見出し画像

50万円使うと12,000円の差。旅のお金、どこで替える?WISEで両替する方法

ヨーロッパ好きの民に、ちょっといい知らせです。

・ドル円:163円台→一時155.20円
・ユーロ円:187円台→179円台

きっかけは、日米の為替介入。日米そろっての介入は1998年や2011年と並ぶ、かなり異例のことだそう💡

難しい話はさておき、私たち旅する側にとっての意味はひとつ。

ユーロが、安い。(ドルも安い!)

先月、私がヨーロッパを旅していたときは1ユーロ=186円。直近では187円まで上がっていましたので、ほぼ2日でドル円は最大約8円、ユーロ円も約9円下落しています。

ただ、この景色が長く続くとは思っていません。今年の5月にも介入があって、一度はぐっと円高に振れましたが。1か月ちょっとで、するすると元の水準に。

というわけで、来年のヨーロッパ旅の資金を、日本円からユーロに少し替えてみました。

やった方法はWISEカードを使っての両替です。



ズボラ民、作ったまま放置していた

と、知った顔で書いていますが、WISEカード、旅好きの間ではもう何年も前から名前が挙がっていて、私の耳にもさんざん入っていました。

なんといっても手数料が0.5〜0.7%程度と安い。日本のクレカは外貨手数料が3〜4%掛かるのでポイント還元考慮してもWiseの方がお得なんです。

でもね、根がずぼらなんです、私。

普段から海外旅行はいつものカードで決済していたので、「作るの面倒くさそう」でふわっと流してきました。

実際にWISEを作ったきっかけも、旅行じゃなくてフィリピン親子留学。

語学学校の学費の支払いがWISEからの海外送金という指定があって、渋々WISEアカウントを開設。(開設自体は簡単だし、無料ですぐできます。)

ついでに、この時にWISEカードも発行。(アカウント開設すれば誰でも発行可能)

で、留学の支払いが済んだら、また放置。笑

だからこの記事は、こういう人に向けて書いています。

・作ったけど、結局使っていない人
・気になってるけど、面倒くさそうで止まってる人

去年までの私が、まさにそれだったので。笑


ヨーロッパで欠航に遭う

じゃあ何が私を動かしたのか。

それは、2025年の世界一周旅行に遡ります。
ポルトガルのリスボン空港でストライキがあって、私の乗る便が欠航してしまい💧

後からわかりましたが、ヨーロッパでは日常茶飯事なこと。

そして、この時の欠航で、航空会社から補償金を受け取れることを知って(最大で600ユーロほど)航空会社に申請してみたんですね。

で、まんまと600ユーロ受け取るつもりだったのですが、(この話は長くなるので、別の記事に詳しく書いています👇)

問題はその受け取り方だったんです。

航空会社から「返金しますので、口座情報を教えてください」と連絡がきたのですが!

ここで判明したのが、日本の銀行口座を伝えると……手続きが複雑、送金手数料で数千円引かれる、着金まで数週間。

最悪の場合「日本の口座には送金できません」と返ってくることもあるらしく。

あぁ、私の600ユーロが、じわじわ遠のいていく音がしました💧

そこで思い出したんです。

あ、私、WISEの口座持ってたわ、と🥺✨

WISEだと、自分名義のヨーロッパの口座情報(IBAN)を発行できるんです。

つまり航空会社に対して「現地の口座、あります」と言える状態になる。

これだけで、返金対応の景色が変わりました。

留学のためにイヤイヤ作ったWISEが、ここでようやく仕事をしてくれたわけです。人生、無駄なことってないもんですね…笑


そもそもWISEカードって、何なの?

ここで一度、整理しておきます。

WISEとは、海外送金ができるオンラインの国際送金サービス。実際のリアルな為替レートと少ない手数料で、世界140カ国以上へお金を送ることができます。

カードを発行して、クレカ代わりとして使うこともできます。(ただし、クレジットカードではなくデビットカード。)

👉デビットカードは自動で引き落とされるのではなく、あらかじめ自分でお金を入れておいて、その範囲で使う仕組み。

だから使いすぎることもない。

入れておくお金は、日本円でもユーロでもドルでもOK。

そして、事前に為替レートが安いタイミングで、日本円をユーロに替えたり、ドルに替えたりできるんですね。

また、カードブランドはVISAかマスターカードを選べます。👉ヨーロッパも基本はVISAしか使えないことが多いので、旅用にVISAを1枚持っておくのがお勧め。

あと、ヨーロッパは日本のクレカは拒否される国もあるので、そんなときもWiseを持っていたほうが良いです。

そんなわけで今回のヨーロッパ旅は、ほぼ全部WISEカードで決済。あらかじめユーロを入れておいて、それを使い切る形です。

そして、いま次の旅に向けて仕込み直している、というのが今日の話です🙌


実際にWISEで両替してみた

それでは、早速WISEを使って、両替する手順を載せます。慣れると1分もかかりません。

■事前準備(アカウント開設)

事前準備として、アカウント開設をしておきましょう。

①公式サイトやアプリを開き、Wiseホームページの「会員登録」を選ぶ。
②メールアドレスを入力し、個人または法人アカウントを選ぶ。
③居住国をえらび、携帯電話番号のSMS認証を行う。
④パスワードを決める。 

本人確認と情報入力
氏名、生年月日、住所などの個人情報を正確に入力する。
⑥マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類をアップロードする。
⑦初回利用時は、アカウント確認のために少額の資金チャージが必要になる場合がある。
⑧審査完了まで通常1〜2営業日ほど待つ。

手続きの流れを動画で確認したい場合:

アカウントが開設したら、以下の手順で「円→外貨」に交換します。
先に円をチャージしたい場合は、下の方へスクロールしていただければ、「日本円のチャージ方法」も確認できます。

■日本円→ユーロへ両替

① WISEにログインして、円マークをタップ

今回はすでにWISEに入れてあった日本円52,200円を、ユーロに替えます。

② 円のページが開いたら「自動両替」をタップ

③ 矢印の「変更する」をタップ

日本円→ユーロ両替なら、このままでOK。他の通貨に替えたい場合は、「EUR」の横をタップすれば変更できます。

④ いつ資金を動かすかを選ぶ

今回は「今すぐ」を選択。

ちなみにここで「レートを指定する」を選ぶと、WISEが市場を見張っていてくれて、指定したレートに届いた瞬間に自動で両替してくれます。

寝ている間に働いてくれる。ずぼらな人は、これ👌✨

自動両替を使う場合は、希望の為替レートを入力しておきます。

⑤ 両替する金額を入力

今回は今すぐ両替したいので、52,200円と入力します。

すると、確認画面が出ます。
為替レートは180.305、手数料は332円。

⑥ 内容を確認して「両替する」をタップ

⑦ 完了

はい、おしまい。


■もし同じ日に、空港で両替していたらどうなっていた!?

同じ日に、出発前の空港で両替していたらどうなっていたのでしょうか。

2026年8月3日関空の外貨レート

関西空港のこの日のレートは、1ユーロ=186.02円。
私がWISEで両替したレートは、180.305円。

その差、約6円!!!

同じ52,200円を替えた場合、もらえるお金👇

・空港で両替 → 約280.6ユーロ
・WISEで両替 → 約287.6ユーロ(手数料332円を引いた後)

差は、約7ユーロ。
日本円にして、1,200円ちょっと。

5万円ちょっとの両替で、これです。


■じゃあ、旅で50万円使うとしたら?

ここ、私も電卓を二度叩きました。(計算が苦手なのでw)

・空港両替やカード決済(1ユーロ=186円)→ 約2,688ユーロ
・WISEで両替(180.305円・手数料込み)→ 約2,755ユーロ

差額、約67ユーロ。
日本円にして12,000円ほど、多く貰える計算に。

ちなみに、アメックスやVISA、JCBといった日本のクレジットカードで海外決済をすると、為替レートに外貨手数料が3.5%前後乗ってきます。👉結果、実質1ユーロ=186〜187円くらい。

空港の両替所と、だいたい同じ景色にたどり着くわけです。

12,000円。

バルセロナの老舗バルで、小イワシのフライとサラダとソーセージを頼んで、しめて8.5ユーロだったことを思い出すと……🤤

何回食べられるんだろう、と考え込んでしまいます。笑


■日本円をチャージする方法

さて、先ほど円→ユーロに替えたので、日本円の残高は0になりました。

次の仕込みのために、また円を入金していきます。

① ホーム画面に戻って、日本円マークをタップ

② 「チャージする」をタップ

③ 「どこから資金を追加したいですか?」で選ぶ

WISEの中にある資金ではなく、銀行から入金するので「余剰資金用の口座」を選択。

④ 金額を入力

今回は30万円。

入金方法は、銀行振込かデビットカード。デビットカードだと手数料が6,000円かかるので、迷わず銀行振込を選びます。

⑤ 「続行」を押すと、取引の目的を聞かれる

私は「旅費」を選択。

⑥ 表示されたWISEの銀行口座に、自分の口座から振り込む

⑦ 画面の「振り込みました」ボタンを押して、チャージ完了

これだけ。

ちなみに、このまま30万を入れたままで、まだ両替はしていません。理由は、もう少し下がるかもしれないから👉片山財務相は「更なる協調介入を実施することも躊躇しない」と、追加介入の可能性にも触れています。


■物理カードも必ず発行しておく

さて、日本円も入れました。ユーロも用意しました。

残るは、現地で使うだけ。

ここで、ひとつだけ手を打っておいてほしいことがあります。

WISEの物理カードの発行です。

WISEはアプリさえあれば、登録も両替もチャージも、スマホの中で完結します。だから「わざわざ現物のカードって要る?」と思うかもしれません。

でも、旅先で使うとなると話が変わってきます。理由は2つ。

理由① タッチ決済に頼れない場面がある

海外でのカード決済は、まだカード挿入式が主流の国が多い。

昔は現金で払っていたチップ代も、アメリカやヨーロッパのレストランなら伝票のサイン欄にチップ額を書き込んでカードで払えるお店が増えました。

理由② 通信トラブルと、充電切れ

海外で通信が不安定になること。スマホの充電が想定より早く減ること。海外あるあるです。

スマホが落ちれば、スマホ決済も一緒に落ちます。でも、物理カードが1枚ポケットに入っていれば、最低限の支払いは通る。

この「1枚あるだけ」の安心感、思っているより大きいです。

発行手数料は、1回きりの1,200円。年会費はかかりません。手元に届くまで、だいたい1〜2週間くらい。

旅の直前に思い出しても間に合わない可能性があるので、申し込むなら、旅程が決まる前でいいと思います。むしろ、行き先が決まっていない今のうち。

ちなみに海外ATMでの出金は、月2回・合計3万円まで手数料無料。それを超えると1回70円と、超過分に1.75%がかかります。

「使うかどうか分からないし」で先延ばしにすると、たぶん次の旅にも間に合わない。

1,200円。保険料として払っておく価値があると思います☺️


行き先は決まっていない「夢貯金」

おそらく多くの人は、旅の直前にお金を替えます。私も長いことそうでした。

でも、直前ってレートを選べないんですよね。その日の数字を、黙って受け取るしかない。

ユーロが下りてきた日に、先に替えておく。円高に振れた日に、少しずつ寄せておく。

やっていることは、それだけです。

ちなみに来年の行き先、まだ決まっていません。

いま候補に挙がっているのはイタリア。娘がマルゲリータとティラミスをこよなく愛しているので、「じゃあ本場で食べようか」と、二人で地図を眺めている段階👀✨

ナポリにする? シチリアまで足を伸ばす?

決まってもいないのに、ユーロの残高だけ先に増やしておく。完全に、夢貯金です。

でも、この「先に替えておく」って、思っている以上に効果があって。

口座にユーロがあるだけで、旅がちょっと現実に近づくし、行き先が決まっていなくても、心のどこかで準備が始まっている感じなんです。

だからもし、これを読んで「作ってあるけど使ってないな」と思い当たった人がいたら、ずぼらな私にできたので、たぶん大丈夫です🙌

ちなみにWISEは公式サイトから普通に登録しても、特典は特にありません。

ただ、紹介リンク経由で登録すると、送金手数料が無料になるクーポンがもらえます。

同じ手間なら、もらえるものはもらっておきたい。ということで、リンクを置いておきますね👇
WISE公式サイト

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。

もし一行でも「あ、それ私だ」と思ってもらえたら、いいね♡を置いていってもらえると嬉しいです✨

画面の向こうに読んでくれた人がいると実感できるのが、私にとって一番のエネルギー源です。

それでは、また次回のnoteで。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事は noteマネー にピックアップされました

noteマネーのバナー