「このままでいいのか」と悩んでいたフリーターが、Webの世界に出会うまで
今回は、私がまだマーケターになるずっと前の話です。
前回の話はこちら👇
今でこそ、私はマーケティング戦略、Webページ改善、メール施策、データ分析などに関わる仕事をしています。
ただ、最初から明確な目標があったわけではありません。
むしろ20歳前後の私は、何者でもありませんでした。
大学受験に失敗し、進路も決まらないまま高校を卒業。
周りの友人たちが新しい生活を始めていく中で、私は家でゲームばかりしていました。
昼夜逆転の生活をしながら、心のどこかではずっと思っていました。
このままでいいのか…と。
でも、何をすればいいのか分からない。動きたいのに動けない。
自分には何もないと思い込んでいた時期でした。
アルバイトを転々としていたころ
さすがにこのままではまずいと思い、いくつかアルバイトをしました。
スーパーの品出し。
PCショップの販売員。
引っ越し作業の派遣。
工場でのライン作業。
どれも長くは続きませんでした。
今振り返れば、根気も足りなかったし、社会に出る準備もまったくできていませんでした。
それでも当時の私は、自分なりに居場所を探していました。
どこかに、自分でも続けられる場所があるんじゃないか。
自分にも、何かできることがあるんじゃないか。
そんな気持ちだけは、かすかに残っていました。

転機は、求人サイトで見つけた小さな募集
ある日、FINDJOB!というIT・Web系の求人サイトを見ていました。
今はサービス終了していますが、当時はWeb系の仕事を探す人にとって、
画期的な求人サイトでした。
そこで見つけたのが、
スポーツ用品のオンラインショップ運営アシスタントの募集です。
今から20年以上前。
オンラインショップの仕事は、まだ今ほど一般的ではありませんでした。
求人には、Photoshopが使える方歓迎、Webの知識があると尚可、といったことが書かれていました。
もちろん、当時の私はどちらもできません。
でも、もともとパソコンは好きでした。
高校時代にホームページを作った経験も少しだけありました。
そして、深く考えずに応募しました。
なんか、よく分からないけど面白そう。
本当に、それくらいの気持ちでした。
でもその小さな応募が、後から振り返ると、私の人生の流れを少し変えるきっかけになりました。
MacもPhotoshopも、全部はじめてだった
採用された会社は、社長が一人で運営している小さな事務所。
本業はイラストレーター。
オンラインショップは、兼業のような形で運営されていました。
正直、よく当時の私を採用してくれたなと思います。
コミュニケーションが得意なわけでもない。
目に見えるスキルがあるわけでもない。
社会人としての振る舞いも、ほとんど分かっていない。
そんな20歳の私に、社長は本当に丁寧に社会人のイロハを教えてくれました。
電話の取り方。
メールの書き方。
来客対応。
お客様への言葉づかい。
オフィスの掃除。
お茶の出し方。
今思えば、仕事以前のことから教えてもらっていました。
業務では、
商品の写真撮影、Photoshopでの画像加工、Dreamweaverを使った商品ページ作成、メールマガジンの作成など。
分からないことばかりでしたが、少しずつ形になっていくのが面白さがありました。

Web制作の基本から触れてみたい方には、こうした本も入り口になります👇
見た目へのこだわりを教えてくれた人
その社長は、本業がデザイナーゆえ、見た目へのこだわりがとても強い人でした。
この写真は少し暗いね。
文字の位置をもう少し揃えよう。
余白が詰まりすぎると読みにくいよ。
商品の見え方で、印象はかなり変わるよ。
そんなことを、日々の仕事の中で何度も教えてくれました。
私は絵がうまいわけでも、特別にデザインセンスがあったわけでもありません。
当時の私は、「なぜここまで細かくこだわる必要があるんだろう」と感じながら、正直、少し面倒に思って仕事をしていた部分もありました。
でもその仕事を通じて、
見せ方にはちゃんと理由があるのだと、少しずつ知っていきました。
商品写真ひとつで印象が変わる。
説明文の順番で伝わり方が変わる。
ページの見やすさで、買いやすさも変わる。
当時は、ただの作業だと思っていました。
でも今振り返ると、あれはWebマーケティングの入口でした。
商品の魅力を写真で伝える。
コピーで補足する。
メールマガジンで届ける。
商品ページの流れを整える。
全部、今の仕事につながっています。
Photoshopを使った画像づくりに興味がある方は、入門書を一冊持っておくと、noteのサムネやバナー作りにも活かしやすいです👇
何もなかった時間も、あとから意味を持つ
当時の私は、自分には何もないと思っていました。
大学にも行っていない。
仕事も続かない。
自信もない。
人と話すのも得意ではない。
でも、そんな時期に出会った小さなオンラインショップの仕事が、私に社会との接点をくれました。
誰かに教えてもらいながら、少しずつできることが増えていく。
その経験が、その後の大学進学、鉄道会社での仕事、そしてWebマーケティングの世界へつながっていきました。
人生の中には、その時点では意味が分からない時間があります。
遠回りにしか見えない時間。
うまくいかない時間。
自分だけが止まっているように感じる時間。
でも、その中で出会った人や、任された小さな仕事が、あとになって自分を支えてくれることがあります。
私にとって、あのオンラインショップのアルバイトは、まさにそういう時間だったのだと思います。
今、Webマーケティングを学びたい方には、まず全体像をやさしくつかめる本から入るのもおすすめです👇
何者でもなかった時間も、あとから意味を持つ。

あの頃の自分に、今ならそう伝えたいです。
この物語の続きは、マガジンにまとめています
現在の私がマーケターになるまでには、まだまだ多くの遠回りがありました。
これまでに書いたエピソードは、
マガジン「何者でもなかった私が、マーケターになるまで」に、まとめています。
当時は意味がないと思っていた経験が、どのように今の仕事へつながっていったのか。
エッセイは現在も執筆中です👇
いいなと思ったら応援しよう!
「この記事、役に立った!」と思っていただけたら、チップで応援してもらえると嬉しいです!いただいたチップは、キャンペーンの運営や有料記事の購入・ご紹介に活用させていただきます🙌