松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問 108-240-241【物理・化学・生物、衛生/実務】論点:非電離放射線 / 紫外線 / UV-B / サンバーン・皮膚炎 / SPF / 紫外線吸収剤 / 予防
第108回薬剤師国家試験|薬学実践問題 /
問240-241
一般問題(薬学実践問題)
【物理・化学・生物、衛生/実務】
■複合問題|問 108-240-241
Q. 20歳男性。8月上旬に友人と海水浴に行くことになり、日焼け止めについて相談するため、薬局を訪れた。男性は前年の同時期に海水浴へ行き、日中、炎天下の浜辺で過ごした。その日の夕方から、昼に露出していた肌が赤くなり、その部分にほてりやヒリヒリとした痛みを感じ、その後、水ぶくれができた。男性は、最近数年間、内服薬や外用薬などの使用はなく、これまで日焼け止めを使用したことはなかった。
衛生
問 108-240|衛生
Q. 下図は、波長に基づく非電離放射線の分類を示している。海水浴でこの男性の肌に生じた症状の原因となる主な非電離放射線はどれか。1つ選べ。

■選択肢
1. 1
2. 2
3. 3
4. 4
5. 5
Here:
松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問 108-240-241【物理・化学・生物、衛生/実務】論点:非電離放射線 / 紫外線 / UV-B / サンバーン・皮膚炎 / SPF / 紫外線吸収剤 /|matsunoya
実務
問 108-241|実務
Q. この男性に対する日焼け止めの説明として、正しいのはどれか。2つ選べ。
■選択肢
1. 昨年と同様の皮膚症状が出たら直ちに日焼け止めを塗ってください。
2. SPF(Sun Protection Factor)の数字が大きい方が、昨年と同様の皮膚症状を防ぐ効果が期待されます。
3. 皮膚に吸収されて効果を示すため、汗をかいても塗りなおす必要はありません。
4. 少量で効果が期待できるので、できるだけ少量を可能な限り薄く塗ってください。
5. 太陽光線の一部を吸収する成分が、皮膚炎を引き起こす原因となることがあるので注意してください。
Here:
松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問 108-240-241【物理・化学・生物、衛生/実務】論点:非電離放射線 / 紫外線 / UV-B / サンバーン・皮膚炎 / SPF / 紫外線吸収剤 /|matsunoya
こんにちは!薬学生の皆さん。
Mats & BLNtです。
matsunoya_note から、薬剤師国家試験の論点解説をお届けします。
苦手意識がある人も、この機会に、【物理・化学・生物、衛生/実務】 の複合問題を一緒に完全攻略しよう!
今回は、第108回薬剤師国家試験|薬学実践問題 / 問240-241、論点:非電離放射線 / 紫外線 / UV-B / サンバーン・皮膚炎 / SPF / 紫外線吸収剤 / 予防を徹底解説します。
薬剤師国家試験対策ノート NOTE ver.
matsunoya_note|note https://note.com/matsunoya_note
Here; https://note.com/matsunoya_note/n/n812d8ac0c088
松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問 108-240-241【物理・化学・生物、衛生/実務】論点:非電離放射線 / 紫外線 / UV-B / サンバーン・皮膚炎 / SPF / 紫外線吸収剤 /|matsunoya
薬剤師国家試験対策には、松廼屋の eラーニング
「薬剤師国家試験対策ノート」
マガジン|薬剤師国家試験対策ノート on note
👉マガジンをお気に入りに登録しよう!
このコンテンツの制作者|
滝沢 幸穂 Yukiho Takizawa, PhD
https://www.facebook.com/Yukiho.Takizawa
お友達や知り合いに、matsunota_note で学習したeラーニングを勧めてみたい方は、いいね!、口コミ、おススメなど、よろしくお願いします!
設問へのアプローチ|
薬学実践問題は原本で解いてみることをおすすめします。
まずは、複合問題や実務の問題の構成に慣れることが必要だからです。
薬学実践問題は薬剤師国家試験2日目の①、②、③ の3部構成です。
今回の論点解説では2日目の①を取り上げています。
厚生労働省|過去の試験問題👇
第109回(令和6年2月17日、2月18日実施)
第108回(令和5年2月18日、2月19日実施)
第107回(令和4年2月19日、2月20日実施)
第106回(令和3年2月20日、2月21日実施)
第108回薬剤師国家試験 問240-241(問108-240-241)では、日焼け(サンバーン)と紫外線に関する知識を衛生および実務のそれぞれの科目の視点から複合問題として問われました。
複合問題は、各問題に共通の冒頭文とそれぞれの科目別の連問で構成されます。
冒頭文は、問題によっては必要がない情報の場合もあるため、最初に読まずに、連問すべてと選択肢に目を通してから、必要に応じて情報を取得するために読むようにすると、時間のロスが防げます。
1問、2分30秒で解答できればよいので、いつも通り落ち着いて一問ずつ別々に解けば大丈夫です。
出題範囲は、それぞれの科目別の出題範囲に準じています。
連問と言ってもめったに連動した問題は出ないので、平常心で取り組んでください。
💡ワンポイント
複合問題ですが、問108-240-241を解くうえで必要な情報は、黄色い線で示した部分です。
それ以外の情報取得は必要がないです。読んでいると時間のロスに繋がります。

問108-240は、非電離放射線の種類と皮膚への影響に関する記述の正誤を問う問題です。

1. 波長範囲: 100 nm - 280 nm
2. 波長範囲: 280 nm - 320 nm
3. 波長範囲: 320 nm - 380 nm
4. 波長範囲: 380 nm – 750 nm
5. 波長範囲: 750 nm – 900 nm以上
問108-241は、日焼け止めの効果と適切な使用法に関する記述の正誤を問う問題です。
冒頭文で必要な情報は、
症状(日焼け・サンバーン;ヒリヒリとした痛み、水ぶくれ)
です。
類題があります。
冒頭文の「最近数年間、内服薬や外用薬などの使用はなく、これまで日焼け止めを使用したことはなかった。」に関連した類題があります。
論点は薬剤性の光線過敏症です。解説はこちらからどうぞ。
松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問 107-204-207【物理・化学・生物、衛生/実務】論点:光線過敏症 / ヒドロクロロチアジド / ケトプロフェン / フルオシノニド / n-π*遷移・|matsunoya
では、はじめましょう。
論点およびポイント
■■GPT4o
問 108-240|衛生
論点|紫外線 / UV-B / サンバーン・皮膚炎 / 非電離放射線
ポイント|
紫外線(UV)は波長によりUV-A(320–380 nm)、UV-B(280–320 nm)、UV-C(100–280 nm)に分類される。
UV-B(280–320 nm)は高エネルギーで、主に表皮に作用し、日焼け(サンバーン)を引き起こす。
UV-Bは皮膚のDNA損傷や炎症反応を引き起こし、紅斑・水ぶくれ・痛みなどの急性皮膚症状を生じる。
UV-A(320–380 nm)は皮膚の奥深くまで浸透し、長期的な皮膚老化や発がんリスクを高めるが、急性のサンバーンを引き起こす作用は弱い。
UV-C(100–280 nm)はオゾン層によりほぼ完全に吸収され、地表には届かない。
可視光線(380–750 nm)や赤外線(750 nm 以上)は日焼けの主因にはならない。

問 108-241|実務
論点|SPF / 紫外線吸収剤 / サンバーン・皮膚炎 / 予防
ポイント|
SPF(Sun Protection Factor) はUV-Bの防御力を示し、数値が高いほどUV-Bによる皮膚炎(サンバーン)を防ぐ効果が期待できる。
日焼け止めは予防目的であり、症状発現後に塗布しても効果がない。
適量を均一に塗ることが重要 であり、薄く塗ると十分な紫外線防御効果が得られない。
汗や水で流れやすいため、こまめに塗り直すことが必要(特に海水浴や屋外活動時)。
一部の紫外線吸収剤(例:オキシベンゾン)は、光アレルギー性接触皮膚炎を引き起こす可能性があるため、使用には注意が必要。
薬剤師国家試験 出題基準
出典: 薬剤師国家試験のページ |厚生労働省 (mhlw.go.jp)
出題基準 000573951.pdf (mhlw.go.jp)
論点を整理します。
■■GPT4o
総合的な論点
この複合問題では、日焼け(サンバーン) の原因と、それに対する適切な対応について考える必要があります。
具体的には、「非電離放射線の種類と皮膚への影響」(衛生学的観点)と、「日焼け止めの効果と適切な使用法」(実務的観点)について検討します。
1. 非電離放射線の種類と皮膚への影響
紫外線(UV) は、非電離放射線の一種であり、波長に応じて以下の3種類に分類されます。
UV-C(100–280 nm):
地表にはほとんど到達せず、皮膚への影響は少ない。UV-B(280–320 nm):
皮膚炎(サンバーン)の主な原因。DNA損傷を引き起こし、紅斑(水ぶくれを伴うこともある)の形成に関与。UV-A(320–380 nm):
皮膚の深部(真皮)に浸透し、長期的な皮膚老化や発がんリスク に関与するが、短時間で強い炎症は起こしにくい。
本問の男性の症状(皮膚の赤み・ほてり・ヒリヒリ・水ぶくれ)はサンバーン(急性紫外線皮膚炎) に典型的であり、その主な原因は UV-B(280–320 nm) である。
波長範囲の対応:
選択肢 2(280–320 nm)が該当する。

2. 日焼け止めの効果と適切な使用法
日焼け止めの成分 は、紫外線を吸収する紫外線吸収剤と、紫外線を反射・散乱する紫外線散乱剤に分類される。
SPF(Sun Protection Factor) は UV-B の防御効果 を示す指標であり、数値が大きいほど日焼け(サンバーン)を防ぐ効果が高い。
皮膚吸収性について:
日焼け止めは 皮膚表面で作用する ため、汗や摩擦で落ちるため塗り直しが必要。副作用リスク:
一部の紫外線吸収剤は、光アレルギー性接触皮膚炎を引き起こすことがある。
結論
衛生の問題(問 108-240)では、日焼けの主な原因であるUV-B(280–320 nm)を選択する。
実務の問題(問 108-241)では、SPF値の大きさがUV-Bの防御効果を高めること、および一部の日焼け止め成分が皮膚炎を引き起こす可能性があることを理解し、適切な選択肢を選ぶ。
各選択肢の論点および解法へのアプローチ方法
問 108-240(衛生)
紫外線の種類と皮膚への影響

選択肢 1(100–280 nm, UV-C)
論点:
UV-Cはオゾン層によってほぼすべて吸収されるため、地表には到達せず、日焼けの原因にはならない。アプローチ方法:
UV-Cは皮膚炎を引き起こすことがないため、この選択肢は不適切。
選択肢 2(280–320 nm, UV-B)
論点:
UV-Bはエネルギーが強く、皮膚表面に作用して紅斑・炎症・水ぶくれを引き起こす。アプローチ方法:
本問の症状(赤み、ヒリヒリ、ほてり、水ぶくれ)はサンバーンの典型例であり、UV-Bが主な原因であるため、この選択肢を選ぶ。
選択肢 3(320–380 nm, UV-A)
論点:
UV-Aは皮膚の奥深くまで浸透し、長期的な皮膚老化やDNA損傷のリスクがあるが、急性の日焼け症状は引き起こしにくい。アプローチ方法:
本問の症状はUV-Bによる急性炎症であり、UV-Aが主因ではないため、この選択肢は不適切。
選択肢 4(380–750 nm, 可視光線)
論点:
可視光線は皮膚に直接的な炎症を引き起こさず、日焼けの主原因ではない。アプローチ方法:
可視光線はサンバーンの原因にならないため、不適切。
選択肢 5(750 nm 以上, 赤外線・その他)
論点:
赤外線は熱作用を持つが、紫外線のようなDNA損傷を起こさず、皮膚炎の原因にはならない。アプローチ方法:
赤外線ではなく、紫外線が日焼けの原因であるため、この選択肢は不適切。
各選択肢の論点および解法へのアプローチ方法
問 108-241(実務):
日焼け止めの正しい使用方法
選択肢 1: 昨年と同様の皮膚症状が出たら直ちに日焼け止めを塗る
論点:
日焼け止めは予防目的で使用するものであり、皮膚炎が生じた後に塗っても意味がない。アプローチ方法:
サンバーン後に日焼け止めを塗っても回復効果はないため、不適切。
選択肢 2: SPFの数字が大きい方が昨年と同様の皮膚症状を防ぐ効果が期待できる
論点:
SPF(Sun Protection Factor)はUV-Bの防御力を示す指標であり、SPF値が大きいほどUV-Bによる皮膚炎を防ぐ効果が高い。アプローチ方法:
サンバーンを防ぐためには、SPFの高い日焼け止めを選ぶことが有効 であるため、この選択肢は正しい。
選択肢 3: 皮膚に吸収されて効果を示すため、汗をかいても塗り直す必要はない
論点:
日焼け止めは皮膚に吸収されるものではなく、汗や水で流れやすいため、こまめに塗り直す必要がある。アプローチ方法:
汗や水で流れた場合、日焼け止めの効果が低下するため、不適切。
選択肢 4: 少量で効果が期待できるので、できるだけ少量を可能な限り薄く塗る
論点:
日焼け止めは適量を均一に塗ることで効果を発揮するため、少量を薄く塗ると十分な紫外線防御効果が得られない。アプローチ方法:
正しい使用法では「適量をしっかり塗る」ことが推奨されるため、不適切。
選択肢 5: 太陽光線の一部を吸収する成分が皮膚炎を引き起こすことがあるので注意が必要
論点:
一部の紫外線吸収剤(特にオキシベンゾンなど)は、光アレルギー性接触皮膚炎を引き起こす可能性がある。アプローチ方法:
日焼け止めの成分によって皮膚炎を起こすことがあるため、この選択肢は正しい。
引用文献
1. 非電離放射線と皮膚への影響
Diffey, B. L. (2002). "What is light?". Photodermatology, Photoimmunology & Photomedicine, 18(2), 68-74.
→ 非電離放射線の分類と、それぞれの波長範囲が皮膚に与える影響を解説。Matsumura, Y., & Ananthaswamy, H. N. (2004). "Toxic effects of ultraviolet radiation on the skin". Toxicology and Applied Pharmacology, 195(3), 298-308.
→ UV-A、UV-Bの皮膚への影響を詳述。特にUV-Bがサンバーンの主因であることを説明。
2. 日焼け止めの効果と使用法
Green, A. C., & Williams, G. M. (1993). "Ultraviolet radiation protection and sunscreen use". British Journal of Dermatology, 127(s41), 10-15.
→ SPFの意義と紫外線防御の有効性についての解説。Wang, S. Q., Balagula, Y., & Osterwalder, U. (2010). "Photoprotection: a review of the current and future technologies". Dermatologic Therapy, 23(1), 31-47.
→ 日焼け止めの種類、SPFの仕組み、塗り直しの必要性を解説。Rodriguez, I., et al. (2006). "Photocontact allergy to UV absorbers". Contact Dermatitis, 55(5), 261-269.
→ 一部の日焼け止め成分(オキシベンゾン等)が光アレルギー性接触皮膚炎を引き起こすリスクを説明。
以上で、論点整理を終わります。
理解できたでしょうか?
大丈夫です。
完全攻略を目指せ!
はじめましょう。
薬剤師国家試験の薬学実践問題【複合問題】から非電離放射線 / 紫外線 / UV-B / サンバーン・皮膚炎 / SPF / 紫外線吸収剤 / 予防を論点とした問題です。
なお、以下の解説は、著者(Yukiho Takizawa, PhD)がプロンプトを作成して、その対話に応答する形で GPT4o & Copilot 、Gemini 2、または Grok 2 が出力した文章であって、著者がすべての出力を校閲しています。
生成AIの製造元がはっきりと宣言しているように、生成AIは、その自然言語能力および取得している情報の現在の限界やプラットフォーム上のインターフェースのレイト制限などに起因して、間違った文章を作成してしまう場合があります。
疑問点に関しては、必要に応じて、ご自身でご確認をするようにしてください。
Here we go.
第108回薬剤師国家試験|薬学実践問題 /
問240-241
一般問題(薬学実践問題)
【物理・化学・生物、衛生/実務】
■複合問題|問 108-240-241
Q. 20歳男性。8月上旬に友人と海水浴に行くことになり、日焼け止めについて相談するため、薬局を訪れた。男性は前年の同時期に海水浴へ行き、日中、炎天下の浜辺で過ごした。その日の夕方から、昼に露出していた肌が赤くなり、その部分にほてりやヒリヒリとした痛みを感じ、その後、水ぶくれができた。男性は、最近数年間、内服薬や外用薬などの使用はなく、これまで日焼け止めを使用したことはなかった。
衛生
問 108-240|衛生
Q. 下図は、波長に基づく非電離放射線の分類を示している。海水浴でこの男性の肌に生じた症状の原因となる主な非電離放射線はどれか。1つ選べ。

■選択肢
1. 1
2. 2
3. 3
4. 4
5. 5
Here:
松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問 108-240-241【物理・化学・生物、衛生/実務】論点:非電離放射線 / 紫外線 / UV-B / サンバーン・皮膚炎 / SPF / 紫外線吸収剤 /|matsunoya
実務
問 108-241|実務
Q. この男性に対する日焼け止めの説明として、正しいのはどれか。2つ選べ。
■選択肢
1. 昨年と同様の皮膚症状が出たら直ちに日焼け止めを塗ってください。
2. SPF(Sun Protection Factor)の数字が大きい方が、昨年と同様の皮膚症状を防ぐ効果が期待されます。
3. 皮膚に吸収されて効果を示すため、汗をかいても塗りなおす必要はありません。
4. 少量で効果が期待できるので、できるだけ少量を可能な限り薄く塗ってください。
5. 太陽光線の一部を吸収する成分が、皮膚炎を引き起こす原因となることがあるので注意してください。
Here:
松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問 108-240-241【物理・化学・生物、衛生/実務】論点:非電離放射線 / 紫外線 / UV-B / サンバーン・皮膚炎 / SPF / 紫外線吸収剤 /|matsunoya
■■GPT4o
■問 108-240|衛生
■論点|
この問題の論点は、紫外線(UV)の波長特性と皮膚への影響を理解し、日焼け(サンバーン)の主因となる波長領域を特定することです。
■解説1|
波長範囲: 280 nm - 320 nm(選択肢2)[正しい]
波長280–320 nmの範囲はUV-B(中波長紫外線)に相当する。
UV-Bは皮膚の表皮層に強く作用し、日焼け(サンバーン)の主な原因となる。
UV-BはDNA損傷を引き起こし、炎症反応を誘発することで皮膚が赤くなり(紅斑)、水ぶくれが発生することがある。
一方で、UV-Bはオゾン層により一部吸収されるため、UV-Aより到達量は少ないが、生体影響は大きい。
■解説2|
UV-Bの影響は、日焼けだけでなく、皮膚がん(有棘細胞がん、基底細胞がん)や光老化のリスクを高めることが知られている。
UV-Bの防御策として、日焼け止め(SPF値の高いもの)や衣服、帽子の着用が推奨される。
波長が短いほどエネルギーが高く、生体に対する影響が強いが、UV-C(100–280 nm)はオゾン層でほぼ完全に吸収されるため、地表には到達しない。
■結論|
選択肢2(280–320 nm、UV-B)が日焼け(サンバーン)の主な原因となる紫外線の波長範囲であるため、正しい選択肢である。
■補足|
波長範囲: 100 nm - 280 nm(選択肢1)[誤り]
100–280 nmはUV-Cに該当し、大気中のオゾン層により吸収されるため、地表にはほとんど到達しない。
波長範囲: 320 nm - 380 nm(選択肢3)[誤り]
320–380 nmはUV-Aに該当し、皮膚の奥深くまで到達するが、日焼け(サンバーン)の主因ではなく、皮膚老化や色素沈着の影響が大きい。
波長範囲: 380 nm – 750 nm(選択肢4)[誤り]
380–750 nmは可視光線であり、日焼けの原因にはならない。
波長範囲: 750 nm – 900 nm以上(選択肢5)[誤り]
750 nm以上は赤外線に該当し、熱作用をもたらすが、直接的な日焼け(サンバーン)の原因にはならない。
■問 108-241|実務
■論点|
この問題の論点は、日焼け止めの効果的な選び方と使用方法、ならびに日焼け止め成分による皮膚炎のリスクについて理解することです。
■解説1|
SPF(Sun Protection Factor)の数字が大きい方が、昨年と同様の皮膚症状を防ぐ効果が期待されます。(選択肢2)[正しい]
SPF(Sun Protection Factor)は、主にUV-B(280–320 nm)による紅斑(サンバーン)を防ぐ指標である。
数値が大きいほど、UV-Bによる影響を防ぐ効果が高い。例えば、SPF30はUV-Bを約97%、SPF50は約98%遮断する。
皮膚が赤くなるのを遅らせる時間的な目安であり、例えばSPF30は、何も塗らない場合に比べて30倍の時間、日焼けを遅らせる。
太陽光線の一部を吸収する成分が、皮膚炎を引き起こす原因となることがあるので注意してください。(選択肢5)[正しい]
日焼け止めには、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類の成分が含まれる。
紫外線吸収剤(例:オキシベンゾン、メトキシケイ皮酸オクチル)は、紫外線を吸収し、熱エネルギーとして放出することで肌を保護するが、皮膚刺激やアレルギーを引き起こす可能性がある。
紫外線散乱剤(例:酸化チタン、酸化亜鉛)は、紫外線を物理的に反射・散乱させる。こちらの方が低刺激で、敏感肌向けに推奨されることが多い。
■解説2|
SPF値が高いほど効果はあるが、肌への負担も増えるため、状況に応じた適切な選択が必要。
通常の外出ではSPF15–30、炎天下のレジャーではSPF30–50が推奨される。
紫外線吸収剤による皮膚炎のリスクを考慮し、敏感肌の人や子どもには紫外線散乱剤のみを含む日焼け止めが適している。
■結論|
選択肢2(SPFの数値が大きいほど防御効果が期待できる)、選択肢5(紫外線吸収剤が皮膚炎を引き起こす可能性がある)は、科学的に正しいため、正解である。
■補足|
昨年と同様の皮膚症状が出たら直ちに日焼け止めを塗ってください。(選択肢1)[誤り]
日焼け止めは事前に塗布することで効果を発揮する。
すでに皮膚が炎症を起こしている場合、日焼け止め成分が刺激となり、症状を悪化させる可能性があるため、適切ではない。
皮膚に吸収されて効果を示すため、汗をかいても塗りなおす必要はありません。(選択肢3)[誤り]
多くの日焼け止めは汗や水で流れやすいため、2–3時間ごとに塗り直しが必要。
ウォータープルーフタイプであっても完全ではなく、汗や摩擦で落ちるため、こまめな再塗布が推奨される。
少量で効果が期待できるので、できるだけ少量を可能な限り薄く塗ってください。(選択肢4)[誤り]
適切な量(1cm²あたり2mg)をムラなく塗ることが重要。
量が少なすぎると、SPFの値どおりの効果を発揮できないため、推奨量を守ることが必要。
必須問題の解説は、こちらからどうぞ。
薬剤師国家試験対策ノート|論点解説 必須問題 第106回-第109回 一覧 powered by Gemini 1.5 Pro, Google AI Studio & GPT4, Copilot|matsunoya (note.com)
薬学理論問題の解説は、こちらからどうぞ。
薬剤師国家試験対策ノート|論点解説 薬学理論問題 第106回-第109回 一覧 powered by Gemini 1.5 Pro, GPT4o, Copilot, and Grok 2|matsunoya
お疲れ様でした。
🍰☕🍊
では、問題を解いてみましょう!
すっきり、はっきりわかったら、合格です。
第108回薬剤師国家試験|薬学実践問題 /
問240-241
一般問題(薬学実践問題)
【物理・化学・生物、衛生/実務】
■複合問題|問 108-240-241
Q. 20歳男性。8月上旬に友人と海水浴に行くことになり、日焼け止めについて相談するため、薬局を訪れた。男性は前年の同時期に海水浴へ行き、日中、炎天下の浜辺で過ごした。その日の夕方から、昼に露出していた肌が赤くなり、その部分にほてりやヒリヒリとした痛みを感じ、その後、水ぶくれができた。男性は、最近数年間、内服薬や外用薬などの使用はなく、これまで日焼け止めを使用したことはなかった。
衛生
問 108-240|衛生
Q. 下図は、波長に基づく非電離放射線の分類を示している。海水浴でこの男性の肌に生じた症状の原因となる主な非電離放射線はどれか。1つ選べ。

■選択肢
1. 1
2. 2
3. 3
4. 4
5. 5
Here:
松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問 108-240-241【物理・化学・生物、衛生/実務】論点:非電離放射線 / 紫外線 / UV-B / サンバーン・皮膚炎 / SPF / 紫外線吸収剤 /|matsunoya
実務
問 108-241|実務
Q. この男性に対する日焼け止めの説明として、正しいのはどれか。2つ選べ。
■選択肢
1. 昨年と同様の皮膚症状が出たら直ちに日焼け止めを塗ってください。
2. SPF(Sun Protection Factor)の数字が大きい方が、昨年と同様の皮膚症状を防ぐ効果が期待されます。
3. 皮膚に吸収されて効果を示すため、汗をかいても塗りなおす必要はありません。
4. 少量で効果が期待できるので、できるだけ少量を可能な限り薄く塗ってください。
5. 太陽光線の一部を吸収する成分が、皮膚炎を引き起こす原因となることがあるので注意してください。
Here:
松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問 108-240-241【物理・化学・生物、衛生/実務】論点:非電離放射線 / 紫外線 / UV-B / サンバーン・皮膚炎 / SPF / 紫外線吸収剤 /|matsunoya
楽しく!驚くほど効率的に。
https://note.com/matsunoya_note
お疲れ様でした。
🍰☕🍊
またのご利用をお待ちしております。
ご意見ご感想などお寄せくださると励みになりうれしいです。
note からのサポート、感謝します。
今日はこの辺で、
それではまた
お会いしましょう。
Your best friend
Mats & BLNt
このコンテンツ
松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問 108-240-241【物理・化学・生物、衛生/実務】論点:非電離放射線 / 紫外線 / UV-B / サンバーン・皮膚炎 / SPF / 紫外線吸収剤 /|matsunoya
Here; https://note.com/matsunoya_note/n/n812d8ac0c088
よろしければこちらもどうぞ
薬学理論問題の論点解説一覧です。
必須問題の論点解説一覧です。
よろしければ、こちらもどうぞ。
薬学実践問題の論点解説一覧(第106回、第107回)です。
薬剤師国家試験対策ノート📒
薬学実践問題 第106回薬剤師国家試験 全50問
薬剤師国家試験対策ノート📒
薬学実践問題 第107回薬剤師国家試験 全50問
このコンテンツの制作者|
滝沢幸穂(Yukiho.Takizawa)phD
■Facebook プロフィール
https://www.facebook.com/Yukiho.Takizawa
■X (Former Twitter) プロフィール 🔒
https://twitter.com/YukihoTakizawa
CONTACT|
mail: info_01.matsunoya@vesta.ocn.ne.jp (Matsunoya Client Support)
tel: 029-872-9676
日々の更新情報など、Twitter @Mats_blnt_pharm 🔒から発信しています!
🔒🐤💕 https://twitter.com/Mats_blnt_pharm
https://note.com/matsunoya_note
note.com 右上の🔍で
( matsunoya_note 🔍 )
松廼屋 Mats.theBASE
https://matsunoya.thebase.in/
サポート感謝します👍
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
Here; https://note.com/matsunoya_note/n/n812d8ac0c088
松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート問 108-240-241【物理・化学・生物、衛生/実務】論点:非電離放射線 / 紫外線 / UV-B / サンバーン・皮膚炎 / SPF / 紫外線吸収剤 /|matsunoya
ここから先は
¥ 1,000
医療、健康分野のリカレント教育における「最強コンテンツ」を note で誰でもいつでも学習できる、 https://note.com/matsunoya_note はそんな場にしたい。あなたのサポートがあれば、それは可能です。サポート感謝します!松廼屋 matsunoya
