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【26.5.6】振り飛車トークフェス第1部「ぐるぐる指導対局会」

5月6日が思いがけず休みが取れてしまったので、なんかイベントないものかなと思っていたら、すごいのあった! 昨年も開催されて今回が2回目なのですが、今回はぐるぐる指導対局会があるようなので、申し込みました。

表参道、もう毎度おなじみの会場です。2階に入るのは3月1日のIMPACT東京以来ですね。

あらかじめ受付で、持参の黒彫を使ってよいか聞きまして。持参の駒使用はもちろん問題なし、ほかにも持ってらっしゃる方いました。黒彫も大丈夫でしょう、ということでしたし、実際先生方なにもおっしゃられず淡々と指していただけました(なんか、一番最初のころドキドキしながらお願いしてたのが今となっては拍子抜けであります)。

今回は、藤井猛九段、戸辺誠七段、山本博志五段がぐるぐるしながらの指導対局。対局中に一度、最大2分間の相談ができる相談カードがあります。どこでどの先生に使うかも大事なところ。あまり遅くなると時間がなくなりますし、棋神帰っちゃうような局面になってしまってるかもしれないし(笑)。

手合いは2枚落ち、戸辺先生の△6二銀からのスタートです。ちなみに、お隣には角落ちで挑むお強い方が、反対隣りは小学2年生か3年生か、といった少年が6枚落ちをしております。指導対局であまり駒を落としてもらうのは、、、と、指導対局を躊躇される方もいると言いますが、先生方は6枚だろうが8枚だろうが、その人に応じた対局をしてくれますから、指導対局だからと気負わなくても大丈夫です。
ま、気持ちはおいらもわかるつもり。3年位前の麹町サロンでは、周りの方々が角落ちだ、平手でなんてやっている隣で6枚落ちとかやってもらっていましたからね。でも、もちろんていねいに指していただけましたよ。

話それました。続いて藤井先生、山本先生と指し手を進めて行ってくれます。おいらはもちろん四間飛車! ちなみに、隣の少年はチラ見したらやはり四間飛車でしかも高美濃にまで組んでいる本格派でした。

戸辺先生が「こちらも相談タイム必要なんでは?」とおっしゃられて会場から笑いが。

合同カンファレンスみたいな(笑)。でも、なんかそれを公開してくれるのも面白いかも。どこかのぐるぐる指導対局会でやってみてくれないかなあ。

図は31手目△4四銀。こっちに銀をかわしてきました。

31手目△4四銀右。いつものように銀交換を挑む局面、銀を引いてかわすというのはありましたが、上がってかわされました。これは上部盛り上がってきてるということでもあるのでちょっとこわいなぁ。でも、毎度思うのは、どんなに先生が違えど、ぐるぐるしていても、ここまでの上手の駒組、いつも見ている形なんですよね。

図は49手目△7六金。銀取りですがどうしましょう、、、

49手目△7六金。金が盛り上がってきました。角は逃げたけど、これでは銀が捕まってしまう、8筋の交換はできるけど、▲8四歩△同歩に▲同銀とすると△8三歩に▲7五銀としてはいけないし(あとでよく考えたら、▲8三同銀で突破できてるんですよね、、、)。そこで▲8四同飛として△8三歩に▲8五飛と銀取りを受けてみます。「これはよかったですね」とは感想戦での山本先生の評。

すると、△7五金▲同飛と金銀の交換が行われまして、次に回ってきた藤井先生が57手目△6四歩。

図は57手目△6四歩。角のラインに飛車が居座っているというのも、どうしたもんかと思っていました

ここでおいら少々悩みます。現状は金銀の交換だけなのでほぼ互角にはやりあえてる、そうなると2枚の大駒をどう使っていくか。現状避難させた角が使えていないし、飛車もこの先どう回れば使いやすくなるものやら、、、。「考慮中」の札にしてあるので戸辺先生、山本先生と通過をしていき、次に藤井先生が。ここでおいら藤井猛棋神発動!(相談カードね)
「先ほどと変わっていないんですが、このあと大駒をはたらかせていくにはどうしたらいいでしょう?」と聞きますと、
「先ほど上手が突いた歩を狙って▲7四歩と合わせる、取って△7三歩と受けてきたら▲6四歩と取れる。あるいは、銀を受けに使ってもらってもいい。あとは、『攻めは飛車角銀桂』にしたがって、7六に飛車を引いて7七桂と跳ねれば、戸辺先生が得意な石田流という形になりますね」と藤井棋神、なるほどぉ、、、。

まずは▲7四歩と合わせて、△同歩▲同飛に△7三金。先ほどの6四歩は取れませんからここは▲7六飛と引いて次は石田流、、、。
ちょっとまて! ここで教わったのうのみに▲7七桂と石田流の形にしたら、速攻△7五銀と打たれて飛車が詰んでおじゃんじゃありませんか!!
そう、棋神が示した△7三歩ならよかったんだけど、△7三金として△7四歩と4段目で受けてきてたからこんなことに。あぶないあぶない! 少しの形の変化で大きく先の異なる結果になる、お将棋こわいです(笑)。

図は64手目▲8二歩。金が3段目に上がったためにできる桂取りの歩

だけど、金が3段目に上がってきたからゆえにこんなところに隙が。「この手がよかったですね」と戸辺先生の感想戦での評。

図は69手目△8四金。角金交換を挑むこともできますが

迎えた69手目△8四金。香取りですが、▲9三香成とすれば部分的には問題なさそう。だけど、これじゃあつまらないか。ここはいつもの決断の時! 次の手に回ってきた藤井先生、「ここは決断するのもよいかも」ということ。これで角金の交換ながら飛車成は確定。まだ自陣は安泰ですし、金2枚の持駒でつなげていけそう。

写真は70手目、▲8四角。角金交換を行って決戦です

ま、そうすると上手は玉頭と端からあやをもとめてくるわけですよね。でも、まだこれなら▲3九玉と逃げておけば即の追撃はないはず。しかし、時間があと15分ほど。このあたりで決め手がないと時間切れ中断となってしまいます。ここまで優勢に進めてきているはず、できるんだったら決めたい!!

86手目▲3二金(この金を打ちたくて82手目に▲2四桂を打ったのですが、悪手だったのね)、に△5三玉。

図は87手目△5三玉。こっちに逃げてくるのを読んでいませんでした、、、

△同銀▲同桂成△同銀▲5三竜をと一間竜にもっていくのを読んでいたのでそこに逃げられると、、、と考えてしまいます。

戸辺先生が回ってきて「この▲3二金がちょっと重いのかも、、、。いや。」と一瞬止まります。「この▲3二金△5三金に、先の見通しがあるとあれば、3二金。そうでなければ別の手を考える、としましょう」と言って3二金の前の場面に戻します。

さて、、、。
△5三玉に▲7三金とすれば▲6二竜までの詰めろ。だけど、△5一角とされたときに詰めろが続くのか。
と、△5三玉の局面で考えていると今度は藤井先生。
「ここは詰みがありますね、3手詰め」
「!!(しかも3手??)」
「4二に竜が行くにはどうしたらよいですかね(←これ、ほぼ解答(笑))」
「、、、これかぁ、、、」

終局図は90手目▲4二竜まで、下手の勝ちとなりました。

90手目▲4二竜までで下手の勝ちとなりました。

残り約10分を切ったくらいでなんとか決着つきました。ある意味藤井先生のお導きで下手勝ちに持っていってもらえましたが、ぐるぐるしながら戸辺先生、山本先生にもご指導をいただけてとても楽しかったです。なんと言っても振り飛車の第一人者の先生お三方を目の前に、四間飛車で戦うことが出来て大満足です(ちなみに、見える範囲内ではやはり振り飛車を指してらっしゃる方が多かったような気が)。どうもありがとうございました!

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