何々だから安くして、とかいう暴言
前回は、友達だからタダにして、とかいう暴言について述べました。
今回は、何々だから安くして、とかいう暴言を、少し述べていきたいと思います。
何々だから安くして
友達だからタダにして、は馴れ馴れしい略奪者が言う言葉ですが、何々だから安くして、の場合、もっと広範に見られます。
近年で最も極端で具体的な事例を挙げます。
とあるキッチンカーで、唐揚げセットが売られていました。醤油味と薄塩味のセットです。
醤油味が4個400円。
薄塩味が4個400円。
セットは4個500円。(醤油味2個、薄塩味2個。)
私は普通にセットを買ったと思います。
(味変があるのが好きだから。)
私は、キッチンカーのすぐそばのゴミ箱近くで、立ち食いしていました。
そうしたら、私の後ろに並んでいた高齢女性が、こう言い出したのです。
「醤油と塩で2個と2個だから400円にならん?」
寝言は言うな
なるか、そんなもん。寝言は言うな。
私はそう思い、見かねてこう言いました。
プロのすることだから。値段は違うでしょうよ。
プロの手が入っているんですよ。
醤油1塩3が良いか。醤油3塩1が良いか。
色々試してみた手間には価値がありますから。
偶々、醤油2塩2になってますけど、試してみて、一番良かったのにしてるんでしょう。
その手間のお値段が入っているんでしょう。
私がこう言っても高齢女性は腑に落ちないようで「んー、まあ良いや、醤油にする。」と言って、醤油のほうを買っていきました。
プロはプロである
高齢女性が買って帰った直後、キッチンカーから店員さんが出てきて、こう言いました。
「さっき、本当にありがとうございました。」
私は当然のことを述べたまでだと思っていたのでびっくりしました。
「ああ、まあ、プロはプロですから。」
そんな感じの、照れたような返事をしました。
プロはプロなんです。
醤油味も薄塩味も両方食べたい、というニーズに合わせた善意を値切るほうが変なんです。
醤油1と塩3、塩3と醤油1、特に試していなくても上乗せした値段にして良いぐらいです。
そう思いながらも、突然のお礼になんか照れて、(食べ終わったのもあって、)帰りました。
友達でなくても生じる
上述のエピソードから何がわかるか。
私の性格がめちゃくちゃ良いということです。
冗談です。
何々だから安くして、と言い出し始める客には、偶然出くわすことがあるということ。
しかもヤンキーとかでない、普通の高齢女性でも言い出し始めるということ。
そしてそれは、店側と客側の親しさとは無関係に生じるし、生じ得るということです。
(店員女性と高齢女性は友達でないようでした。)
特に友達でなくても「何々だから安くして」は、生じるものなんです。
プロのつけた値段に対する暴言だと思います。
