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#137.学び続けているのに、現場が変わらない組織に共通する「致命的なズレ」

こんにちは!人材開発コンサルタント・離職防止コーチのMAKOさんです。

忙しいのに成果が出ない管理職へ。1on1・育成・任せ方を“構造”から整え
て、 部下が自走するチームをつくるヒント をお届けいたします。

今回は『学び続けているのに、現場が変わらない組織に共通する致命的なズレ』というテーマでお話をしていこうと思います。



はじめに

研修をやっている。
勉強会も定期的に開催している。
管理職向けのプログラムも導入している。

それなのに、
現場が変わらない。
行動が変わらない。
空気が変わらない。

こうした声を聞くことは、決して珍しくありません。

むしろ最近は、
「学んでいない会社」の方が少ないのではないか、
そう感じるほどです。

それでもなお、
多くの組織で同じ悩みが繰り返されています。

なぜなのでしょうか。


学びが足りないわけではない

最初に、はっきりさせておきたいことがあります。
現場が変わらない組織は、
決して「学びが足りない」わけではありません。

・必要な知識は持っている
・最新の考え方にも触れている
・問題意識もある

それでも変わらない。

このとき、多くの組織はこう考えます。

「まだ学びが足りないのではないか」
「もっと高度な研修が必要なのではないか」

そして、
さらに学びを追加します。

しかし、
ここに一つ大きな落とし穴があります。


現場が変わらない理由は、とてもシンプル

現場が変わらない理由は、
意外なほどシンプルです。

学びと、現場で求められている行動が、ズレている。

これが、
致命的なズレの正体です。

たとえば、
「主体性が大事だ」と学ぶ。
「自分で考える部下を育てよう」と学ぶ。

これは正しい。

しかし現場では、
・スピードを最優先される
・失敗は許されない空気がある
・判断基準が共有されていない

こうした状態のままです。

このとき、
学びは知識としては理解されますが、
行動には落ちません。

なぜなら、
行動するとリスクが高すぎるからです。


組織は、学びよりも「構造」に忠実に動く

人は、
学んだことよりも、
置かれている構造に従って行動します。

どれだけ
「挑戦しよう」
「自分で考えよう」
と学んでも、

・失敗すると評価が下がる
・上司の正解が後出しで出てくる
・結局、決定権は上にある

この構造が変わらなければ、
人は無意識に安全な行動を選びます。

つまり、
学びが悪いのではない。
学びを活かせない構造のままにしている。

これが、
現場が変わらない組織に共通する状態です。


ズレは、少しずつ蓄積していく

このズレは、
一気に問題として表に出ることはありません。

少しずつ、
静かに蓄積していきます。

・研修ではうなずく
・現場では元に戻る
・上司は「分かっているはず」と思う
・部下は「言われた通りにやろう」と思う

こうして、
表面上は平穏なまま、
組織の中に違和感が溜まっていきます。

その結果、
こんな言葉が出てくるようになります。

「学んでも意味がない」
「どうせ変わらない」

ここまで来ると、
学びそのものが疑われ始めます。


ある組織の話

以前、こんな組織がありました。

管理職研修を毎年実施し、
内容も決して悪くありません。

参加者の満足度も高い。

それでも、
現場のマネジメントは変わらない。

詳しく話を聞くと、
一つの共通点がありました。

研修で学んだことが、
現場の判断基準とつながっていなかったのです。

たとえば、
「部下に任せる」と学ぶ。

しかし、
どこまで任せていいのか。
失敗したとき、誰が責任を取るのか。
その線引きが曖昧でした。

結果、
マネジャーは無意識に、
安全な選択を取ります。

学びは理解している。
でも、行動は変えられない。

これは、個人の問題ではありません。


ズレを修正するには、視点を変える必要がある

この致命的なズレを修正するには、
研修内容を変えるだけでは足りません。

必要なのは、
学びを現場でどう使うか、という視点です。

・今の組織構造で、その行動は取れるのか
・誰に、どんな判断が求められているのか
・マネジャー自身は、どんな関わり方が得意なのか

ここを整理しない限り、
学びは現場に定着しません。

そしてもう一つ重要なのは、
マネジャー自身が
自分のマネジメントのクセを理解しているか、
という点です。


学びを活かせるかどうかは「自分を知っているか」で決まる

同じ研修を受けても、
変わる人と変わらない人がいます。

その違いは、
能力ではありません。

自分の強み・弱みを理解したうえで、
学びを取り入れているかどうか。

ここに、大きな差があります。

自分が
・どんな場面で力を発揮しやすいのか
・どんな状況でズレやすいのか

これを知らないまま学ぶと、
学びは抽象論で終わります。

逆に、
自分を理解した状態で学ぶと、
学びは一気に現実とつながります。


最後に|自分のマネジメント力、把握していますか?

ここまで読んでくださったあなたに、最後に一つだけ問いを投げます。

あなたは、自分のマネジメント力の強みと弱みを、
言語化できていますか?

なんとなく、ではなく、
「ここが強い」
「ここは弱い」
と、はっきり言えますか?

さらに言えば、
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