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人生タナボタの師匠はまさかの、この人

4年目にして初めて自己紹介noteを書いた。

『自分の人生はタナボタである』と再定義したことで、色んな思い込みがガラガラポン。そうなると過去の捉え方が180度変わり、「今までの見方は何だったんだろう」と感じることが多い。

私にとって、その最たる例が父に対する印象。ということで、今日はナイスキャラの父エピソードをどうぞ。



両親は大好きで敬愛する対象だが、長年その感情はほぼ母に向けられていた。朝から晩まで働き、地域交流やボランティアをし、祖父母の食事や父や子どものお弁当を何十年も作り続け、加えて畑仕事に自分の好きなこともこなす母。「何馬力の人間なんだろう」と尊敬している。

そんな母を見て育ったため、母のようになることが当然という価値観になった。一方、父に対しては見下しの気持ち。「何もしないのに、母のおかげで生きている」と。



父の印象 - かつての認識

父の印象は一言で「ぐーたらでボケーっとしている人」だった。小学生の頃、学校から帰ると、父はいつも寝転がってアニメを見ていた。母が急いで夕食を作る間も、ずっとテレビを見ている。「え?」と思ったものだ。

「役に立たない人間」と父に烙印を押したのは8歳。ひどい台風の日、祖母と母と小さな弟たちと必死にその時間を過ごしたが、父はバドミントンの試合に出かけていた。誰もが「試合は絶対にない」と言ったのに出かけ、案の定中止だった。
ちゃんと記事にしている(笑)↓↓


その印象はずっと変わることなく大人になる。30歳頃、家族にとっての一大事件を機に父を見直したものの、何十年も「役に立たない」という烙印を押し続けてきたため、一度の出来事で完全に印象が変わることはなかった。


父との対話 - 新たな発見

ここ数年で私自身の価値観が変わり、「父とゆっくり話したことがない」ということに気づく。父の話を聞くということを始めたのは2年ほど前からだろうか。様々な話をする中で最も衝撃的だったのは、母と結婚した理由。

実は、なかなかの戦略家だったのだ。


父は兄弟の中で末っ子で、専門性のある仕事に就いたパワフルな姉たちに囲まれて育った。自分が家を継がなければならないと分かっていた父は、結婚相手を考える際に二つの戦略を持っていたという。

一つ目は、専門性は持たないが長く働いてくれそうな女性と結婚したいということ。父自身はすでに働くことが好きではなかったので、共働きが理想だった。しかし、姉たちのように専門性が強すぎると「強くなりすぎる」と考え、ピンポイントで狙っていた。

母はまさに公務員のような事務職。


二つ目は、相手の母親を見ていたこと。女性自身よりも、その母親がどんな人かが重要だと考えていた。母の母、つまり私の祖母は、どっしりとして軸がしっかりあり、表面的なことに左右されない人だった。父はそんな祖母に惹かれたという。


見る目ありすぎじゃん!!!と思った。


父と母はスピード結婚だった。おそらく父は「この人を逃したらヤバい」と直感で思ったのだろう。父の人生は、母という相手を得た瞬間に100点満点、人生バラ色をゲットしたのだと言える。ホームランもいいところ。



父の仕事哲学

高校卒業後すぐに公務員になった。普通なら定年まで勤め上げれば退職金も期待できたのに、少し前に退職。思う所があったのだろう。家族の大事件後だったし、父らしいねの一言で終焉。

そして70歳になる父は今も働いている。働くことが好きではないのに、だ。自分でやると言った畑仕事から逃げているようにみえるが、仕事をしてるという事実が大切。

現在の仕事は人の紹介で得たもので、面接日を2回も間違えたのに採用。普通なら落ちるだろうに、なぜか受かる(たぶん落ちないんだろう、笑)のが父のすごいところ。


その仕事は「超絶楽」らしい。楽しいではなく『楽』。普通の人なら退屈で嫌がるような仕事だが、父のように仕事が嫌いでぼーっとしているのが得意な人には最高なのだ。母が作ってくれたお弁当やおやつ、飲み物を持って、まるで遠足に行くかのような格好で毎日出勤。


そして、働きながら 10kg近くのダイエットに成功 。60歳を過ぎてゴルフを始め、仕事場で毎日素振りをしていたら痩せたらしい。そのうえ最近は姿勢も良くなったためファッションにも目覚めている 。

もう何がどうなってるのかわからない(笑)。


人生はたなぼた - コスモスコープでの父

『人生はタナボタ』と書いていたが、理想の体現者は父だった。母のようになるべきだと信じてやまなかったが、目指すは父だったのかもしれない。

弟からも「姉ちゃんはお母さんじゃなくてお父さんに似ている」と言われたことがある。当時は「あんなボケっとした人と似ているわけがない」と思ったが、今考えると弟の言葉は正しかったのかもしれない。


人生はたなぼた - これは明らかに父の生き方。もし今の私にとって父から学べるものがあるとすれば、それは「超絶楽な仕事」の見つけ方だろう。


推しのコスモスコープで見ると、父は母とは全然違う成分の持ち主。そりゃそう、似てるはずがない。私から見れば「なんて視野が狭くて短絡的なんだ」と思えることもあるが、それこそらしさ。いわゆる最短の型をメインとサブ両方で持っている父。超短期的に追いたい理想を持ち、イイ気分で生き続けることで理想を手に入れていく。父は笑っていたが、周囲は皆“そうそう”と頷いていたので、自分の型通りに生きてる証拠。

キャラは推測設定(出生時間によって変わるため)
何もしなくても愛されキャラ
うらやま〜✨


父は自分のど真ん中の人生をちゃんと歩んでいる、いわば「自分らしさの天才」であり、自分全開で人生を歩んでいた人 だったのだ。




新たな視点から見る家族の風景

振り返ってみると、父の生き方には独自の知恵と戦略があったことに気づかされる。表面的には「何もしていない」ように見えても、その裏には人生を楽しむための緻密な戦略があった。(そういえば、ゲームもバドミントンもテクニック系豊富だった)


母を選び、無理せず自分のペースを保ち、70代になっても新しいことに挑戦する姿勢。

ついつい社会的な「成功」の物差しで人を測りがちだが、自分らしく生きることこそが本当の成功であると父を見て学ぶ。他人の期待や世間の価値観に縛られず、自分の心地よさを大切にしながら生きることの素晴らしさ。

こうして書いていても、全然他人の意見に耳をかさず、ふわぁっと好きなことをしてる父の姿が目に浮かび、その度に笑えてくる。羨ましすぎる人生に。


家族の形、それぞれの生き方は全く変わっていないのに、見下していた父が師匠になる(笑)

だから意識って面白い。
なんも変わってないのに現実も変わる。

おめでとう私。
おめでとうマイファミリー!



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コスモスコープいろはの『い』


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