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「一歩を進める勇気を」


物事はなかなかはかどらないものだ。

気がつけば、

時間ばかりが流れ去って、

何事も完成しえていない自分の、

みじめさに涙することもあろう。



この年齢になって、

つくづく有言実行することの難しさを感じる。


若い頃は大言壮語して、

大した結果が出ないことを、

友人たちに笑われた。



人を指導する立場になってからは、

言葉の重さに耐え切れない、

自分の弱い心を責めた。


朝令暮改、朝礼昼改することも多く、

自分の判断を維持できない迷いを恥じた。


どうして、

いったん判断したことを、岩のように、がんこに、

粘り、守り抜けないのか。


どうして、後から後から、改善案が出てくるのか。

「柔軟さ」という自己弁護もあろう。


しかし、私は、批判をあえて受けて立つことにした。

大切なのは一歩を進めることだ。

その一歩をベターなものとすることだ。


結果が良くなるなら、

批判を恐れず、

一歩を進める勇気を持つことも大事なのだ。


(大川隆法 「心の指針」より)



【感想・気づき】

頑張れども頑張れども、仕事が進んでいないように感じることもあります。

時間だけが過ぎ去って、ちっとも変わらない自分の現状に焦りを感じることも。

だけど、どんなに仕事ができる人だって、きっと同じような悩みを持っているんです。


トップに立ったらトップに立ったで、判断に責任が生じます。

今まで良いと判断して実行していたことがあっても、やっぱりこっちの判断が良かったかもしれない!と感じる瞬間も沢山あるのでしょう。

ただ、そうなった瞬間、現在出している指示を止め、別の指示を出す必要があるのが苦しいところです。

朝令暮改と思われないか?

どうしてもっと早くより良い判断にたどり着けなかったのか?

ご自身を責めることだってあると思います。


でも、どうしたって完璧な人間はいません。

間違うことだってあるし、上手くいかないながらも、みんなを引っ張っていかねばならない時もある。

言葉の重さに泣く時も、有言実行できずに悔しい想いをする日もあるでしょう。


それでも大事なのが、歯を食いしばってとにかく一歩でも何かを進めること。

たとえ批判されることがあったとしても、常に最善だと思う方向に一歩を進めていくこと。

立ち止まって思考停止してしまうよりも、朝令暮改でもいいから、とにかく一歩を繰り出すことが大切なのだと思います。


「たかが一歩」だと思ったとしても、新たな一歩を踏み出すことや、方針転換することの大変さは、経営者マインドを持っていれば誰しも感じるものです。

そこに職業上の違いはなく、ただ人を率いていく立場に立った者のみが感じる孤独があります。

また、人を率いるリーダーでなかったとしても、生きていく上で、どのように前進していくべきか悩む時もあるでしょう。

そんな時に、心に留めておいてほしいのが、「一歩を進める勇気」を持つことの大切さです。

とにかく、何でもいいから、一歩を繰り出すこと。

たとえ撤退などの発展的解消であったとしても、勇気がいる判断です。

不測の事態に対し、どうしたら良いか分からずフリーズするよりも、とにかくリスクを取って動いてみる方は偉大です。

その勇気が、必ず最終的には行き着くべき道へと繋がっていくと信じています。


迷ったら、一歩を進めること!


これだけでも、心に留めていただければ幸せです。

拙い感想を最後までご覧くださり、誠にありがとうございました。





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