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便利な時代に不便を感じてみる

Saka. 先生の企画に参加しています。

バトンが回ってくるのはいつかな?と楽しみだったり、わたしに書けるかな?と心配になったりしながら待っていました。
そして回ってきました!
もっとどきどきするかと思っていたら、意外にもすっと私の気持ちの中に入ってきてくれました。
私にバトンをつないでくれたのは「りらの花」さんです。

「好き」×「鉄道」でバトンをつないでくれたりらの花さん。
海外旅行で3泊4日の長距離大陸横断の旅をしたこと。
コアラの人形を作ったり窓の外をぼーっと眺めたり、長距離一人鉄道の旅を満喫された様子に鉄道好きとしてはいつかは行ってみたいと思いながら読ませていただきました。

国内旅行ではお母様とカシオペアの旅を楽しまれたとのこと。
カシオペアがこの6月で営業運転を終了するというニュースを耳にして、寝台列車のあれこれを思い出していました。1999年に銀色の車体にレインボーカラーも鮮やかに現れたカシオペアはいつかは乗ってみたい憧れでしたが、願いが叶わず残念です。
バトンをどうつないでいくか?
寝台列車の思い出から思うことを書いてみようと思います。


鉄道は子供の頃から好きでした。
家族で出かける時はいつも親戚から借りた車を父が運転して日帰りばかり、
周囲の友達は夏休みになると祖父母に会いに行くと大阪や新潟と出かけていました。夏休みが終わると新幹線に乗ったとか飛行機に乗ったとか、そんな話に花が咲きました。父と母の実家の中間に家があった私は、両祖父母の家がが共に歩いて5分。祖父母は特別な存在ではなく日常で、泊まりに行くところはありませんでした。
そんなことがあったからなのか、いつか働いてお給料をもらったらあちこち旅をしよう。と思うようになりました。おとなになるのが楽しみでした。


思い出に残る寝台列車。
それは大阪に行くために何度か使った「銀河」です。
東京駅をを夜11時に出発して大阪に着くのが朝7時ぐらい。
その当時新幹線なら3時間20分で行くところを倍以上の時間をかけて走ります。
当時は働きながら通信教育で京都の大学に行っていたころで、夏のスクーリングのついでに奈良に観光に行くために前倒しで休暇を取ったりしていました。休暇をフルに使いたくて乗ったのが「銀河」
移動しながら一泊できるのだから願ったり叶ったりです。
この列車は特に夏休みは人気がありました。三段式客車寝台は時間はかかるけれどお財布には優しく、学生や若い人たちがたくさん乗っていました。
予約を取るとき、私は一人なので取れないということはありませんでした。一度だけ「ここにはもう乗りたくない」という席になったことがあります。それは電気機関車のすぐ後ろの車両の3段式客車の2段目に乗ったことです。ここは一両目なので電気機関車とのつなぎ目でかなり揺れ、止まるときのブレーキがダイレクトに伝わる。時には急ブレーキもありそのたびに線路と垂直に寝ている身体が大きく揺さぶられました。寝台列車にあこがれる私でも二度と乗りたくないと思った席です。もちろんその夜はほとんど寝られないまま大阪に着きました。

今は時間対効果、いわゆるタイパが重視される時代になりました。
費やした時間に対して得られる効果があるかと問われたら、寝台列車「銀河」は「タイパは悪い」と言われてしまうでしょう。でもこういう経験をしたからこそ、便利なもののありがたみを感じるのです。
携帯電話、スマホ、パソコン。
電子レンジ、IHクッキングヒーター、オーブントースター。
車、電動アシスト自転車。
今当たり前にあるものも少し頑張って手に入れられるものも、私が「銀河」に乗っていた頃にはなかったり手が届かなかったものがあります。
世の中便利になりましたが、時には携帯やスマホを忘れて出かける一日を体験してみるのも良いかもしれません。そこから気がつくことがあるのではないでしょうか?


長くなりました。この辺で次の方にバトンを渡したいと思います。
次の走者はカオラさんです。

二人のお子さんの不登校のこと、ご自身のこと、関わっているNPOのことなど素敵な記事を書かれています。
カオラさん、よろしくお願いします。

#春のnoteバトンをつなぐ

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