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南極まで行った元水産女子ライターが語る、noteワークショップで見つけた「居場所」とは?

「もしかしたら私の人生経験が、誰かの役に立つのかもしれない。だからnoteを書きたいんです」

フルタイムの正社員として働きながら、食育インストラクター、副業Webライターとしてパワフルに活動する竹原ともさん。そんな彼女は「海を愛し、南極まで行った元・水産女子」というユニークな経歴の持ち主です。

しかし、本業と副業、そして子育てと3足のわらじを履く多忙な毎日の中で、一生懸命noteを書いても読まれた手応えを感じられず、少し疲弊していたといいます。

私の人生経験って誰かの役に立つのかな?

そんな彼女が初心者向けのnoteワークショップに参加し、人生で初めて「自分の人生を棚おろし」をしたとき、心の中に大きな変化が訪れました。

今回は、時間に追われながらも書くことを諦めなかった彼女が、仲間とのつながりの中で「noteを楽しむ喜び」を発見し、自分自身の価値観を見つけ出すまでのストーリーをたどります。


竹原 とも(たけはら とも)
保育園の調理師としてフルタイムで働きながら、食育インストラクター・幼児食マイスターとしての資格を活かして、フード系のWebライターとして活動している3児の母。学生時代は水産系の学校でトロール漁やマグロの延縄漁、イカ釣り、南極海での調査航海など、多彩な海の現場を経験した「元・水産女子」。現在は本業・副業・子育てを両立しながら、noteでも自身の経験や気づきを発信中。
note / X

忙しくても「書く世界」に一歩を踏み出したかった

ーーフルタイムの仕事、食育、ライター業と忙しい中で、なぜnoteを書こうと思ったのですか?

竹原:もともとnoteを読むのが好きでした。でも大好きなクリエイターさんたちがスキもコメントもいっぱいもらっていて「うらやましい」と思う反面「自分とはちょっと世界が違うのかな」という、もどかしさを感じていたんです。

正直、書く時間なんてほとんどありません。でも水産の学校で学んだことや、食の仕事で感じたことなど、人生の中で経験したことを、どこかに残したい、誰かに届けたいと思っていたんです。

ただ「一人じゃ難しい」と感じたので、思い切ってnoteワークショップに参加しました。自分を追い込むのが好きなのかもしれません(笑)。

緊張だらけのワークショップを救ってくれたサポーターの存在に感謝

ーー実際にワークショップに参加してみて、印象に残っていることはありますか?

竹原:一番印象に残っているのは、ワークで「人生の棚おろし」をしたことです。ライターは一度やったほうがいいと聞いていましたが、年表みたいに書くのを想像してしまい、手を出せずにいました。

でもワークショップでの棚おろしは、感情曲線を描くだけだったので、ざっくり自分の人生を振り返れたことが、私にすごく合っていたと思います。

ーーご自身の人生を、客観的に見つめ直す機会になったということでしょうか。

竹原:はい。海での経験や食育を通した経験が、今につながっていると感じました。ただ正直いうと、参加者が18人もいたので発表のとき「私なんかが発言してもいいのかな?」と最初は不安だったんです。

でも主催者の美和さんや、サポートメンバーの方々が、話しやすく温かい雰囲気を作ってくださって。そのせいか、参加されている方にもトゲトゲしい方が誰一人いなくって。本当に居心地がよい空間でした!

「書かなきゃ」から「書きたい」へ。仲間がくれた書く意欲

ーー2日間のワークショップでは、3本のnoteを書くギフト(課題)がありました。本業や副業もある中、大変だったのでは?

竹原:もちろん忙しい期間ではあったんですけど「3本は絶対に書く」と決めていたので、やり遂げる覚悟がありました。でも不思議と「義務感」はなかったですね。

ワークで自分の過去と向き合ったことで、自分の中から「これを書きたい!」という意欲が自然と湧いてきました。何よりそれ以上に「仲間との対話」が「書きたい」気持ちを奮い立たせてくれました。

ーー「仲間との対話」とはどんな対話があったのでしょうか?

竹原:それまで私のnoteは、決まった人から「スキ」をもらうくらいで、コメントをいただいたことはほとんどありませんでした。どこか一方通行で、読まれている手応えもなく、孤独だったんです。

でもワークショップが始まってからは、私のnoteにいろんな方が遊びに来て、温かいコメントをくれるようになりました。「共感しました」とか「救われました」とかって。その言葉をいただいたとき「私の言葉もちゃんと誰かに届くんだ!」って手応えを感じたんです。

ーー自分の書いたものに共鳴してくれる人が現れたと?

竹原:まさにその通りです!私が書いたことで、誰かを勇気づけられたり励ましたりしている。それがすごく嬉しかったんです。そしたら「書かなきゃ」っていうよりも「早く書きたい!」って。「もっと伝えたい」とワクワクした気持ちでキーボードを叩いていました。

私にとってのnoteがひとりぼっちの場所から、仲間と気持ちが通じ合う場所に変わった瞬間だったんですよ。

書くことで「私の最終目的地」を見つけたい

ーーワークショップを終えて、これから挑戦してみたいことはありますか?

竹原:まずは有料noteにチャレンジしてみたいです!ただ、自分の価値観がぼんやりしているところがあります。自分の気持ちって言葉にしないとわからないところがあるじゃないですか。

最近ジャーナリングという気持ちを書き出すワークを始めたので、noteなどでまとめつつ、自分の気持ちを大切に書き続けたいですね。

ーー以前の竹原さんのように、時間に追われながらも「書きたい」と思っている方へメッセージがあれば!

竹原:過去の私に言いたいのは「『時間がない!』は言い訳だよ」ですね(笑)。でも一人で書くことが苦しい人もいると思います。ライターだからnoteを書き始めたけど、反応がなくて続かない、とか。

そういう人にこのワークショップをすすめたいですね。初心者道場なんだけど、初心者じゃなくても楽しめたんですよ。ここには、書いたnoteを必ず見に来てくれる仲間がいる、という絶対的な安心感がありました。

その安心感を糧にして「また書いてみよう」って思えるはずですよ。だから初心者とか経験者とか関係なく、書くことに悩んでいる方すべての人に、ぜひ飛び込んで来てほしいと思います。


インタビュー中、竹原さんの言葉の端々から伝わってきたのは、「どんなに忙しくても、自分の想いを形にしたい」というまっすぐな情熱でした。noteの時間を作るのではなく、見つける。その姿勢が彼女の言葉をいっそう輝かせていたように感じます。

ワークショップでは、参加者同士が声をかけ合い、応援し合う空気が自然に生まれていました。竹原さんが見つけた「安心できる居場所」とは、優しさと温かさに包まれた時間そのものです。

彼女が感じた「書くことを通してつながる喜び」が、これからも多くの人に広がっていくことを願ってやみません。


取材・執筆:金沢美和|読まれるnoteの案内人


今回の記事のきっかけとなった「note初心者向けワークショップ」にご興味のある方は、こちらの開催報告もご覧ください。

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