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lovelymumu_1228
古墳症 #毎週ショートショートnote
古墳の中に入った調査隊が発見したのは、ミイラを中心に倒れていた、行方不明者たちの亡骸だった。
なぜ、古墳の内部に入りミイラを崇めるような死に方をしているのか。きっと、彼らにしか分からない。
関係性が洗い出せず、目立った共通点がなかったため、未だ調査中である。
コメンテーターは、言葉を残した。
霊媒的には、ミイラに呼ばれた。
科学的には、古墳症と呼ばれた。
古墳には魅力がある。
将来、我らが入る漆黒の集合体よりも、大きく造られた古代の墓は、親戚でもないのに訪れる人が絶えない。
故に、状態維持は欠かせない。古墳の外観を損なえば、国から天罰が下るし、呪われるかもしれない。
古墳を囲う木々も保護の対象だ。植林を繰り返して、今の緑を映えさせている。花を手向ける代わりに、木を育てている。
さて、木々の栄養はどこから運ばれる?
腐食したミイラと混ざった土を媒体に、木々はいずれ花粉を飛ばす。
彼らを火葬する前に肺を調べない限り、古墳症に終息はない。
参加しました。
鼻が腐ったのか、凄くグジュグジュします。匂いがしません。
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少しだけ距離が近い話です。
