LINEヤフー広告 計測タグの設置方法【コンバージョン設定・サイトリターゲティング完全解説】
「タグってどこで取得するの?」
「LINE広告のタグはもう使えないの?」
移行後にこういった声が増えています。
LINEヤフー広告に移行すると、計測タグの仕様がLINE広告とは大きく変わります。
タグを正しく設置できていないと、コンバージョンが計測できない・リターゲティングが機能しないといったトラブルに直結します。
この記事では、LINEヤフー広告の計測タグの取得から設置方法、コンバージョン設定・サイトリターゲティング設定の手順まで初心者向けに解説します。
📌 管理画面の全体的な使い方はこちら
→ LINEヤフー広告 管理画面の使い方【LINE広告からの移行後ガイド】
まず確認:LINE広告のタグはそのまま使えない
結論からお伝えします。
⚠️ LINE広告(LINE Tag)のタグは、LINEヤフー広告では使用できません。
LINEヤフー広告では「計測タグ」という新しい仕組みに切り替わっています。
これはLINEヤフー広告管理画面右上にある「ツール」から発行するタグで、LINEヤフーの各サービスを横断して計測できる統合型のタグです。
LINE広告を運用していた方にとって、この点が移行後の最大のつまずきポイントです。
「移行したのに成果が計測されていない」というトラブルのほとんどは、タグの切り替えを忘れていることが原因です。
📌 移行の全体手順を確認したい方はこちら
→ LINE広告からYahoo広告へ移行する手順【手動移行・移行ツール完全解説】
計測タグの構成:2種類のスニペット
LINEヤフー広告の計測タグは、以下の2つのコード(スニペット)で構成されています。
① グローバルスニペット
イベント計測の土台となるタグです。
サイトの全ページの`<head>`タグ開始直後に設置します
1つの計測タグにつき1つ発行されます
1ページに設置できるのは1つだけです
このタグ単体ではページビューのみ計測できます
② イベントスニペット
コンバージョンやリターゲティングなど、特定のイベントを計測するタグです。
イベントの計測対象ページの`<head>`内に設置します(グローバルスニペットより後)
コンバージョンを取得したいイベント(購入・資料請求・会員登録など)ごとに設定します
計測したデータはコンバージョン測定・リターゲティングに活用できます
タグの取得・設置手順
【推奨条件】ビジネスマネージャーの準備
計測タグはビジネスマネージャーから発行できます。以下の条件をすべて満たしている必要があります。
✅ ビジネスマネージャーが認証済みであること
✅ 広告アカウントをビジネスマネージャーに接続済みであること
✅ ユーザーの権限が**「管理者」または「運用者」**であること
📌 ビジネスマネージャーの認証・設定がまだの方はこちら
→ ビジネスID統合とは?設定方法と注意点を解説
STEP 1:ビジネスマネージャーにログインして計測タグを作成
ビジネスマネージャーにログインします
👉 https://business.line.biz/左メニューの 「トラッキング(タグ)」 をクリック
「計測タグを作成」 ボタンを押す
(初回のみ利用規約への同意画面が表示されます)タグ名が自動入力されるので、必要に応じて任意の名前に変更
「作成」 ボタンを押す
⚠️ ビジネスマネージャーで発行できる計測タグは最大100個です。なお、一度作成したタグは削除できません。
STEP 2:タグの詳細設定(推奨オプション)
作成したタグ名をクリックすると詳細設定画面が開きます。以下のオプションの有効化を推奨します。
ローカルストレージオプション
→ ブラウザのローカルストレージを活用し、一部OSのコンバージョン計測可能期間を7日まで延長できます。より正確な計測が可能になるため、有効にしておくことをおすすめします。
ファーストパーティCookieオプション
→ 各社ブラウザーのセキュリティ強化の影響を受けにくくなり、コンバージョン計測の精度が向上します。
また、イベントスニペットの「イベント種別」を設定します。
コンバージョン計測に使いたいイベント(購入・リード送信など)をここで選択しておきます。
STEP 3:サイトへのタグ設置
グローバルスニペットの設置
→ 「コピー」ボタンでタグをコピーし、サイトの全ページの`<head>`タグ開始直後に貼り付けます
イベントスニペットの設置
→ 「コピー」ボタンでタグをコピーし、コンバージョンを計測したいページ(サンクスページなど)の**`<head>`内、グローバルスニペットより後**に貼り付けます
タグマネージャー(GTM)を使っている場合
→ 直接HTMLに貼らず、GTM経由でも設置が可能です。GTMの管理画面でカスタムHTMLタグとして設定してください。
コンバージョン設定の手順
タグを設置したあと、広告管理ツールでコンバージョンの設定を行います。
設定手順
LINEヤフー広告の広告管理ツールにログイン
👉 https://ads.yahoo.co.jp/画面上部 「ツール」 → 「コンバージョン」 を選択
「+コンバージョン作成」 をクリック
以下の項目を入力します
■コンバージョン名:管理しやすい名前(例:「資料請求完了」)
■カテゴリ:購入・リード・申し込みなど目的に合ったものを選択
■コンバージョン値:金額を設定する場合は入力(任意)
■カウント方法:「すべて」or「1回」を選択
■計測タグ:ビジネスマネージャーで作成した計測タグを選択
5.入力後に 「保存」 をクリック
設定後の確認
設定後、コンバージョンのステータスが 「利用可能」 になれば正常に動作しています。
「未確認」 のままの場合は、タグが正しく発火していない可能性があります。
実際にサンクスページにアクセスしてみて、ステータスが変わるか確認しましょう。
タグの動作確認はビジネスマネージャーの「イベントマネージャー」からも確認できます。
サイトリターゲティングの設定手順
サイトリターゲティングは、過去に自社サイトを訪れたユーザーに対して再度広告を配信できる機能です。
LINE広告にもリターゲティング機能はありましたが、LINEヤフー広告では設定の場所と手順が変わっています。
LINE広告との違い
■タグ取得場所
・LINE広告:広告マネージャー → トラッキング(LINE Tag)
・LINEヤフー広告:ビジネスマネージャー → トラッキング(タグ)
■タグの種類
・LINE広告: LINE Tag(ベースコード)
・LINEヤフー広告: 計測タグ(グローバルスニペット)
■オーディエンス作成場所
・LINE広告:広告マネージャー → オーディエンス
・LINEヤフー広告:広告管理ツール → ツール → オーディエンスリスト
■タグ設置箇所
・LINE広告:全ページ `<head>` 内
・LINEヤフー広告:全ページ `<head>` 直後(同様)
設定手順
① グローバルスニペットをサイト全ページに設置(前述STEP 3の手順と同じ)
リターゲティングはサイト全体のユーザー行動をグローバルスニペットで収集するところから始まります。
全ページに設置されていれば、訪問ユーザーのデータが自動で蓄積されます。
② 広告管理ツールでオーディエンスリストを作成する
広告管理ツール 画面上部 「ツール」 → 「オーディエンスリスト」 を選択
「+オーディエンスリスト作成」 をクリック
「サイトリターゲティング」 を選択
以下の項目を設定します
| 設定項目 | 内容 |
| リスト名 | 例:「サイト訪問者全体」「購入ページ訪問者」など |
| ルール | 対象ページのURLを指定(全サイト or 特定ページ) |
| 有効期間 | データを蓄積する期間(最大540日) |
「保存」 をクリック
③ 広告グループにリストを設定する
キャンペーン → 広告グループを開く
「ターゲティング」 の設定画面へ進む
「オーディエンス」 → 作成したリストを選択して追加
⚠️ リストにデータが蓄積されるまでは配信されません。
タグ設置から一定数のユーザーが蓄積されるまで、数日〜1週間程度かかります。
LINE広告ユーザーが知っておくべき「できること・できなくなること」
移行後に特に混乱しやすいポイントをまとめました。
✅ 引き続きできること
サンクスページへのイベントスニペット設置によるコンバージョン計測
サイト訪問者へのリターゲティング配信
オーディエンスリストを使った類似配信
GTM(Googleタグマネージャー)経由でのタグ設置
❌ できなくなること・仕様が変わること
LINE Tag(旧タグ)はLINEヤフー広告では使用不可。 計測タグへの切り替えが必須
LINE広告で蓄積したオーディエンスデータは引き継ぎ不可。 新しい計測タグでゼロから蓄積し直す必要があります
タグの取得場所が変わる。 旧:広告マネージャー内 → 新:ビジネスマネージャー内
⚠️ 特に「オーディエンスが引き継ぎできない」点は見落としがちです。
移行後すぐにリターゲティング配信をしようとしても、リストが空のため配信されません。
早めにタグを設置してデータを蓄積し始めることが重要です。
まとめ:タグ設置のチェックリスト
移行後に最低限確認しておきたい項目をまとめました。
✅ ビジネスマネージャーの認証・アカウント接続が完了している
✅ ビジネスマネージャーの「トラッキング(タグ)」から計測タグを作成した
✅ グローバルスニペットをサイト全ページの `<head>` 直後に設置した
✅ イベントスニペットをサンクスページ等の `<head>` 内(グローバルスニペットより後)に設置した
✅ 広告管理ツールでコンバージョンのステータスが「利用可能」になっている
✅ オーディエンスリスト(サイトリターゲティング)の作成・設定が完了している
✅ LINE Tag(旧タグ)をサイトから削除または無効化した
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