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雑な外注

AIを多用するようになって、感じることがある。
AIを上手く生かしている人は「外注が上手い人」だ。
今回はこの辺りのことについて書き綴っていく。


外注が雑な人

外注が雑な人は、外注する時に付帯する情報が薄い。
これだと、よほど優秀な外注先か、長年苦楽を共にした外注先でもない限り、本領を発揮した仕事が成されない。

・完成のイメージ
・それを使う目的や目標
・注意や考慮して欲しいポイント
・迷いなく動くために必要な情報
・この仕事に対しての想い

こういったことを丁寧に外注先へ伝えなければいけない。

外注が雑な人は、納品されたものの確認をしない。
これは、何かが不一致のまま利用するリスクを抱えているということだ。
しかし、それに気づかない。

外注が雑な人は、仕事が雑な外注先と相性が良い。
それはそれでメリットが一致しているわけなので、問題はないのかもしれない。
ただ、残念ながらその組み合わせだと、雑な顧客ばかり集まってきてしまう。

AIと外注

生成AIへ何かを依頼するのは、外注先へ何かを依頼するのと似ている。
雑な依頼をすると、雑な回答や成果物が返ってくる。

生成AIは非常に優秀なパートナーだが、あくまでアシスタントだ。
使うのは人間であり、判断するのも人間だ。
もし、デスクワークをしていて、生成AIが超優秀なアシスタント3名分程度にも感じられないのであれば、自分にある種の能力が足らないと考えるべきだ。

――― それが外注能力というもの

ここ最近、AIを上手く活用できている人と、そうでない人の差が深くなってきた。
その根本が上手く外注する能力であるように思える。

例えば、先日フリーランスの知人女性から相談を受けた。
ワードプレスというブログ的なシステムをカスタマイズする仕事を受注したらしい。
そして、その仕事に行き詰った。
AIに任せて生成したプログラムコードが思い通りに動作しないと言う。

それもそのはず。
私に「AIに任せて生成したプログラムコードが思い通りに動作しない」という雑な相談をするくらいなのだから。

最低限「思い通り」をAIや私に共有しなければ、先には進めない。
つまり、丁寧に外注するということだ。

ちなみに、AIが生成したプログラムコードを覗いて見た限り、かなりの「忖度」が含まれていた。
やはり、AIは優秀だ。
プログラムコードから、逆に彼女がAIにどんな依頼をしたのかが見えてくる。

結果、AIが生成したプログラムコードを少し改修するだけで彼女の「思い通り」の動きをするようになった。
これだから、AIはやめられない。

外注先に課金する

私に相談に来た彼女は、全てが終わった後、笑顔で帰っていった。

――― 私に課金する気配は無い

私自身もわざわざ課金を請求することもしなかったので、この件はそれで終了。
めでたし、めでたし。

・・・ではない。

外注を最大限に活用するためには、外注先に課金をする必要がある。
外注先が潤ってこそ、本領を発揮してもらえるからだ。
私に課金をしなかった彼女は、本来の私の能力を最大限に生かしていない。

実は、相談を受けたポイント以外に、彼女の仕事に不具合があることを発見していた。
しかし、意地悪な私は「相談されていないこと」に手を付けなかった。

――― おそらく、彼女は再び相談に来る

自分が雑な外注をしている限り、根本的な解決は訪れないと思う。
再びAIへ雑な依頼をし「思い通り」にならないと言ってくるだろう。

その時は「まずAIに課金すること」というアドバイスをしようと思う。

私はChatGPTとGeminiを大切な外注先と認識しており、早期から課金し続けている。
明らかにAIは私自身の情報と過去のやりとりを細かく記憶しており、非課金ユーザーと比べてより良い仕事してくれていると実感している。

外注先は大切に。


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