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【上野散策】東京国立博物館で「加賀前田家」の至宝に触れる。百万石の威光と美学

新緑の上野公園を歩く

爽やかな風が吹き抜ける上野公園。
上野周辺で用事があったため、かねてより楽しみにしていた特別展「百万石!加賀前田家」を観るために、東京国立博物館に足を運びました。

まずは上野公園のシンボル、大噴水。
高く上がる水しぶきと、花や樹木を眺めていると、鑑賞前の期待感も自然と高まってきます。

博物館へ。歴史の門をくぐる

噴水広場を抜け、いよいよ東京国立博物館(トーハク)へ。
歴史を感じさせる堂々とした門構え。
いつ訪れても、この門を見ると、日常から歴史の深淵へと引き込まれるような特別な緊張感があります。

今回のお目当てはこちら。
特別展「百万石!加賀前田家」


圧倒された「鎧兜」の世界

今回の展示で、私が最も心を奪われたのは「前田家ゆかりの武具・甲冑」です。

作品リストにもある通り、前田利家公を象徴する長烏帽子形の兜をはじめ、実に多彩な鎧兜が並んでいました。
実戦用としての機能美はもちろん、百万石の権威を象徴するような装飾の数々。
意匠の凝らされた兜の造形美には、当時の武将たちの美学と覚悟が凝縮されているようで、時間を忘れて見入ってしまいました。

展示室内は撮影禁止だったため、その勇壮な姿を記録に残せなかったのが唯一の心残りですが、目に焼き付けたそのディテールは今も鮮明に残っています。

百万石の誇りを現代に感じる

工芸、美術、そして武家文化。
加賀百万石が築き上げた文化の厚みを、一堂に会した至宝から存分に感じ取ることができた一日でした。


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