すべり台、ぬれてなかったよ!——娘の笑顔の裏にある「誰かの仕事」
「ママ、すべり台、ぬれてなかったよ!よかったね〜!」
ある雨上がりの朝、4歳の娘がそう言って、とびきりの笑顔で滑っていった。
前の日はしっかり雨が降っていた。
公園に向かう途中で「すべり台、ぬれてるかもしれないね」と私が言ったのを、ちゃんと覚えていたらしい。
でも実際に行ってみたら、すべり台は乾いていて、安心して遊ぶことができた。
私自身、「あれ、意外と乾いてるね」と思っただけだったけど、娘はそのことに素直に感動していた。
⸻
誰がふいてくれたの?
「だれかがふいてくれたのかな?」
そう聞かれて、私はちょっと返事に困った。
「うーん……風がふいて乾いたのかもね。
でももしかしたら、誰かが拭いてくれてるのかもしれないね。」
娘の「ありがとう」が向かったのは、
風や太陽だけじゃなくて、
目には見えない“誰かの仕事”だった。
⸻
区内の公園って、いつもきれいだね
わが家の周りには、いくつかの公園がある。
すべり台も、ブランコも、ベンチも、いつもピカピカ……とまでは言わないけれど、「危ない」「汚い」と感じたことはほとんどない。
葉っぱが山ほど落ちる季節も、
雨が続いたあとも、
気づけばちゃんと整っている。
区役所の人? 委託された清掃会社? ボランティアの方?
誰がどんな風にやってくれているのかは、正直なところ分からない。
でも確かに、その「整っている」は、誰かがやってくれている証拠だ。
⸻
子どもが安心して笑える公園をつくってくれる人へ
子どもって、大人が思っている以上に、
「安心して遊べる」ってことに敏感だ。
滑ってもおしりが濡れない。
変なゴミが落ちてない。
草がチクチクしない。
そんな「ちょっとした快適さ」は、
ちゃんと子どもの記憶にも、体にも、刻まれている。
そして、
それを支えている仕事があることを、
娘の一言が教えてくれた。
⸻
「ありがとう」を伝えたい
すべり台が濡れてなかったことに、
こんなに喜んで、こんなに安心して、
「よかったね」って笑ってくれた娘の言葉は、
私からの「ありがとう」でもあります。
#これ誰にお礼言ったらいいですか
毎朝、毎週、誰かがきれいに整えてくれている公園。
顔も名前も知らないけど、娘の笑顔の裏に確かにある「誰かの仕事」へ。
どうかこの「ありがとう」が、届きますように。
#これ誰にお礼言ったらいいですか
#子育てエッセイ
#4歳児の気づき
#感謝の気持ち
#見えない仕事にありがとう
#育児と仕事
#公園のある暮らし

