初めての妊娠で稽留流産 ④まだお腹にいてね
専業主婦28歳
初めての妊娠、7週6日で稽留流産
改めて子どもについて考えます
流産が分かったとき、たくさんの体験談を読みました。
他の人に起きた出来事を読んで、今自分に起きていること、これから起きることを何とか受け止めていました。
妊娠していた期間は短いけれど、私の体験もどこかに届けばいいなと思っています😌
↓前回の話はこちら
夫がくれた「御守」

11月10日
手術をしてもらうクリニックに、事前の診察に行く日。
この日も大雪。🌨️
気持ちも沈んでおり、新しい病院に行くのが不安でした。
そんな私に、夫が仕事に行く前に手紙を渡してくれました。
折りたたんだ外側には「御守」と書いてありました。
おまもり…?笑
私とお腹の子に宛てて、
「道中 気をつけること」
「会えて良かったよ」
「その時まで、お腹でぬくぬくしているんだよ」
そんな事が書いてありました。✉️
支えてくれて、想いを伝えてくれる人と結婚して良かった
この時期は何度も思いました。

クリニックのすぐ近くに小学校がありました。
診察の予約が下校時間と重なり、私はたくさんの児童の間を歩いていました。
元気な子どもたち、
この子たちが生まれてくるのも大変だったのかな。
ここまで育てるのも大変だよなぁ。
果てしない…
子を持つことの、何と難しいことか…
他人の子を見て色々と考えちゃいますね。
新しいクリニックの先生は淡々としていましたが、ちゃんと気遣っていただき安心しました。
エコーをして、改めて心拍がない事を確認。
流産を3回も突きつけられた気分で、
内心 またかよ!とちょっと思ってしまいましたが…
(メンタルに余裕がなかったですね)
計測してもらった赤ちゃんの大きさは、1.08cm。
ちっちゃいね〜。
最後のエコー写真ももらえました。

私はできるだけ早い手術を希望していましたが、
病院のスケジュール的に4日後に決定。
手術の説明をしてくれた看護師さんが本当にとんでもなく優しくて、
「来たことない病院だから言いにくいかもしれないけど、
1人で抱え込まないで、何かあったら言ってね😌」
と…
そんなこと言われたら、我慢してたのに泣いちゃうヨォ… 😭
みんな優しくしてくれて本当にありがとうという気持ちです。
初雪を見に来た子

夫の手紙の中に
「この子はもしかしたら、初雪を見たくて来たのかも」
と書いてありました。
正直、キザなやつ… と思いましたが、
そうかもしれない。
だって、初めてこの子の姿を見た日からずっと、外に出る時は雪が降っていたから。
だからこの子は「ゆきちゃん」と呼ぼう。
妊娠継続していた時は名前はなかったし、
お腹に話しかけることもあまりなかった。
でも手術まであと5日、一緒にいられる。
綺麗な景色を見せて、美しい音楽を聴かせて、
そしてたくさん優しい言葉をかけてあげたいと思いました。
その夜は、私が好きな辻井伸行さんが演奏する「月の光」を流しました。
心が癒やされていくのが如実に分かりました。
しんどい時こそクラシック、おすすめです。
まだ、お腹にいてね
その週は、トイレに行くたびに血がパンツに付いていないか不安で、
なるべく安静にしていました。
そしてお腹に手を当てて、ゆきちゃんに声をかけました。
「今日は晴れてるね」
「お腹でゆっくり待っててえらいね」
「来てくれてありがとうね」
「だいすきだよ」
という言葉は、口にするとどうしても涙が出てしまいました。
夫もお腹に手を当てて、話しかけてくれました。
優しいお父さんだ。

もうすぐお別れかと思うとグッと胸が苦しくなったけど、
きっとこの子は辛い思いはしていないし
この先も赤ちゃんの国で楽しく過ごすんだと信じていました。
手術の時にビックリしないように、
「金曜日にお外に出るからね」と何度か声をかけました。
「ゆきちゃんが、暖かくて、きれいで、お友達がいっぱいいて、楽しいところで過ごせますように」
何度も願いました。
続きます!
