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里見八犬伝聖地巡礼【安房七】伏姫籠穴〜富山

2025年2月21日

南総里見八犬伝の聖地はいろいろあるけれど、聖地オブ聖地といえば千葉県南房総の富山。
今は「とみさん」と呼びますが、八犬伝では「とやま」と読みます。

富山の中腹にある洞窟で、伏姫 ふせひめ八房 やつふさが暮らし、八つの珠が飛び散って「八犬士」の物語が始まる。

その後伏姫は、富山の神となって物語に何度も登場することに。

まずは岩井駅前で、八房🐕と伏姫さんにごあいさつ

あたしの愛車うさぎ号🚙を、無料の富山登山駐車場に停めて、いよいよ聖地巡礼にいざ出発❣️

道は狭いけど、舗装された林道を歩けば、近くの沢からせせらぎの音。
しばらく歩くと、伏姫籠穴 ふせひめろうけつの山門に到着。

「南総里見八犬伝」では、富山は深い山奥として描かれ、洞窟も簡単には見つからない設定。でも現実の富山はアクセスしやすく、気軽に訪ねられる。

伏姫籠穴の山門が見えてきた

山門をくぐると、森林セラピーロード「伏姫・八犬伝への道」。 目の前には延々と続く登り階段が現れる。

虚実が混ざった世界に突入します

山門をくくれば、緑に囲まれた神秘的な空間が広がる。

今回の聖地巡礼に向けて、以下の作品を復習してまいりました。

2006年ドラマ版『里見八犬伝』(主演:滝沢秀明)→DVD持ってます
2024年映画『八犬伝』→Amazon Primeで観られる!超おすすめ
1983年映画『里見八犬伝』(主演:薬師丸ひろ子)→面白いけど、原作とは別物という印象😅

目の前の風景と八犬伝の映像が脳内リンクして、なんだかキラキラした場所に見えてくる(物語と現実が重なる感じ)。

階段を登っていくと、伏姫舞台が見えてきたぁ〜❣️

すごい、いい雰囲気ですごく癒される

『南総里見八犬伝』は史実ではなく、「じん れい ちゅうしん こう てい」の たまを持つ八犬士が活躍する、架空の伝奇小説。

その珠の文字は、儒教の八つの徳目で、それぞれ
仁(思いやり)、義(正義)、礼(礼節)、智(知恵)、忠(忠義)、信(誠実)、孝(親孝行)、悌(兄弟愛)という意味を待つ。

その架空の物語をテーマにした場所が、こんな雰囲気と規模で残っているのが本当にすごい。

他には誰もいないし無料だし、まるで物語の中に入り込んだみたい。

伏姫舞台の周りには八つの欄干があり、床には八犬士の名前と、彼らの珠に刻まれた文字が並ぶ。

八角形の舞台に乗って空を見上げれば、八個の珠が空に散らばっていく映像が見えるよう…。ここから八犬士たちのお話が始まるのです。

八犬士たちよ〜〜(脳内VFXが発動してる!)😂

舞台から梅の咲く階段を上がると、伏姫が一人称で語る物語が刻まれた青銅の巻物風案内板がある。

その横の青銅扉を抜け、岩を削った細い階段を登ると、伏姫籠穴の洞窟が現れる。

伏姫が籠もった洞窟

屈んで中に入ってみると…、洞窟の天井も高く、意外に広くて安らぐ空間。
そして洞窟の中にも八つの珠が。

洞窟の中にも、八つの珠が

ここなら少しくらいの雨風はしのげそう。
伏姫さまは安らかな気持ちで、ここで過ごされたのかな?
そんなことを考えながら、物語の世界にどっぷりとつかることができました。

山門まで戻り、八房を祀る「犬塚」でお詣り。
もう気持ちは「物語の架空の犬」というよりは、かつて一緒に暮らしたわんこを思い出すような感覚。

さぁ、きょうはこのまま富山裏参道(とみさん伏姫ルート)で富山登頂を目指しますよぉ❣️

富山遊歩道入口 ここにも伏姫さまと八つの玉

しばらくは舗装路だけど、そこを過ぎると台風で崩落した場所を最低限整備した登山道に入る。 がんばって登るよ✌️

右手側は大崩落の傷跡が生々しい崖
ほぼ垂直な崖に丸太を削ったハシゴをかけてロープを垂らしてあります

気温は7℃くらいなのに、ロープ場の連続で体が暑いのか冷や汗なのかよくわからない😅
フリースの下は滝汗(大量の汗)でびちゃびちゃ。
でも脱ぐ余裕もないので、そのまま気合いで山頂まで行くのにゃ〜😹

富山(とみさん)北峰山頂 349.5m 登頂、やったぁ〜🎊

緊張がほどけたら、めっちゃお腹が空いてきたぁ。
展望台広場の野外卓でランチにします🎵

東京湾フェリーで買ったおむすびと、道の駅 富楽里とみやまで買った玉子助六とパン

おいち〜❣️ 最高😆 しみわたるぅ〜😹

そして、汗で濡れた冷たいフリースも、日向で乾かす。
汗でびっちょりの背中もお日様に向けて日光浴をしていたら、ポカポカで乾いてきたぁ〜☀️

お腹も落ち着いたので、展望デッキに上がってみます。
雲の流れもキレイなので、ぐる〜っとパノラマで撮影

うわ〜😳 絶景〜気持ちいい〜❣️
お天気も上々☀️
富士山も頭だけ見えていて、山と海が同時に見える房総の山はやっぱり楽しい。

海が近いからこそ、八犬伝の
「戦に負けた武将が船で落ち延び、この海から上陸して再起する」みたいなドラマチックなお話が展開できるよね。

安房に来たことがない原作者の馬琴先生が、なぜこの地を舞台に選んだのか、現地に立つとなんだかわかるような気がしてきました。

富山は、山頂が二つある双耳峰。南峰にも行ってみます。

北峰と南峰をつなぐ尾根には、見晴らしの良い素敵な東屋が。

聖地オブ聖地の貫禄十分な、里見八犬伝の看板が、めっちゃかっこいい😆

でも、こんな楽しげな東屋の横に、ひっそりと佇むのは…

里見八犬士終焉の地

そう…富山は、八犬士の誕生と終焉の地。
伏姫籠穴から始まり、物語の終盤では八犬士がここで仙人となり、静かに消えていった。

わ〜なんかしみじみ…😿(胸にくる)
でも、やり遂げた後の穏やかな気持ちで天に昇ったのかな。

そんな歴史ロマンを感じる聖地を守ってくれている地域の方々に感謝。

南峰には観音堂があり、物語では伏姫さまの菩提所🙏

里見八犬伝の世界では、この富山が伏姫さまのご神体。
八犬士たちもお詣りしていたのかな?

しみじみタイムもそろそろ終焉の時。
安全に下山するまでが登山。
富山表登道のルートで、福満寺に向かいます。

富山 七合目の合目石

このルートが富山登山のメインルートで、福満寺から南峰まで合目石(登山道の目印の石柱)が並ぶ。

七合目、四合目、三合目…と数字が減り、無事に下山。

天平三年(731年)に南峰に観音堂を建立が開創な、古刹な福満寺

旅の無事に感謝しつつお詣りして、書置きの御朱印(参拝のあかし )をいただいた。

伏姫籠穴〜富山の聖地は、八犬伝の物語を身近に感じられる超パワースポット。

作品を読み返したり映像を観たとき、きっと前より富山の空気を感じられるはず。

富山聖地巡礼、本日これまで〜〜(パパン!

おまけ

道の駅 富楽里とみやまで買った「吟醸酒富楽里」と「伏姫八房饅頭」
両方とも、美味しくおうちでいただいています。おうちでも聖地巡礼気分🎵

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曽根麻矢 いただいたチップは聖地巡礼の資金としてありがたく使わせていただきます😊