見出し画像

2025年7月28日(月)「未利用魚・アカシャ」

今日の東京は晴れ。
朝の最低気温は25℃、日中の最高気温は36℃超。ヤバい暑さです。予報も見てみると、この先ず~と35℃超の猛暑日が続くようです。こりゃ、ホントにヤバい。
今日からは二十四節気大暑の次項、七十二候土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」(土が湿り蒸し暑くなる時季)となります。
最近はお天気続きで雨が殆ど降ってないのであまり土が潤っているとは思えませんが、蒸し暑くはあります。
今日の午後から故あって再び実家の豊田に戻ってます。さて、

先週末には「醗酵飲料(日本酒)・上川大雪/十勝 with Cheese Yellow」で日本酒とチーズのマリアージュについてお届けしましたが、今日は「未利用魚・アカシャ」についてお伝えして行きたいと思います。

アカシャ。
コレは愛知県の三河湾伊勢湾近辺でしか聞いたコトのない名前のエビですかね。
ソレもそのハズ、コレは3種類ホドの小エビの俗称(地方名)であって、所謂標準和名ではないようですので。
ぼうずコンニャクさんの「市場魚貝類図鑑」に拠れば、このアカシャと呼ばれるエビは、標準和名のアカエビサルエビモギエビの3種なんだとか。

ただ、このエビ(類?)を未利用魚だと言ってしまうのは、少々行き過ぎなのかな。
確かに、地元ではいざ知らず、豊洲なんかでこのエビが売られてるようなコトは殆どないとは思うし、関東のスーパーに並ぶコトも無いけれども、実はコレらの小エビは海老煎餅なんかの原料にもなってます。その意味では大いに利用されているエビなので、れっきとした利用魚(蝦)なんですよね(恐らく、三河湾産やら一色産と書かれているえびせんを食べたコトがあるヒトはこのエビを食べているハズです…wikiを見てビックリ。えびせんの生産量は愛知県が95%を占めているとの由)。

コレは西浦鮮魚マーケットに出てたヤツ。

一色さかな村でも良くアカシャは水揚げされているのですが、確かにやや黒っぽいのもあれば、赤っぽいモノもあったりして、「あれれ?」と思うコトはちょくちょくありました。
自分はアカシャは1種類のエビだと思い込んでいたので、改めて3種あると知って、やっと長年の(?)ナゾが解けたカンジです(コレだからシロウトは困りますねぇ(笑))。
ただ、そんな状況なので、地元民は殆ど区別なくこの3種(ホントに3種全部あるのかを確認したコトはありませんが)をひっくるめて呼んでもいるし、買ってもいますね。

コレらのエビは何れもクルマエビ科に属するだけあって、カラダは小さいモノの、とっても美味しいエビであるコトには間違いありませぬ。ただ、小さいだけに背ワタを取るのが厄介なので、コレを省略すると(自分は殆ど取りませんが(汗))、矢張り時々ジャリジャリとするコトがある点は少々難点でしょうか。

コレらエビ類のえびせん加工以外の食べ方としては、塩茹・かき揚・素揚・焼き・味噌汁なんかで食べるのが一般的のようです。
市場の知り合いのヒトは、この辺じゃあコレでおぼろを作ったりするのだ、とも言ってました(江戸前ではシバエビで作るヤツですね)。
自分の場合、この手の小さめのエビは剥いて漬けにするコトが多いのですが、コレは少々手間は掛かるものの、間違いないヤツです(偶に砂ジャリジャリありますが)。
アヒージョなんかもエエですね。
もう一つ難点を言えば、コレらのエビは足が早い(即ち、鮮度が落ちるのが早い)ので、スグにアタマの辺りから黒ずんで見た目が悪くなっちゃう点。コレさえ何とかなれば、安くて美味い地場食材なんですがね(レモンを加えた氷水に入れておけば黒変を防げると言うワザもあるようですが)。

家に持って帰って来る間にも少々黒変(涙)。
アカシャの漬け。少々背ワタがジャリジャリ。でも、甘い。美味い。

と言うコトで、コレらがお安く大量に、しかも黒変させるコトなく入手が出来れば、色々とヤリようがありそうです。

明日は青森は十和田地方の「醗酵食品・ごど」についてお届けしたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!