


何より、「夜中に親が倒れたら」という遠方からの不安が減って、あなた自身がぐっすり眠れるようになるはずです。


小さな一歩から、今日試してみませんか。

──────


広島で訪問リハビリをしながら、妻と娘2人、そしてメス猫2匹と暮らしています。家の中で男は私だけという、完全アウェーな毎日です(笑)。猫と暮らす現役の作業療法士という視点で、シニア世代のご両親や祖父母へのプレゼントに最適な「使いやすくて喜ばれる」便利グッズや、猫飼いならではのおすすめキャット用品・癒やしグッズを楽天ROOMで紹介しています。


例えば、こちらの『靴ベラ Vela(ベラ)』。


靴を履く動作って、実は高齢者にとって結構危ない瞬間なんです。
これは靴のかかとを挟み込んで自立するタイプなので、手で支えなくても履けます。
現場でもよくおすすめしている一品で、プレゼントにもちょうどいいと思います。購入しなくても、便利グッズとして覚えておいて損はないと思うので、ぜひ覗いてみてください👇

🛒 楽天ROOM →


専門知識をできるだけわかりやすく、現場のリアルな温度感でお届けしています。

いいなと思ったら応援しよう!