【第12話】コロナ後遺症|後遺症から1年、少しずつ戻ってきた日常と今の気持ち
2025年3月、私はコロナ後遺症の症状が強くなり、思うように動けなくなりました。
あれから、ちょうど1年。
まだ後遺症の症状は残っています。
それでもこの1年で、確実に変わったこともありました。
スマホやパソコンの作業で体調が悪くなり、困っていた時期もありました。
それが今では、noteを1週間連続で投稿できるようになってきました。
少しずつ読んでくださる方も増えてきて、本当に励みになっています。
いつもありがとうございます。
そして、「またやりたい」と思えることが少しずつ増えてきたこと。
それもこの1年の、大きな変化のひとつでした。
今回は、後遺症になって1年たった今の私が感じていることを、記録として残しておこうと思います。
※これまでの経過は、第1話から時系列で読めます。
▶︎ 回復記録をはじめから読む
コロナ後遺症になって、ちょうど1年

私は2025年1月末にコロナに感染し、
3月中旬から、立ち上がるだけで息が苦しくなる症状に悩まされるようになりました。
パルスオキシメーターの数値は正常。
それなのに、数歩歩こうとするだけで息苦しい。
病院で検査をしても、何ひとつ異常は見つかりませんでした。
それでも一時期は、ほぼ寝たきりに近い状態になりました。
3月で、ちょうど1年。
この節目に、今の現状と気持ちをnoteに残しておこうと思いました。
6月頃にはかなり回復したものの、
7月にクラッシュして再び体調が落ち込みました。
※7月に体調を大きく崩した時のことは、こちらの記事に書いています。
▶︎ 7月のクラッシュの記事はこちら
そして今、2026年3月は、ここまでで一番回復していると感じています。
とはいえ、まだ息苦しさは残っています。
車の運転も30分以内、
買い物も近所のコンビニ程度なら行けるようになりましたが、
元の体調にはまだ遠いと感じています。
それでも
不思議と悲観的にならないのは、家族や友人が励まし、支えてくれているからだと思います。
1年前には想像できなかった今の変化

あの頃を振り返ると、
食べても体重は減り続け、立ち上がるだけで息が苦しくなり、どうしたらいいのか分かりませんでした。
44年間、大きな病気をしたこともなく、趣味はマラソン。
12月には奈良マラソンを走り、1月末にコロナに感染。
3月には名古屋シティマラソンを走る予定でした。
それが突然、走るどころか、寝たきりに近い状態になってしまったのです。
こんなことは、全く予想していませんでした。
体力には自信があった方でした。
だからこそ、あの頃は、44年間生きてきた中で一番絶望していたと思います。
「なんで?」
「100キロウルトラマラソンやトライアスロンをしていた私の体は、一体どこへ行ってしまったの?」
そんな気持ちでいっぱいでした。
病院へ行っても検査では異常がなく、何か特別な治療をしてもらえるわけでもありませんでした。
食欲はあったので、点滴もしてもらえませんでした。
それでも体重は減り続け、息苦しさは続く。
※1年間の体重の変化ついては、こちらの記事に書いています。
主人がいなければ食事すら作れない状況で、本当に焦っていました。
コロナ後遺症になってから1か月ほどは、
スマートフォンを見るだけでも胸が苦しくなり、
最低限の連絡も主人に代わってもらっていました。
電話もできず、携帯の電源を入れるだけで息苦しくなる。
本当に意味が分からない状態でした。
今振り返ると、神経が高ぶっていて、
音や刺激などあらゆるものに過敏になっていたのだと思います。
スマホやパソコンで疲れにくくなった

スマホやパソコンの作業は、
ブログやXの投稿もあり、毎日向き合うのが当たり前の生活でした。
でも、コロナ後遺症になってからは、ほとんど触れないほどになりました。
一体自分の体に何が起こっているのか、本当に分かりませんでした。
少しの刺激でも胸が苦しくなり、
スマホを見ることやパソコンに向かうことすら負担になっていました。
SNSの投稿やLINEの返信も、自分ではできず、主人に代わってもらっていた時期がありました。
連絡が取れないため、
見守りカメラで私が寝ている様子を主人に職場から見てもらっていました。
完全にスマホやパソコンから離れるようにして、1か月近く経った頃から、少しずつ回復に向かいました。
自分がまさかこんな状態になるなんて、思ってもいませんでした。
だからこそ、今こうしてまた作業ができるようになったことが、とても嬉しく思っています。
noteを毎日投稿できるようになってきた

今まで記録してきたメモの一部を、少しずつnoteに公開できるようになりました。
この1年を振り返ってみて、殴り書きのようなメモを残しておいて本当によかったと思いました。
あの時はただ必死で書いていただけでしたが、
今になってそれが自分を助けてくれています。
コロナ後遺症になる人は多くはないかもしれません。
それでも、もしかしたら似たように悩んでいる方の励みになるかもしれない。
そんな気持ちで、自分の実体験の記録を公開することにしました。
今は、記録が形になっていくことそのものが嬉しく、少しずつ読んでもらえることも励みになっています。
やりたいことが増えてきた今、嬉しさと怖さがある

コロナ後遺症になっても、息苦しさがあるだけで、
不思議と強い後ろ向きな気持ちにはなりませんでした。
コロナ後遺症の方の中には、ブレインフォグや精神的な落ち込みなど、さまざまな症状で悩まれている方も多いようです。
その意味では、私にはそうした症状がなかったことは不幸中の幸いだったのかもしれません。
今は、ブログもやりたい。
もっとnoteも書きたい。
家の掃除や家庭菜園もしたい。
やりたいことが増えるのは嬉しいです。
でも一気にやると、また体調を崩す可能性が高いことも分かっています。
どうやってコントロールしていくか。それが今の悩みです。
主人も、一度回復しかけて再び体調が落ち込んだ時の様子を見ているので、最近は積極的に休むように気遣ってくれていて、とても助かっています。
コロナ後遺症は、世間ではまだ理解が低いと感じます。
それでも、すべての人に理解してもらおうとは思っていません。
分かってくれる友人や家族がいることが、私にとっては大きな支えです。
回復してきたからこその悩みですが、腕を使うことや少し歩くと息が苦しさが出るのは、生活に欠かせない動作なのでコントロールが難しいです。
ここはこれからの課題だと感じています。
まだ先は長いかもしれません。
でも、知らない間に「あれ?治ってきたかも」と思える形で
回復していくのではないかと、今はそんなふうにも感じています。
それでも、まだ残っている症状がある

1年後の今では、集中してnoteを連続投稿できるようになり、
睡眠も途中で目覚めずに眠れる日が増えてきました。
今残っているのは、腕を使った後の息苦しさと、少し動くだけで出る強い筋肉痛のような痛みです。
症状が出ても15分ほど休めば落ち着くことが多く、不安もかなり減ってきました。
もちろん、少し動いては休む、を繰り返す煩わしさはあります。
それでも休めば落ち着いて、また作業を再開できるので、何とか生活しています。
マラソンの練習が生活の一部になっていた私にとって、
コロナ感染当初は「走れるところまで元に戻れるんだろうか」という思いが強くありました。
でも一度、寝たきりに近い生活になったことで、今の目標は変わりました。
まずはマラソンより、日常生活を取り戻すこと。
それが今の一番の目標です。
今は、10分程度の動作でも休み休みでないと難しい時があります。
それでも、日常が戻れば、15年近く続けてきたランニングも、
また少しずつ戻せるのではないかと思っています。
早く元の体に戻りたい。
そう思う一方で、主人や義母、県外に住む両親の理解があり、生活に困らず療養できていることは本当に救いでした。
愛犬ももちゃんの散歩も、もっと長く歩けるようになりたいです。
コロナ感染前は1時間歩くことや、公園へ車で連れて行くことが当たり前でした。今はまだそこまではできません。
でも車の運転ができるまで回復してきたので、希望は感じています。
食べ物も、1月の旅行をきっかけに食べられる種類が増え、体重も一番軽かった時と比べて8キロほど増えました。
※1月の旅行については、こちらの記事に書いています。
▶︎ 1月の旅行記録はこちら
体重の増加は大きな安心につながりました。
体重は、エネルギーの貯金。今は本当にそう思います。
とはいえ、あまり太りすぎたくないという乙女心は、まだ消えていませんけどね(笑)
同じように悩むあなたへ

コロナ後遺症で悩んでいる方へ。
私は1年経った今も、まだ症状に揺れています。
4か月ほど経った頃にはかなり回復していましたが、その後クラッシュを経験し、また体調が落ち込みました。
そして今、1年後の3月は、まだ元通りの生活には戻れていないものの、
かなり回復してきたと感じています。
正直、この先どうなるのかは誰にも分かりません。
でも、減り続けていた体重が増え、食べられるものが増え、
薬に頼らず生活のコントロールで少しずつ回復していることを考えると、
大きな病気の可能性は低いのではないかと今は感じています。
検査をしても何も出ない。診断された直後は「なんで?」と戸惑いました。
でも今は、異常が出ないなら、いつか回復する可能性もあるよね、という気持ちに変わってきました。
1年経って思うのは、あまり悲観的に考えすぎない方が、
回復につながることもあるということです。
回復は一直線ではありません。
それでも、小さな前進は確かに積み重なっていきます。
焦らなくていい。そのことは、この1年で私が強く感じたことのひとつでした。
まとめ

コロナに感染し、後遺症になって、3月で1年。
とても長く感じています。
それでも、1年前より確実に良くなっています。
今はまだ、ほとんど外出しない生活です。
友人には電話やLINEをする程度で誰にもこの1年会っていません。
でも、実家の愛犬2匹の葬儀に立ち会えたこと。
1月には車椅子ではありましたが旅行に行けたこと。
それらは私にとって大きな励みになりました。
ここから先、どこまで回復するかはまだ分かりません。
それでも、もう1年、無理のない生活を続けながら、一歩ずつ前に進めたらいいと思っています。
noteもこれから定期的に更新していく予定です。
どうぞよろしくお願いします。
※少し元気になってきた今、無理しないために気をつけていることを次の記事にまとめました。
