綾野剛はもはやジャンル。映画『でっちあげ』がしんどすぎた
映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男~』を観ました。
(※敬省略してます)
暇だし、なんか見るもんないかなと思ってNetflix開いたら、「Top10」マークついてたし、「綾野剛が出てる」し。
この軽率な動機が、まさか社会の闇に全身ダイブする引き金になるとは思ってなかった。軽く観るつもりだったんですよ。サラッとね?
いや無理でした。
開始5分でクソみたいな殺人教師にムカムカし、
「いや、こんな人間おる?!しかも教師?!…ないわぁ。」
と思いながら見ていたら、
次第に、胃がキュッとなり、30分後には「これ、息してて大丈夫?」状態。
綾野剛……大丈夫?(違う。そこは「薮下先生大丈夫ですか?」って聞くところ)
そしてラストには放心。
心が全部空っぽになったままエンドロールだけが流れてた。
けっきょく、あの家族がどうなったのかわからないって、いやいや。怖。
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基本情報(ざっくり)
タイトル:でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男~
監督:三池崇史
主演:綾野剛、柴咲コウ、亀梨和也 ほか
原作:福田ますみ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』
あらすじ(ざっくり)
2003年、ある小学校教師・薮下誠一(綾野剛)が児童への暴力を保護者に告発され、世間から“殺人教師”と糾弾される。保護者・氷室律子(柴咲コウ)は怒りと悲しみに満ちた顔でメディアに訴えるが、その裏にはねじれた「正義」が潜んでいた。報道、世論、裁判、家族…すべてがねじれ、壊れていく中で、薮下は「すべてはでっちあげだ」と叫ぶ。
この映画は、「正義とは何か?」「集団心理が生む暴力とは?」を観客に突きつけてくる社会派サスペンス。実話をベースにしていることが、さらに観る者の心を締めつける。
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綾野剛はもはやジャンル
追い詰められて壊れていく教師役、演技というかもう憑依。
静かなセリフ、震える声、無言の中にある叫び…もう「演技がうまい」とかじゃない。魂が干されてた。
柴咲コウの目力は凶器
光ってるとかそういう次元じゃなくて、“正義の亡霊に取り憑かれた人間の目”。しかも嘘をついて、さらに自分の子どもにまで嘘の演技を強要するっていう倫理クラッシャー。怖すぎて震える。
正義を錯覚した呪いのライトみたいな光出てた。
見てよかったと思わされる…それが三池崇史の罠
結局、何を見せられてるの?と言えば、
「人が集団で何かを信じ込むと、ここまで壊れるのか」っていう実験映像を見せられたような気分。怖いし、しんどい。
正義って何だったんだろう地獄。
しかも実話ベースというパンチラインつき。
おまけに、最後はなんかモヤっとする。
あの家族、どうなったの?
それでも見て良かったと思わされる。
「説明?しないよ。現実って、そんなにスッキリ終わらないでしょ?」
…っていう身も蓋もないスタンスで突き放してくる感じ。冷たい。
まんまと三池崇史監督の罠にはまった気分。
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で、何で観たんだっけ?
あ、綾野剛だったわ。
皆さん、次からはちゃんと事前に確認して観ましょう。
綾野剛はもはやジャンル。安全じゃありません。
彼が出てる時点で、あなたの心は既に試されているのかも知れません。
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