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【美術展2024】私が選ぶ今年の5展(古〜近代美術編)

今年から始めたnote による美術展備忘録
記事にした今年の100展の振り返りをする。

ジャンルごちゃ混ぜだと選ぶに選びきれなかったので(現代美術編)(古〜近代美術編)に分けてそれぞれ5展ずつを選んでみた。
なお、それぞれに違った良さがあったので、順位ではなくて同列扱いナンバリング順に若い方から並べてある
あくまで私の嗜好を基準にした主観的な選定である。


ということで、前回の【美術展2024】私が選ぶ今年の5展(現代美術編)に続いて、今回は(古〜近代美術編)


【美術展2024】私が選ぶ今年の5展(古〜近代美術編 )


・#24 大吉原展@東京藝術大学大学美術館

何事にも表があれば裏もあり、光が当たれば影ができる。
時代、国、地域などが違えば価値観や美意識も変化する。
今回の展示のみならず、世の中の物事の良い面も悪い面も、その理由や歴史的文脈も、一方向からだけで決めつけることなく多角的に見たり考えたりすることを心がけたい。
改めてそう思った展示だった。


・#58 神護寺 空海と真言密教のはじまり@東京国立博物館 平成館

トーハクの特別展は毎回素晴らしいのだが、あえて一つだけに絞ってみた。
空海なんて(ワタシ的に)ほぼ想像上の幻の人物みたいな存在だったが、実際の素晴らしい作品群を見て、ああ本当に実在したんだなあと胸アツになった。


・#66 空間と作品@アーティゾン美術館

ここ数年、コロナ禍や円安の時期を経て海外の名画を借りてくることが難しかったこともあり、自館や国内の収蔵品を用いて企画力で魅せる展覧会が以前よりも目立つようになった時代の中で、アーティゾン美術館が自館所蔵コレクションを用いて新たな試みを行った展覧会。
今まで何となく見ていた作品や知っていたがそれほど興味が無かった作品なども、視点を変えてみれば新たな発見や感動があったりすることに気付かされた。


・#84 光琳 国宝「紅白梅図屏風」×重文「風神雷神図屏風」@MOA美術館

《風神雷神図屏風》《紅白梅図屏風》という尾形光琳の名作2点が39年ぶりに並べて展示された展覧会。
今までもそれぞれの収蔵先で見たことのある両作品だったが、こうして隣に並べて比べてみることによって、その共通項や差異に改めて気づくことができる貴重な機会だった。


・#85 田中一村展 奄美の光 魂の絵画@東京都美術館

この展覧会は田中一村という一人の画家の人生譚だったが、作品が世に知られる事なくこの世を去っていった数多の「一村」たちへの鎮魂歌のようにも思えた。
展覧会場が東京都美術館だったこともあり、自身の学生時代の卒業制作展を思い出し、あの頃の時代を懐かしく思った。


ということで2024年の振り返りを行った。

記事にしたものだけで100件
記事にしなかったものも含めれば訪れた件数はもっと増えるのだが、いずれにせよそれなりの時間と金と労力を費やした
継続はなかなか大変だったが、たくさんの「スキ」やコメントをいただいたりしたおかげでなんとか続けることができた。


「スキ」やコメントをくださった方々、本当にありがとうございました。
みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。



(現代美術編)はこちら↓


【美術展2024】まとめマガジン ↓


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