2025年10月29日(水)「漁師料理(海賊料理?)・法楽焼」
今日の東京は曇り時々晴れ。
朝の最低気温は11℃チョイ、日中の最高気温は17℃弱。また気温低下して来ましたね。そりゃあ、10月も末だから、しゃーないコトです。さて、
昨日は「調味料・出汁(野菜)」についてお届けしましたが、今日は「漁師料理(海賊料理?)・法楽焼」についてお伝えしたいと思います(冒頭画像はコチラから拝借しました)。
法楽焼。
愛媛は今治の郷土料理でもあり、昔この近辺を根城にしていた村上水軍(海賊?)ゆかりの海賊料理でもあると言われてます。
法楽焼は、別の漢字では焙烙焼とか宝楽焼とかを充てるコトもあるようですが、今治の地場料理としては法楽焼。
村上水軍は室町時代から戦国時代に掛けて瀬戸内海で活躍した海の武士集団(海賊?)で、元々は因島・能島・来島の三家から成る「三島村上氏」として知られてたのだそう。
彼らは単なる海賊ではなく、海上交通の安全を守る水先案内人(瀬戸内海は複雑な海流と岩礁帯等があり、座礁リスク大な海)や通行料徴収者としての役割も担っていたとの由。
戦時には火矢や焙烙玉(ほうろくだま)と呼ばれる爆弾を使って敵船を攻撃する等、海上で繰り広げられる戦の戦術にも長けていたとのコト。
その村上水軍が戦に勝利した際に催した祝宴で振舞われたのが、この法楽焼。
その調理方法たるや至ってシンプルでありまして、焙烙鍋に小石と松葉を敷き、その上に来島海峡の急流で鍛えられた(?)マダイを中心に矢張り瀬戸内で獲れた新鮮なクルマエビやサザエ、ハマグリやイカ等の魚介類と、何故か茹で卵(笑)を豪快に盛り付け、水分を一切加えずに塩だけで味付けして蒸焼にする。
コレによって夫々の素材が持つ味がぎゅ~っと凝縮され、ふっくらと仕上がり、大変美味い法楽焼が出来上がるのだとか(まだ現地で食べたコト無いんですよね~)。
因みに、以前瀬戸内の大島に行った際に来島海峡で育ったマダイの焙烙焼を戴きました。上述の通り、来島海峡の急流で揉まれて育ったサカナなので、確りと「鳴門骨」がありました。
流石でしたね~。


また、法楽と言うネーミングには、戦勝を神仏に感謝する儀式的な意味合いも込められていたとも言われてます。村上水軍の多くが真言宗の信徒であったらしいので、この辺もこのネーミングに大いに関係してそうですね。
ネットで探してみても、中々この法楽焼に適した焙烙鍋が見付からないのですが、代用品は幾らでもありそうなので、この鮮度の良い素材を活かしたシンプルな料理、エエじゃないですか。テクの無い自分のウデを補って余りありそうなので(笑)、アトは新鮮素材の仕入ルート確保がポイントですね。
やりたい!
明日は「衛生管理・食中毒に関する全般事項」について書いて行きたいと思います。
