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CGS合格を"夢"で終わらせる人、"目標"に変える人―やり方が見えた瞬間、受験勉強は動き出す

CGSに行きたい。

その気持ちは、たしかにある。

でも、今日何をすればいいのかが、分からない。

––––そんな状態になっていませんか。

1. 「CGSに行きたい」で止まっていないか


CGSに行きたい。

いつか合格したい。

将来は、CGSを目指したい。

そう思っている幹部自衛官は、決して少なくありません。

私のところに相談に来てくださる方の多くも、最初はこの段階にいます。

ただ、ここで一度、自分に問いかけてみてほしいのです。

その「行きたい」は、今日の行動に変換できているでしょうか。

戦術、戦史、服務(防衛法制)、職種、英語・・・

やることが多すぎて、どこから手をつけていいか分からない。

資料はとりあえず集めた。

でも、計画がないから続かない。

部隊の業務が立て込むと、勉強はあっさり止まる。

止まると、「自分はやっぱり甘いのか」と落ち込む。

そしてまた、情報を探し始める。

––––もし、こういう循環の中にいるとしたら。

CGS合格は、まだ"夢"の段階にあります。

"CGSに行きたい"と思っているだけでは、受験勉強は動き出しません。
道筋が見えた時に、初めて本当の意味で動き出します。

今日は、その道筋の話をします。


2. CGS合格が"夢"のままの人に起きること


夢のままの受験勉強には、共通するパターンがあります。

1). 気分で始まり、忙しさで止まる

「やらなきゃ」と思った日に、机に向かう。

でも、今日やることが決まっていないから、何となく教範を開いて、何となく閉じる。

数日経つと、また気分でスタートする。

業務が忙しくなれば、止まる。

演習が入れば、止まる。

家庭の用事が重なれば、止まる。

そして、模試や受験が近づいた時にだけ、急に焦る。

2). 動いているのに、積み上がらない

資料を集める。

先輩の話を聞く。

職種学校のHPで情報を探す。

行動量はあるのです。

ところが、不思議と合格に向けた積み上げにはなっていない。

なぜなら、それぞれの行動が、同じ方向を向いていないからです。

ばらばらの方向に走っていれば、距離は伸びても目的地には近づきません。

夢のままの受験勉強は、気分で始まり、忙しさで止まります。

これは、努力の量の問題ではありません。

設計の問題です。


3. 夢と目標の違いは、"やり方"が見えているかどうか


夢と目標。

似ているようで、まったく別のものです。

1). 違いは、気合いの強さではない

「もっと本気で思えば、目標になる」

そういうことではありません。

夢と目標を分けるのは、気合いの強さではなく、やり方が見えているかどうかです。

「CGSに行きたい」は、夢です。

「今月は、防衛法制の基礎事項を一通り整理する」は、目標です。

「来月までに、戦術の基本論点を答案骨子に落とす」は、目標です。

「毎週1本、論文骨子を書く」は、目標です。

2). 目標になると、今日が動く

並べてみると分かりますが、目標まで落ちた瞬間、今日やることが一気に明確になります。

今日やることが見えれば、人は動けます。

逆に、今日やることが見えていない時、人はどれだけ気合いがあっても動けません。

夢はワクワクさせてくれます。
しかし、目標は今日の行動を決めてくれます。

CGS合格を本気で目指すなら、まずやるべきは、夢を目標に落とし込むことです。


4. 私自身も、最初から道筋が見えていたわけではない


ここで、少しだけ私自身の話をさせてください。

格好いいことは言えません。

1). 受験開始は、約1年前から

私自身、CGS受験について、最初から明確なロードマップを持っていたわけではありません。

本格的に勉強を始めたのは、受験の約1年前。

今振り返ると、正直、かなり遅かったと思っています。

当時の私は、何をどの順番で進めるべきか、今ほど整理できていませんでした。

周りが受けるから、自分も受ける。

どうせ受けるなら、一発で受かりたい。

––––そんな気持ちもありました。

2). 道筋が見えた時に、勉強が変わった

それでも、勉強を進めていく中で、少しずつやるべきことが見えてきました。

何を、いつまでに、どの順番で仕上げる必要があるのか。

それが見えはじめた瞬間から、勉強の手応えがまったく変わったのを覚えています。

それまでは漠然と不安だったものが、「あと何ヶ月で、ここまでを仕上げる」という現実の作業に変わっていったのです。

私も最初から、合格までの道筋がきれいに見えていたわけではありません。
だからこそ、今の受験生には、早い段階でロードマップを持ってほしいのです。

私自身が、見えていない時期の苦しさを知っているからこそ、お伝えしたい話です。


5. CGS合格を目標に変えるために必要な5つの要素


ここから、具体的な話に入ります。

CGS合格を「夢」から「目標」に変えるためには、5つの要素を整理する必要があります。

1). 現在地

まずは、自分の実力を知ること。

戦術はどこまで分かるか。

戦史はどの程度書けるか。

防衛法制の要件や条文を、どこまで押さえているか。

英語はどのレベルか。

論文を書いた経験はあるか、あるならどう評価されたか。

現在地が分からないと、正しい計画は作れません。

地図のどこに自分がいるかを知らずに、ルートだけ引いても意味がないのです。

2). ゴール

次に、ゴールを知ること。

CGS1次試験では、何が問われるのか。

どの課目があり、論文では何が求められるのか。

どのレベルまで書ける必要があるのか。

ゴールが曖昧だと、努力の方向は簡単にズレます。

「頑張っているのに伸びない」と感じる人の多くは、ここがぼやけています。

3). 順序

そして、順序。

何から始めるかを決めることです。

いきなり全部に手をつけない。

基礎、暗記、論文化、答案練習、模試対策。

この順番を、自分の中で持っておく。

順序が決まると、迷いは大きく減ります。

迷わない時間が、そのまま勉強時間になります。

4). 期限

次に、期限。

「いつかやる」では、人は動きません。

いつまでに、何を仕上げるか。

月単位、週単位、日単位まで落とす。

期限があるから、行動に変わります。

期限のない計画は、ただの願望です。

5). 確認

最後に、確認。

進捗を見直す仕組みを作ること。

できていること。
できていないこと。
修正すべきこと。

これを、定期的に確認する。

確認のない計画は、すぐに願望に戻ります。

修正できる計画だけが、生きた計画です。

ロードマップがない受験勉強は、地図を持たずに山に入るようなものです。

逆に言えば、この5つさえ整理できれば、CGS合格は一気に「現実の目標」になります。


6. 夢を目標に変える最短ルートは、すでに経験した人に聞くこと


ロードマップを自力でゼロから作るのは、正直、簡単ではありません。

そこで、もう一つの近道を紹介します。

1). 経験者は、その道を一度歩いている

CGS合格を目標に変える最短ルートの一つは、すでに経験した人に聞くことです。

合格者に聞く。

CGS卒の先輩に聞く。

指導してくれる人に聞く。

あなたがまだ見えていない道を、その人たちは一度歩いています。

地図を一から描くより、先に歩いた人の足跡を聞く方が、圧倒的に早いのです。

2). 聞くべきは、武勇伝ではない

ただし、聞き方には少しコツがあります。

聞くべきなのは、すごい話ではありません。

具体的な、やり方です。

いつから始めたのか。

最初に何から手をつけたのか。

どこで失敗したのか。

どの時期に伸びたと感じたのか。

「もっと早くやっておけばよかった」と思うことは何だったか。

合格者に聞くべきなのは、武勇伝ではありません。
合格までの道筋です。

この聞き方ができるかどうかで、得られる情報の価値はまったく変わります。


7. ただし、合格者の話は"翻訳"して聞く必要がある


ここで、一つだけ大事な注意点を書かせてください。

1). そのまま真似してはいけない

過去の記事でも書きましたが、もう一度触れます。

合格者の話は、間違いなく貴重です。

ただ、そのまま真似すればいいわけではありません。

優秀な人のやり方が、自分にそのまま合うとは限らない。

職種、能力、環境、家庭の状況、指導者、基礎学力。

何もかもが違います。

その違いを無視して表面だけ真似すると、自分の現在地に合わない努力をしてしまうことがあります。

2). 翻訳して受け取る

たとえば、「教範を覚えるのは無駄」と発信している方がいたとします。

その方にとっては、本当に正しいのかもしれません。

ただ、それは基礎がすでに身についている人の応用段階の話である可能性が高い。

基礎がない段階の受験生がそれをそのまま真似すれば、土台のない答案が出来上がってしまいます。

助言は、そのまま飲み込むものではありません。
自分の現在地に合わせて翻訳するものです。

聞いた話を、自分の現在地に合わせて変換する。

この一手間ができる人が、伸びていきます。


8. ロードマップができると、勉強は一気に現実になる


ロードマップが手元にあると、何が変わるのか。

少しだけ、その先の景色を書いておきます。

今日やることが、見える。

迷う時間が、減る。

焦りが、薄くなる。

教材を増やしすぎなくなる。

勉強時間を、確保しやすくなる。

進捗が、見える。

崩れても、修正できる。

合格が、遠い夢ではなく、積み上げる対象に変わる。

これが、ロードマップを持った受験生の世界です。

道筋が見えると、努力は根性ではなく作業になります。
そして、作業になった努力は続きやすい。

「気合いで頑張る」という戦い方からは、ここで卒業できます。

長期戦で勝つのは、根性で走り続けた人ではなく、作業として淡々と積み上げた人です。


9. 今すぐできる「CGS合格ロードマップ」の作り方


ここからは、今日からできる作業に落とします。

最初から完璧なものを作る必要はありません。

仮でいいので、今日中に下書きを作る

そして、動きながら修正していく。

その前提で、7つのステップを紹介します。

1). 試験課目を書き出す

戦術・図戦、戦史、服務(防衛法制)、職種、英語・・

まず、全体像を一枚の紙に書き出す。

頭の中で考えるのと、紙に書くのとでは、見え方がまるで違います。

2). 自分の得意・不得意を仮で評価する

正確でなくて構いません。

まずは自分の感覚で、課目ごとに○△×をつける。

避けている課目不安な課目が見えてくれば、それで十分です。

3). いつまでに基礎を終えるか決める

基礎が固まらないまま応用に進むことはできません。

「いつまでに、どの課目の基礎を終わらせるか」

ここに、まず期限を置きます。

4). いつから論文骨子を書くか決める

読むだけでは、論文は絶対に書けるようになりません。

短くてもいいので、早い段階で答案骨子に触れる時期を決める。

ここを決めるかどうかで、半年後の差が大きく出ます。

5). 模試や確認の時期を入れる

確認のない計画は、必ず願望に戻ります。

模試、添削、自己採点。

何でもいいので、自分の現在地を測る機会を計画に組み込んでください。

模試の時期は、現時点でわからない場合があるので、仮置きでもいいです。

職種模試は、9月から12月まで月に1回実施されるのが通常です。

6). 週ごとの学習テーマを決める

月単位の計画を、週単位に落とします。

「今週は何を進めるのか」

これが見えるだけで、平日の机の上が変わります。

7). 毎週末に修正する

計画は、必ず崩れます。

業務、演習、家庭、体調。

崩れることを前提に、修正することまで計画に入れておく

修正できる計画だけが、最後まで生き残ります。

ロードマップは、最初から完璧である必要はありません。
大事なのは、迷った時に戻れる地図を持つことです。


10. 一人で整理するのが難しいと感じたら


ここまで読んで、「やることは分かった、でも一人で整理できる気がしない」と感じた方もいるかもしれません。

その感覚は、ごく自然なものです。

私自身、最初は同じところで止まっていました。

もし一人での整理が難しければ、私の記事や教材、個別相談も参考にしていただければと思います。

私の記事や教材も、単に知識を増やすためではなく、CGS合格までの道筋を見えるようにすることを意識して作っています。

ただ、最後に一つだけお伝えしておきます。

教材は、読むだけでは何も変わりません。

自分の学習計画に落とし込み、行動に変えるところまでやって、初めて意味が生まれます。

そこだけは、誰にも代わってもらえない部分です。


11. 最後に:CGS合格を、夢で終わらせない


最後に、もう一度だけ書かせてください。

CGSに行きたいと思うこと、それ自体は、とても大切です。

その想いがなければ、長い受験生活は走り切れません。

ただ、思っているだけでは、何も動きません。

夢は、人をワクワクさせます。

目標は、人を動かします。

CGS合格を目標にするには、やり方を見える化する必要があります。

  1. 現在地を知る。

  2. ゴールを知る。

  3. 順序を決める。

  4. 期限を決める。

  5. 確認する。

この5つを始めた瞬間、CGS合格は遠い夢から現実の挑戦に変わります。

挑戦には、苦しさもあります。

でも、夢のままで終わる苦しさよりも、目標として走る苦しさの方が、ずっと前向きです。

そして何より、目標として走った時間は、合格してもしなくても、必ずあなたの中に残ります。

CGS合格を夢で終わらせるのか。
それとも、目標に変えて動き出すのか。

その分かれ道は、"やり方を見える化すること"にあります。

今日の夜、紙とペンを用意してみてください。

完璧な計画でなくて構いません。

ロードマップの下書きを、まずは1枚。

そこから、すべてが動きはじめます。


12. 最後に、あなたに聞いてみたいこと


最後に、一つだけ聞かせてください。

あなたにとって、CGS合格は今、夢ですか。
それとも、目標になっていますか。

もし「まだ夢に近い」と感じたなら、自分に問いかけてみてください。

現在地、ゴール、順序、期限、確認。

この5つの中で、一番見えていないのはどれでしょうか

そして、今日。

CGS合格を目標に変えるために、たった1つだけ、何を決めますか

その答えを、コメントで聞かせていただけたら嬉しいです。

あなたの一歩が、同じ場所で止まっている誰かの一歩にもなります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Mr.K


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この記事では、CGS受験に関する考え方の一部をお伝えしました。

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