【新人向け】初乗船前に準備しておくべきこと5選
はじめての乗船は、
知識や技術よりも、
「その場で困らない準備」と、
「信頼を落とさない立ち回り」が効きます。
今回は、
新人が最初につまずきやすい所を中心に、
初乗船前に準備しておくと楽になることをまとめます。
1, 工具の名前は丸暗記しておく
新人のうちは、
先輩と一緒に作業していても、
基本は補助役になる場面が多いです。
そのときに、
「あの工具取ってきて」と言われる機会が本当に多いので、
工具名が分からないだけで、
作業が止まります。
最初から全部を理解する必要はないですが、
最低限、
スパナ, メガネ, ラチェット, ソケット, 六角レンチ, プラスチックハンマー, ノギス, モンキーレンチ
このあたりの名称は、
即答できるくらいまで入れておくと楽です。

2, 記録用にデジカメを用意する
理想は、
教わったことをメモして覚えることですが、
現場は時間がありません。
なので、
「とりあえず写真だけ撮る」が、
新人には現実的です。
工具の準備状況, 配線の取り回し, バルブの向き, 部品の向き, 取り外し順,
こういうのは写真が一番早いです。
スマホでもいいですが、
油, 粉塵, 湿気, 狭い場所,
環境が悪い場面で使うこともあるので、
防水のデジカメや、
多少雑に扱えるものがあると安心です。

3, 一度教わったことは覚える, という気概を持つ
新人側は、
教わった記憶が意外と薄れます。
一方で先輩側は、
教えた記憶がわりと鮮明に残っています。
だから、
同じ質問を何度もすると、
評価が落ちやすいです。
完璧に覚えろという話ではなく、
「前に教わった内容を踏まえた質問」にするだけで印象が変わります。
写真, メモ, その日のうちに復習,
このどれかを習慣にしておくと、
後で効いてきます。

4, 挨拶は船上でも基本中の基本
船内ですれ違う人は、
初めて見る人でも100%関係者で、
基本的に目上の存在です。
挨拶は、
人間関係のためだけじゃなく、
安全面でも重要です。
挨拶されて嫌な気分になる人はいないので、
まずここは迷わずやれば大丈夫です。

5, 学生時代の基礎を一度だけ復習する
この仕事は、
学生時代に学んだ機械, 機器の基本が、
そのまま活きる場面が多いです。
熱, 流体, 材料, 機械要素,
大げさに言えば、
基礎がある人ほど伸びます。
それに、
海技試験の対策にもつながります。
直前に詰め込むより、
一度ざっと触れておくだけで、
現場での理解が速くなります。

これをやると詰む, 3つ
これは船員に限った話ではないですが、
船は同僚兼, 家族のような距離感なので、
仕事外の行動も見られます。
挨拶をしない, 寝坊をする, 何度も同じミスをする,
この3つは、
信頼を落とすスピードが速いです。
逆に言えば、
ここを避けるだけで、
新人期間はだいぶ楽になります。
最初の1週間のコツ
知らない人だらけで大変だと思いますが、
同じ船に乗っている先輩たちの名前と職位を覚える、
これが最初の一週間では一番効きます。
呼びかけがスムーズになるだけで、
報告, 相談, 段取りがやりやすくなります。
新人のうちは分からないことだらけで当然ですが、事前の準備と基本的な姿勢だけで現場での動きやすさは大きく変わります。
完璧である必要はありませんが、「覚えようとする姿勢」「記録する習慣」「挨拶と報告」を意識するだけでも、先輩からの見え方や任される仕事は確実に変わってきます。
初乗船は緊張すると思いますが、焦らず一つずつ吸収していけば、必ず現場に馴染めるようになります。
初乗船でここまで大きい作業をする事は少ないかもしれませんが、
ディーゼル発電機のピストン抜き整備をもう少し実務寄りに整理した記事も書きました。
取説だけでは埋まりにくい、準備・識別・段取り・分解時の詰まりどころを中心にまとめています。
新人で「”わかっている”立ち回り」が出来るヒントになると思うので、是非読んでみてください。
次に読むなら
