2025年12月22日(月)「二十四節気・『冬至』の時季の具体的メニュー」
今日の東京は曇りのち晴れ。
朝の最低気温は9℃弱、日中の最高気温は12℃。この時期にしては割と暖かい一日でした。
でも、今年ももう残すトコロ1週間チョットとなりましたねぇ。
今日からは二十四節気の冬至、七十二候では冬至の初項「乃東生(なつかれくさしょうず)」(靭草(ウツボグサ)が芽を出す時季)。毎年思うのですが、ウツボグサって何だ?(笑)
今日は一年で夜が一番長い日。この後はどんどん日が長くなって行く、言わば折り返し地点ですね。さて、
先週末は「醗酵飲料(日本酒)・七賢(山梨銘醸)」についてお届けしましたが、上述の通り本日から新たな節気入りとなりましたので、今日は「二十四節気・『冬至』の時季の具体的メニュー」について書いて行きたいと思います(冒頭画像はコチラから拝借しました)。
約1年前に「二十四節気・『冬至』の時季のメニュー(案)」で列記したモノは以下の通りでした。
・鯉: 洗い・刺身・子まぶし、うま煮・甘露煮・あら煮・みそ煮、鯉こく、素揚げ
・鮒: 洗い・刺身・子まぶし、てっぱい、うま煮・甘露煮・ふなみそ・煮付、塩焼・幽庵焼、素揚げ、ふなこく
・ワカサギ: 天ぷら・唐揚げ、素焼き、佃煮・甘露煮
・マグロ: 刺身・ヅケ・カルパッチョ・ネギトロ・なめろう・やまかけ・寿司、塩焼・ハラス焼、煮付・あら煮・角煮、ねぎま鍋
・ブリ: 刺身・カルパッチョ・漬け、ブリしゃぶ、照焼・塩焼・西京焼き・ソテー、煮付・ブリ大根
・アンコウ:どぶ汁・鍋、あんこう煮・味噌汁、唐揚・フライ、ソテー、刺身・昆布締め
・マダラ: たらちり、ムニエル、フライ、昆布締め、白子ポン酢・焼白子・白子豆腐、焼タラコ・漬けタラコ
・サメ: 刺身、湯引き、煮付・トマト煮、ムニエル、フライ
・伊勢海老: 刺身、鬼殻焼、天ぷら・フライ・唐揚、塩茹・具足煮、ムニエル、味噌汁
・マガキ: 生(柑橘・ポン酢・モルトウィスキー等)・酢牡蠣、焼き、昆布焼、牡蠣フライ、バターソテー、蒸し牡蠣、土手鍋、アヒージョ、かきおこ(岡山)、蚵仔煎(台湾・福建の牡蠣入りオムレツ)、クルジョン(韓国の牡蠣入りチヂミ)
・数の子: 塩漬・子持ち昆布、塩焼、煮付
・かぼちゃ: 煮物、天ぷら、サラダ、グラタン、ポタージュ
・百合根: 中華炒め、グラタン、オムレツ、ホイル焼き、茶碗蒸し、パスタ・炊き込みご飯
・ネギ: 色々…
・セリ: 鍋、和え物、パスタ
・水菜: サラダ、鍋、炒め物、味噌汁
・芥子菜: お浸し・漬物、辛子酢味噌和え、サラダ、豚肉炒め・牛肉オイスターソース炒め・鶏肉生姜炒め・バター醤油炒め・マヨネーズ炒め、チャーハン・まぜご飯
・海苔: 寿司・海苔巻、お茶漬け、佃煮
・ヒジキ: 煮物、サラダ、炒め物・ペペロンチーノ、出汁巻玉子、ひじきご飯
・ワカメ: ツマ、サラダ、しゃぶしゃぶ、若竹煮、酢の物、味噌汁・韓国風スープ、わかめご飯
今年も残すトコロあと10日。寒さもすっかり定着し、ある意味厳冬期。
食材的にはスッカリ真冬のモノが勢揃いの季節。
冬は冬で美味しくなる食材は多いのですが、正月も迫りつつあるせいもあって、高級食材が多いですね。そんな中でも、仕入コストと味のバランス等を考慮してコスパ良い食材を選び、旬に合わせてこの時季に現実的に入れたいと思うメニューは以下でしょうか。
【サカナ系】
・寒ぶな・鯉:決してお安くなないし、仕入ルート確保には手間暇掛ける必要があるけれども、意外に知られていないコレら淡水魚の美味さ。一番美味くなる時季なので、ナンとか入手して出したいモノ。子まぶし、良いですよね~。
・ワカサギ:そろそろ産卵の為に湖から川へと遡上する時季。豊洲なんかで買うと、300g位のパックでも1,000円近くしちゃうけど、自分で獲れば手間暇は掛かるもののコストはゼロ(笑)。今度、連れてって貰わないと(笑)。
・ハタハタ:東北地方で雷の鳴るこの時季(今年は秋田でも接岸が多いに遅れているみたいだけど)、コレも自分で釣りに行きたい一つ。自分で大量に釣って、保存食に出来ればお安い。また、市場調達でも小振りのモノであれば、大きいのよりは安く仕入れ可能かな。焼きでも煮でも、お汁でも。
・マガキ:生・焼き・蒸し・アヒージョ・フライ・ソテー・昆布焼き等、外せないですねぇ。勿論、産地別の殻牡蠣も。ただ、殻牡蠣は安くても仕入価格が1個150~300円はしてしまうので、小振りの剥き牡蠣やパックを上手く活用すれば、コスト削減には一助になるかな。
・アンコウ:前回も書いたけれども、アンコウの頭部分だけで鍋やら煮物やら作れば、格安。恐らく、アンコウを食べ付けないヒトであれば、ソレがアタマだけで作られたモノであるとは気付かないんじゃないかな。ゼラチンのぷるぷると旨味は充分にありますからね。
・サメ:この時季に美味くなるサメ。コレは格安仕入可能食材の代表格。食べたコトないヒトが多いと思うので、コレほど評価と市場価格の乖離の激しい食材で、美味い出し方をすれば、驚かれるコト間違いナシ(湯引き・刺身・煮付・フライ等)。
【野菜系】真冬。カラダの温まる野菜はありがたいですね。
・鍋物系野菜:白菜・水菜・セリ・小松菜等を鍋にしたり、スープにしたり。カラダを温めてくれるし、安くて美味い。
・キノコ類:椎茸・しめじ・舞茸・エノキ・ヒラタケ等の鍋やスープ。ソテーやホイル焼きも。
・根菜類:この時季、根菜類を蒸野菜にしてディップに浸けて食う、なんてのはシンプルで美味いですよね。スープにしても良いし。
・ワカメ:新ワカメが出て来たら、個人的には矢張りしゃぶしゃぶ。単独でしゃぶしゃぶして、ポン酢に浸けてサラダ感覚で食すと、スターターには良いですよ。勿論、酢の物・サラダ・味噌汁等も外せません。
・ネギ:ネギの調理方法はホント多岐に亘るし、種類も多くてナニをどう使おうかと迷ってしまうホドだけれども、やり方次第で主役を張れる存在でもある。炭火焼・オリーブ活用等色んな方法をお勉強して、この時季に旬になるネギの意外で美味しい食べ方は模索したいですね。
寒い寒い今の季節だからこそ美味くなるモノも多いので、折角の冬をエンジョイする心積もりで堪能したいモノです。
明日は「未利用魚(?)・ヨスジフエダイ」について届けしたいと思います。
