ロビーはあそこでしか生きられない。『The Pitt』シーズン2を観た。
医療ドラマは数えきれないほど観てきました。 でも、ここまで「精神的にどこまで削れるか選手権」みたいな作品は他にない気がする。
シーズン2は、あれから10ヶ月後の独立記念日。
何も楽になっていない。
シーズン1では、まだ「乗り越える物語」を期待していた。
シーズン2は、それを静かに裏切る。
これは「立ち直る物語」ではなく、「続けてしまう物語」だった。
ロビーの状態がとにかくしんどい。
睡眠不足。連続勤務。トラウマの積み重ね。
表情はほぼ虚無。怒りっぽい。
それでも患者優先。
「壊れゆくフラグ」全振りで、見ていてこっちがしんどくなる。
しかもそれ、ロビーに限らずって感じで、なんだかもう、みんな壊れかかってる。
でもシーズン2を観て一番感じたのは、
ロビーはそもそも離れきれない人なんじゃないかなということ。
すごく苦しそうで、逃げたいんだろうけど、それでもけっきょくここにしかいられないっていうか。
どんなに自分がそこにいたくなくて、逃げ出したくても、あの人はあそこでしかもう生きられないような気がする。
救急の現場は過酷だけど、
同時に彼にとっては「自分が機能できる場所」なんじゃないかなと。
だから離れることが救いになるとは限らない。
最終話で、捨て子の赤ちゃんを抱きながら「大丈夫だ」と自分に言い聞かせるロビーを見て少しだけ、救われた気持ちになった。
あと、「それでも人生は素晴らしい」ってロビーをハグした義足のお医者さん。
でも人間関係はまぁ、ほぼ何も解決していない。
シーズン3(2027年予定)も確定していることだし、これはまた医療ドラマ好きとして、追いかけられるドラマを見つけてしまったなという感じ。
制作側の「はい次の苦しみどうぞ」という姿勢、ほんと性格悪すぎる(最大の褒め言葉のつもり)
ヒーローを見るのではなく、消耗しながら働く人間を見る感覚。
感動ではなく、消耗の継続。
それがシーズン2だった。
ERが好きだった人、医療ドラマ好きの方は、ぜひ。
まだシーズン2ですから今なら間に合いますよ。
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シーズン1はこちらです👇
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