2025年12月19日(金)分の「醗酵飲料(日本酒)・七賢(山梨銘醸)」
本日12月20日(土)2つ目の更新。
やっと追い付いた(笑)。
本来更新するハズだったこの日12月19日(金)のシンガポールのお天気は曇り。
朝の最低気温は26℃、日中の最高気温も28℃迄。
この日の未明にシンガポールを出発、昨日朝に日本に戻りました。
流石に、12月下旬の日本は、赤道直下のお国から来たら多少は寒かったですかね(笑)。さて、
先ホドは「有害鳥獣・昨今のクマ被害から考えるコト」についてお伝えしましたが、今回は「醗酵飲料(日本酒)・七賢(山梨銘醸)」についてお届けしたいと思います。
七賢。
言わずと知れた(?)、ワイン王国が誇る(??)山梨の銘酒ですね。
このお酒は山梨県の北斗市白州町に於いて1750年(寛延3年)創業の山梨銘醸サンが造る銘柄の酒であります。実に、275年もの歴史を持つ、老舗酒蔵なんですね。
ん?白州??
そう、サントリーの白州醸造所のあるトコロの近くにあるワケでありまして、要は南アルプスは甲斐駒ヶ岳の麓の伏流水が豊富に湧き出る、言わば「名水の里」に位置している、と言うワケです(逆に、サントリーよりも随分と先にこの名水を活用して酒造りを行っていたワケなので、サントリーよりも随分とセンパイに当たると言うコトなんです)。
この銘柄「七賢」の名前の由来としては、江戸時代にこの地を訪れた幕府の儒学者である林家の七人の賢人をもてなしたコトに因むモノだと言われてます。
但し、林家で一番有名なヒトとしては林羅山なんかがおりますが、1750年よりも100年以上前のヒトだし、その後代のヒトでも具体的に誰だ、と言えるヒトはいないし、七人揃って訪れたと言う記録もないようなので、中国の「竹林の七賢」(老荘思想家達)に倣った象徴的な表現である可能性が高いのではないか、と言われてます(な~んだ、と言うカンジがしないでもありませんが(笑))。
山梨銘醸のメインブランドは七賢なワケですが、コレ以外にも地元向け限定酒や季節商品、スパークリング日本酒等の多彩なラインナップも手掛けてます。特にスパークリングには早くから取り組んでいて、注力分野のようですね。
山梨銘醸の酒造りは、ココ白州で採れる口当たりが柔らかで肌理細やかな酒質を生み出す水(軟水)の良さを最大限に生かすコトが中心になっていて、酒米も山田錦・美山錦・ひとごこち等を中心にし、酒質に合わせて使い分けておられるようです。
また、酒の骨格を決める重要工程でもある麹造りについては、麹室での丁寧な手入れを重視、香りと味のバランスを整えてます。
因みに、現在の蔵元は北原家の十一代目が務められていて、新しい挑戦を恐れぬ姿勢が蔵の革新性に繋がってます。
また、杜氏についても若い世代中心にしていて、科学的な分析と経験値を組み合わせた現代型の酒造りを実践中。
そんな環境下で醸される七賢。
白州の水の柔らかさがそのまま酒質に現れ、口当たりは滑らかで、香りは控え目。
和食全般と相性が良く、白身の刺身や湯豆腐、出汁を使った優し目の煮物等、食事に寄り添うタイプが多いのが特徴。
実際、今回直売所で買って来た生酒も、フレッシュで飲み口は滑らか、抜群の食中酒だったな、との印象です。

今回、蔵を訪問してみて分かったのは、矢張り昔から酒造りってのは地方のお金持ちがやる商売なんだな、と言うコト。
北原家のお屋敷・酒蔵はとっても立派で、豪壮なモノでした。
ソレらを上手く活用して直売所なんかも常設されていて、オシャレで行き届いたお店になってましたね。






と言う、山梨はワインだけじゃないな、と感服させられた蔵訪問でした。
機会あれば、是非(あ、因みに思い立って訪問してみたサントリーの白州蒸留所は事前予約無いと入れない仕組みになっているので、ソコも行きたいお方が事前に予約しといて下さいね)。
と言うコトで、今週はおしまい。
旅に出ていたとは言え、更新遅延大変失礼致しました。
週末もあまり安定しないお天気のようです。
今年最終週となる来週初には「二十四節気・『冬至』の時季の具体的メニュー」について書いて行きたいと思います。
それでは、良い日曜日をお過ごし下さりませ~!
