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第十話 宇宙いや銀河の如く転生じゃなくて乗っ取られて これは二重人格かな!

第十話 でもどうして

ペンがあったので回してみた

全然止まらなくて回し続けられる
「これってどういうことだと思うっ」
聞いてみても、クレアもペンを回し始めていた

二人してペンを回してて
よくみたら揃って回転してた
「ねえクレア、回転がっ」
「うん、レミと回転が揃ってるよね」
「どうしてなのかな」
「私の中の何かが突然発動するのかな」
「はははっ発動って」
「レミ面白い」
「でも突然だし、稀にだし」
「いつ戻るかわからないし」
「うん、そうだね」

クレアがペン回しよりも、もっと歌おうよっねって
「うん、戻る前にたくさん歌いたい」
もぐもぐしながら、選曲はじめて
歌い出したら、やっぱり声が合う

気持ちいい

こんなに気持ちいいなんて
なんだか、クレアに少し不思議なことを打ち明けたからか
声が重なって歌えることについて、とっても楽しめている。

ついさっきまでは、声が重ねられるって
喜んでいるクレアを喜ばせたくて
ただ、必死になって歌い続けていた感じだった。

歌うって、声が重なって歌うって、こんなに楽しいんだ。

クレアの声が良くって歌が上手いことは知っていたけど
声が重なったことで自分自身が一緒に歌えていることに驚いた。

今更だけど自分がこんなに歌えるって思ってもいなかった。
声が重ならないのは声が出ていないからかと思っている部分もあった。

これまで一人ではオクターブの高い歌は歌っていなかったから、
けど、なんでだろ、クレアと歌ってきて
クレアみたいに歌えたらって
歌い方を真似して
でも真似したところでって思っていたけど

今、私、歌えている。

とっても楽しく、歌えている。
「クレア、ありがと」
「レミどうしたのっ」
「突然、レミ、こちらこそ、ありがとね」
「声出ちゃってたー」
「歌うのがクレアと歌うのが、クレアの声と重なるのがとっても楽しいの」

「この高揚感楽しいー」


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