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【番外編】愛犬ミント君を見送った日|16年10か月の命と、4年間の介護


ミント君が亡くなって、ちょうど1か月。

気持ちが少し落ち着いた今のタイミングで、この記録を残すことにしました。

2025年2月22日(日)深夜2時ごろ、実家の愛犬ミント君が16年10か月の生涯を終えました。

前日の土曜日の早朝、弟から「ミント君がだいぶ弱ってきている」と連絡をもらいました。

その時は、当日実家へ行こうか迷っていました。
けれど夜になり、「少し回復した」と再び連絡があり、翌朝に行く準備をしていたところ、弟からの連絡が入りました。

知らせを聞いた瞬間、頭が真っ白になりました。
「間に合わなかった」

その思いが、強く残りました。

突然のてんかん発作、そこから始まった4年間

ミント君は12歳(約4年前)まで病気ひとつせず、
本当に元気に過ごしていた犬でした。

それが突然、てんかん発作を起こし、
夜間の救急外来に運ばれ、生死をさまよう状態になりました。

正直に言えば、「本当はあの時、亡くなっていてもおかしくなかった命」
だったと思います。

それでも命は引き止められ、
そこから4年間の介護生活が始まりました。

朝晩の投薬、最後の1年はオムツの生活に

最後の1年はオムツの生活に

てんかん発作が出てからは、朝晩の投薬が欠かせなくなりました。

薬をきちんと飲ませていれば発作は出ない。
けれど、もし飲ませられなければ、それは生死に関わります。

その責任を、実家の両親と弟は毎日背負っていました。

父は犬が大好きで、
この4年間、旅行には一度も行っていません。


朝晩の投薬
オムツ交換
体調管理。
それが両親の日常になっていました。

70代の両親にとって、決して楽な介護ではなかったと思います。

私も実家に帰省した時はできる範囲で手伝っていました。

それでも、犬と生きることが支えだった

まろん君(ホワイト色)・ミント君(レッド色)の食事の様子

介護は大変でした。
両親は夜も眠れない日があり、
体力的にも精神的にも負担は大きかったはずです。

それでも同時に、ミント君のお世話をすることが、
両親にとって生きがいになっていたのも事実でした。

私自身も同じでした。

コロナ後遺症で苦しい中でも
ミントくんの存在を励みに回復を願っていました。


実家は自営業で毎日忙しく、そこにももう一匹の愛犬まろん君の朝晩の散歩もありました。

そんな生活の中で4年間の介護が続いていたのです。

犬がいるから散歩に必ず行く。

その責任感の強さから、どんな日でも散歩に行ってた両親の姿は、今思い返しても本当にすごいと思います。

名前を呼んでも、分からなくなった日


てんかん発作の影響で、脳への障害も出てきました。

やがて、私たちのことが分からなくなっていきました。

名前を呼んでも反応がなく、首を傾げるだけ。

その姿を見るのは、本当に辛かったです。

記憶がなくなってからはまるで第二の人生を生きているようでした。

「どうやったらご飯を食べてくれるか」
「発作が出たら、すぐ病院へ」

年々歩けなくなってきて最後には寝たきりになりました。

そんな生活が、4年間続きました。

命を預かるということを知った4年間

毎日父の腕の中で食事

介護を通して、本当にたくさんのことを学びました。

犬も、人間と同じ薬を飲んでいること。
動物病院のあり方。
介護を少しでも楽にする工夫。

そして、治療費の負担が想像以上に大きいこと。

犬の命を預かるということは、人の介護と似ている。

私はこの4年間で、そう感じるようになりました。

葬儀と参加できたことへの感謝

ミント君の葬儀

葬儀は、昨年6月に亡くなった先住犬・まろん君と同じ葬儀場に行きました。

まろん君の時は、初めての犬の死で、どうしていいか分からず戸惑いました。

今回は段取りも分かっていたため、落ち着いて参列することができました。

ちょうど主人が3連休中だったため、車で約3時間かけて現地へ。
滞在時間2時間で葬儀が終わり、自宅へ戻るスケジュールでした。

コロナ後遺症で体調は不安定でしたが、

葬儀に参加できたことが、
本当に嬉しかったです。

「よく頑張ったね」と伝えられた喜び


2月とは思えないほど暖かい日で、体調も大きく崩すことなく、
無事に見送ることができました。

4年間の闘病があったからこそ、ある程度、心の整理ができていたのだと思います。

最後は、「よく頑張ったね。今までありがとう」

そんな気持ちで、穏やかに送り出すことができました。

見守ってくれていると信じて

みんなでBBQ行った時の写真


まろん君とミント君は、共同墓地に一緒に納骨されます。

またお花を持って、会いに行こうと思います。

コロナ後遺症で、ほとんど外出できなくなった私ですが、

大切な家族の葬儀に、2回とも参加できたことは、本当にありがたいことでした。


これからは、両親にも旅行や外出を楽しんでほしい。

そして私自身も、早く元気になって、
両親と一緒に出かけたいと思います。


コロナ後遺症に負けてなんかいられません。

きっと、まろん君とミント君が、
今も見守ってくれていると信じています。

※その後の体調や、後遺症から1年たった今の気持ちは、こちらに書きました。







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