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【フランス語1年チャレンジ】60日目|語学学習にも感覚キープ、筋力キープ、筋力アップがある

外国語学習について、次のような話を聞いたことがある人は多いかもしれません。

語学力を身につけるには、筋力をつけるのと同じように、日々トレーニングを続ける必要がある。

私も、この考えに同意します。
しかし、その先はどうでしょうか?

一度身につけた語学力は、試験で得た資格やスコアのように、その後もずっと持ち続けられるものだと感じていませんか?

私自身、長いブランクを経験して、語学力は使わなければ落ちてしまうのだと身をもって知りました。

実は、約2年前に英語のリハビリを始めるまでは、もう自分には、英語を思うように使うのは無理なのではないかと思っていました。

訪日外国人や旅行先で出会った人から英語で話しかけられても、自分が理想とするほどには答えられなかったり、どこかぎこちない受け答えになったりすることがよくありました。

そのたびに、あれだけやってきたのに、どうして自分の英語力はこんなにひどいのだろうと落ち込みました。
英語をそれなりにやってきたなんて、恥ずかしくて言いたくありませんでした。

その後、ようやく語学に取り組む余裕ができたため、Duolingoや生成AIなどを活用しながら英語のリハビリを続けました。
また、英語を母語とし、日本語がまったく分からない訪日客と友人になり、機会がある時はできるだけ多く英語で交流するようにもしました。

そして、約1年半で、英語を再びある程度スムーズに使えるようになったと感じたので、英語力の回復を主な目的としたリハビリ期間を終えました。

その後、英語以外の言語にも再び取り組めるようになりました。

しかし、英語で多くの文章を書き、本を読んでいた頃と比べると、やはり今の感覚は違います。

英語を一番頑張っていた時と比較すると、英語でスムーズに読み書きする感覚は、まだ完全には戻っていません。そのため、その部分については、まだトレーニングが足りていないと思っています。

また、語学力が時間の経過とともに変化することは、試験結果の扱いにも表れています。

TOEICスコアの有効期限は2年間とされています。
英検で取得した級と英検CSEスコアは生涯有効ですが、提出先によっては、一定期間内に取得したもののみを有効とする場合があります。

試験の結果が記録として残っていても、それが現在の語学力と同じだとは限らないからでしょう。

私自身の実感から考えても、外部に能力を証明するという点から考えても、語学力は一度高めれば自動的に維持されるものではないのだと思います。

つまり、語学力を身につけるときには、筋力をつけるときと同じように、まず日々の鍛錬を積み重ねる必要があります。

そして、十分な筋力がついた後も、それを保つためには、やはり体を動かし続けなければなりません。
何もしない期間が長くなるほど、語学の筋肉も衰えていきます。

しかも、語学の筋肉は一つではありません。
スピーキングの筋力が衰えることもあれば、リスニング、リーディング、ライティングの筋力が衰えることもあります。

私の場合、すでに書きましたように、リハビリで英語を話す力はだいぶ戻ってきましたが、以前のようにスムーズに読み書きする力は、まだ十分には戻っていません。

環境や好みなど、理由はいろいろだと思いますが、同じ英語力の中でも、衰え方や回復の程度は技能によって異なると思います。

体の筋肉にも、鍛える部位の違いがあります。
一部の筋肉だけを集中的に鍛え、ほかの部位をまったく鍛えなければ、筋力のつき方が偏り、体全体のバランスが悪くなることがあります。

語学も同じです。
語学のトレーニングには、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングという、鍛える部位に当たる技能の違いがあります。

たとえスピーキングだけが必要だと思っていても、ほかの技能をまったく鍛えなければ、語学力全体としてバランスの偏った状態になりかねません。
または、そのせいで、自分の伸ばしたい能力が思うように伸びないということもあるかもしれません。
四つの技能は完全に切り離されたものではなく、互いに関係しているからです。

さらに、同じく体を動かすことでも、日々の散歩と、筋力を維持するためのトレーニングと、今より筋力を高めるためのトレーニングとでは、精神的にも物理的にも負荷が異なります。

語学も同じです。
日常の中で気軽に外国語に触れることは、体を動かす習慣や感覚を忘れないための、日々の散歩のようなものかもしれません。

現在の語学力を落とさないためには、それぞれの技能を意識的に使い、筋力をキープするためのトレーニングを続ける必要があります。

さらに、今より語学力を高めたり、衰えから回復したりしたいのであれば、現在の自分にとって負荷のある内容に取り組み、筋力を増やすためのトレーニングをしなければなりません。

振り返ってみると、ブランク中の私は、英語に触れることがあったとしても、せいぜい英語を使う感覚を忘れないための散歩程度のことや軽い筋トレぐらいしかできていなかったのだと思います。

つまり、それまでに身につけた英語の筋力をキープするために必要な量や負荷のあるトレーニングはできておらず、筋力はどんどん衰えていきました。

英語のリハビリを始めたときには、感覚を思い出す程度の軽いトレーニングから始めましたが、そこから慣れてからは、筋力キープのためのトレーニングに移りました。
しかし、それではまだまだ足りませんでした。
衰えた筋力を取り戻すためには、筋力アップに当たるトレーニングが必要だったのです。

そこで、日々Duolingoや生成AIで会話をしたり、TEDスピーチを完コピしたりしました。
英語話者と英語で話す機会も、積極的に取り入れました。
英語サークルも始め、自分の学習に緊張感を出しました。

Duolingo MaxのAI会話機能で話す感覚を思い出しながら、TEDスピーチでリーディングとリスニングをトレーニングしたりしました。
英語サークルでは、初級〜中級者さんに紹介するための英語の本を読んで解説したり、新聞記事を読むデモンストレーションをしたりしていました。

特にDuolingo MaxのAI会話機能では、相手がAIですので、仕度や家事をしながら、千本ノックのような感じで時間の許す限りリリーと会話していました。
たまに嫌気が差しましたが、Duolingoのポイント制のおかげで自分をごまかせていました。

TEDのスクリプトは、バスや電車の中だけでなく、ウォーキングの時もそらんじていました。

ライティングは、レポートなどを書いたりする機会がもうなく、リーディングは自分の読みたい本を読むまとまった時間があまり取れないという問題があり、ほとんどトレーニングできていません。
今後の課題です。

このように、私にとっての英語のリハビリは、単に以前の感覚を思い出すことだけではなく、現在の自分に強めの負荷をかけ、衰えた筋力を再び鍛えていくトレーニングでした。

そして、語学のトレーニングには、どの部位に当たる技能を鍛えるのかという違いがあり、技能の相互作用を考えた上での語学力全体のバランスも重要です。

そのうえ、その学習が、外国語を使う感覚を保つための日々の散歩なのか、現在の筋力をキープするためのトレーニングなのか、今より筋力を高めるためのトレーニングなのかという、目的の違いもあります。

一口に「語学を勉強している」と言っても、どの技能を鍛えているのか、また、その目的が感覚のキープなのか、筋力のキープなのか、筋力アップなのかを意識することが大切なのだと今回まとめながら改めて思いました。

皆さんが今取り組んでいる語学学習は、感覚のキープ、筋力のキープ、筋力アップのうち、どれに近いですか?


私の語学学習歴は、自己紹介にあります↓

昨日の学習記録

日記

Jeudi 13 (treize) août
/ʒø.di tʁɛz u/

À cause du typhon, j’ai beaucoup échangé avec mes amies aujourd’hui.
/a koz dy ti.fɔ̃ | ʒe bo.ku e.ʃɑ̃.ʒe a.vɛk me.za.mi o.ʒuʁ.dɥi/

D’habitude, je suis débordée par tout ce que j’ai à faire et je trouve rarement le temps de prendre de leurs nouvelles.
/da.bi.tyd | ʒə sɥi de.bɔʁ.de paʁ tu sə kə ʒe a fɛʁ | e ʒə tʁuv ʁaʁ.mɑ̃ lə tɑ̃ də pʁɑ̃dʁ də lœʁ nu.vɛl/

Mais lorsqu’une situation exceptionnelle se produit, je me rends compte à quel point les liens humains sont importants dans ma vie.
/mɛ lɔʁs.kyn si.tɥa.sjɔ̃ ɛk.sɛp.sjɔ.nɛl sə pʁɔ.dɥi | ʒə mə ʁɑ̃ kɔ̃t a kɛl pwɛ̃ le ljɛ̃ y.mɛ̃ sɔ̃.tɛ̃.pɔʁ.tɑ̃ dɑ̃ ma vi/

Je suis heureuse d’avoir des amies qui me sont chères.
/ʒə sɥi ø.ʁøz da.vwaʁ de.za.mi ki mə sɔ̃ ʃɛʁ/

語彙
à cause de /a koz də/ prep. 〜が原因で、〜のために
typhon n.m. 台風
beaucoup adv. たくさん
échanger /e.ʃɑ̃.ʒe/ v. やり取りする
amie /a.mi/ n.f. 女性の友人
aujourd’hui adv. 今日
d’habitude adv. 普段は
débordé /de.bɔʁ.de/ adj. 忙殺された、手いっぱいの
trouver /tʁu.ve/ v. 見つける、確保する
rarement adv. めったに〜ない
temps n.m. 時間
prendre v. 情報を得る、聞く
nouvelle /nu.vɛl/ n.f. 近況、消息(この意味では複数形)
lorsque /lɔʁs.kə/ conj. 〜するとき
situation n.f. 状況
exceptionnel /ɛk.sɛp.sjɔ.nɛl/ adj. 例外的な、異常な
se produire /sə pʁɔ.dɥiʁ/ v. 起こる、生じる
se rendre compte /sə ʁɑ̃dʁ kɔ̃t/ v. 気付く、実感する
à quel point adv. どれほど
lien /ljɛ̃/ n.m. つながり、絆
humain /y.mɛ̃/ adj. 人間の、人間的な
important /ɛ̃.pɔʁ.tɑ̃/ adj. 重要な
vie n.f. 人生、生活
heureux /ø.ʁø/ adj. 幸せな、うれしい
cher /ʃɛʁ/ adj. 大切な、親愛な


文法メモ
à cause de の de と定冠詞 le が縮約され、à cause du typhon となっている。

j’ai échangé は、avoir の現在形と échanger の過去分詞を使った複合過去。

débordée は主語 je が女性単数なので、女性単数形になっている。

tout ce que は、具体的な名詞を置かずに「〜するすべてのこと」を表す。
que は後ろの節の中で faire の直接目的語になっている。

avoir à + 不定詞は、する必要のあることを表す。ここでは j’ai à faire の形で使われている。

lorsqu’une は、lorsque の最後の e が母音の前で省略された形。

se produit は、代名動詞 se produire の現在形三人称単数。

je me rends compte では、代名動詞 se rendre compte が主語 je に合わせて活用している。

humains と importants は、どちらも男性複数名詞 les liens に合わせて男性複数形になっている。

heureuse は主語 je が女性単数なので、女性単数形になっている。

être heureux de + 不定詞の形が使われている。
ここでは de の後ろに avoir が続くため、d’avoir となっている。

qui は des amies を先行詞とし、関係節の主語になっている。

chères は des amies に合わせて女性複数形になっている。me は cher à quelqu’un の à quelqu’un に当たる。

その他

⚫︎紙のノートで日記の品詞分解と構造分解
⚫︎ Duolingoコースレッスン

感想や気付いたこと

あまり変わり映えのしない毎日だけど、日記を通じて自分の考えを言葉にすることは、語学の土台となるアウトプット力を普段から鍛える機会にもなっていると思う。

今日のひとこと

チャレンジ60日目を迎えました。いつも読んでくださっている皆さんに感謝です!☺️


お読みくださり、本当にありがとうございました❗️
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大人の学び直し英語|説明ができる英語力が身に付く If you enjoy my work, your support means the world to me. Every tip helps fuel my creativity and keeps me learning, writing, and creating!