見出し画像

2025年11月10日(月)「未利用魚・ベニテグリ」

今日の東京は午前中曇りのち晴れ、一時雨。雨のアトは晴れ。
朝方の最低気温は11℃、日中の最高気温は20℃。ナンだか目まぐるしく変わるお天気の一日でした。さて、

先週末には「二十四節気・『立冬』の時季の具体的メニュー」について書いてみましたが、今日は「未利用魚・ベニテグリ」について書いて行きたいと思います。

ベニテグリ。
ヘンテコな名前ですが、漢字では紅手繰と書きます。
まぁ、一種の深海魚ですね。名前の由来としては「底引網(手繰り網)で獲れる赤いサカナ」と言うトコロから来てるらしいんです。
このサカナは凡そ水深100~250m程度の大陸棚の縁っこに棲息してるようなので、深海底引網漁で獲られるけれども、流石に手繰ってては疲れますわなぁ(今時、深海底引網を手で引き寄せてるヒト等いませんが)。
深海底引網漁をやってるトコロ自体が日本全体でも多くないコトもあって、豊洲市場でこのサカナが売られてるのは殆ど記憶に無いし、他の市場でもあまり見たコトありませんね。
実家のホームグランド市場の一色さかな村西浦鮮魚マーケットでは深海底引網漁をやってるトコロも魚を出してるので、割りとちょくちょくこのサカナは見ます。
ただ、全国的にはあまり流通しない、所謂未利用魚と言っても良いのだと思います。
因みに、このサカナの愛知の市場での通り名(?)はアカゴチですね。

このサカナはスズキ目ネズッポ科に属する魚で、体調や大体13~20㎝程度、色こそ違うけれどもカタチや大きさ等は同じネズッポ科のメゴチ(←一般名、標準和名はネズミゴチ。標準和名のメゴチはコチ科の魚なので、ヤヤコシイですね(笑))と共通する部分は多いのだと思います(ドチラも美味い天ダネですしね)。ただ、
棲息域はメゴチが100m迄の浅海の砂地であるのに対し、ベニテグリの方は上述の通りやや深い海の砂地である点でしょうか。

基本的にはクセのない白身なので、刺身でも良いし煮ても焼いても美味い。
でも、天ぷらやフライ、唐揚等の揚物系に適しているとも言われてます。
オモシロいのは、天ぷらなんかにすると上品な白身魚と言うよりも、エビに化けると言うヒトもいるホドなので、一度自分でも天ぷらにして食ってみないとイケないなと思ってます。

今回は西浦で買って来たモノ(写真でみると、冒頭写真に比べてもエラく色が悪いですねぇ)を、刺身と煮付にして食べてみました。
刺身は至ってフツーのさっぱり系白身魚で、ほのかに甘味を感じられるモノでしたね。
煮付も、至ってフツー。

今回買ったのは随分と黒味がかってます。個体差?
ベニテグリの姿造り?淡白な白身。
ベニテグリの煮付。真ん中の黒いのはスミクイウオ。

次回市場でこのサカナ見付けたら、メゴチと一緒に買って松葉おろしにして天ぷらにして食いたいですね。食べ比べもオモシロいと思うので。

明日は「医食同源・腸内環境整備」について書いて行きたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!