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【掌編小説】ショパン君 (プレリュード68)9番目の交響曲

ベートーヴェン先輩 19歳 ベートーヴェンの生まれ変わり 浅草音楽大学の学生 「かわいーカフェ」でアルバイトをしながら、ショクパン国際ピアノコンクールを目指している若者。

シューベルト君 18歳 シューベルトの生まれ変わり 浅草音楽大学の貧乏学生 明るく開放的だがたまに落ち込む性格 方向音痴


(1)上野のお山神社

(シューベルト君)
「先輩、おみくじ引いていきません?」

(ベートーヴェン先輩)
「いーね、運試し!」


(2)
(シューベルト君)
「知ってます? ここのおみくじで
9番が出ると死んでしまうっていう
都市伝説。」

(ベートーヴェン先輩)
「いいねー、俺は『運命』持ってる
からね」


(3)おみくじを引いた二人

(シューベルト君)
「なんで! 二人そろって9番が
でるの・・・」


(4)
(ベートーヴェン先輩)
「俺には、番号が見えないー!」

(シューベルト君)
「えっ、聞こえないじゃなくって・・・」


(おまけ)

「交響曲第9番を作曲すると死ぬ」という都市伝説は、第九の呪いと呼ばれます。ベートーヴェンが第9番のあとに亡くなったため、偉大な作曲家たちが次々と第9番を最後に世を去ったことで、クラシック音楽界のジンクスとして恐れられるようになりました。

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主な作曲家と「第9の呪い」
ベートーヴェン:第9番の完成後に亡くなり、第10番は未完成に終わった。
シューベルト:番号付きではないが、実質9番目以降の交響曲を残せず死去。
ドヴォルザーク:第9番「新世界より」が最後の交響曲になった。
ブルックナー:第9番を未完成のまま亡くなった。

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ジンクスを恐れたマーラーの対策グスタフ・マーラーは、第9番という曲を書くことを極端に恐れた。
交響曲第8番の次に作った大作に『大地の歌』と名付け、あえて第9番の番号を避けた。
その後、安心していざ「交響曲第9番」を作曲したが、続く第10番が未完成のまま50歳で死去した。

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(プレリュード69へつづく)



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