初めての妊娠で稽留流産 ②成長が止まっている
専業主婦28歳
初めての妊娠、7週6日で稽留流産
改めて子どもについて考えます
流産が分かったとき、たくさんの体験談を読みました。
他の人に起きた出来事を読んで、今自分に起きていること、これから起きることを何とか受け止めていました。
妊娠していた期間は短いけれど、私の体験もどこかに届けばいいなと思っています😌
↓前回の話はこちら
心拍が見えない
11月7日
2週間ぶりに婦人科へ。7週6日。
今日は赤ちゃんの心拍が見られると言われていた日です。
先生はいつも笑顔だけど、いつも以上にニコニコしていました。
「心拍のピコピコ、スマホで撮りなよ!☺️」 と先生。
その時スマホが遠かったので、
「いや、スマホかばんに入れちゃったので大丈夫です〜😅」
「いやいや、そんなこと言わないで!😄」
そんなやり取りがありました。

スマホを手に診察台へ。
エコーをしてもらいます。
先生が、「あれ。」と言いました。
「心拍見えないね。」
この時私は、「まだ小さすぎて見えないのかな?」と考えていました。
「残念だけど…… 」
ドキッとしました。残念ってなに。
「隣の部屋で詳しくお話ししよう。ゆっくり着替えて大丈夫だからね。」
え、…流産?
残念って。
12週まではよくあるって本で読んだ。
本当に?
隣の部屋に行くまでの1分間、ものすごい速さで頭が回転していました。
先生はゆっくりお話ししてくれました。
やっぱり赤ちゃんは心臓が動いていなくて、週数に比べて1週間くらい小さい。
この時期は、本当に初期の妊娠も含めると、3人に1人くらいは流産は起こるもの。
染色体とか、心臓のつくりとか…
先生の説明に対して、「知ってる」と思いました。
本で読んだから。
あぁ、起こってしまったか。
こういう説明を受けることになってしまったか。
冷静ではあったけど、やはりどうしても涙が出てきました。
「ほぼ間違いないと思うけど、明日旦那さんと一緒にもう一回見てみよう。」
と言ってもらいました。
診察室を出て、こんな顔で待合室にいられない。
トイレに行って、涙を拭いて、鼻水をかむ。
トイレから出てすぐ、お会計に呼ばれました。
見計らってくれたのかもしれません。
お会計は4,000円くらいでした。
「あぁ、妊娠していなかったから保険適用なんだ。」と思いました。

悪天候、映画みたいな涙の帰宅
婦人科を出て、
このまま家に帰っても残り物もないなぁ。
お腹が空いたら、余計悲しくなるだろうなぁ。
そう思って、スーパーでパンを買いました。
チーズとか、気にしなくてもいいんだな。
そんな小さなことに気づいて、また泣きそうになりました。
この日は初雪が降った日でした。
例年よりもだいぶ早い初雪。
しかも大雪 そして雷鳴。
もう最悪。映画みたいに最悪。
今日は赤ちゃんが見られる日だと思っていたから、涙を拭くハンカチもティッシュも持っておらず、袖で拭きました。
傘で顔を隠して、雷が声をごまかしてくれて、しっかり泣きながら歩きました。

スマホに逃げて見つけた、赤ちゃんの国の話
パンを食べて、泣いて、スマホで調べて。
ネットには、流産は誤診で実は赤ちゃんが生きていた!という体験談があったけど、
自分がそうだとは思わなかった。
赤ちゃんがもう亡くなっていることは理解していました。
混乱もしていたけど、
手術は
検査は
自然排出は
他の人はどんな気持ち
他の人はどうやって立ち直るの
たくさん調べました。
気持ちのままに泣き続けると、悲しみが大きくなりすぎる。
飲み込まれるのが怖くて、スマホに逃げました。
その中で、漫画家 竹内文香さんのエッセイ漫画を見つけました。
竹内さんの娘さんは、生まれる前の記憶を持っているのだそうです。
生まれる前の赤ちゃんの国には、たくさんの赤ちゃんと神様が楽しく暮らしている。
そこでは、この世に生まれてくるための色んな練習をする。
けれど、たまにフライングで出発してしまう子がいる。
そういう子はお腹の中で、おやつの食べ方が分からなくて困ってしまう。
そして「まだ早かった〜!」と赤ちゃんの国に帰ってくる。
この話なら、赤ちゃんがつらい思いをしてなさそうで良いなぁ。
だから信じることにしました。

夫に早く帰ってきてほしくて連絡したら、診察の結果は伝えていなかったのに「すぐ近くまで帰ってきている」と返信が。
たくさん話して、寄り添ってもらいました。
その日の夜のことは、あまり覚えていません。
続きます!
