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「体育祭不参加プロジェクト〈2025〉」

先日、中学生の息子の体育祭が終わりました。

中学校へ入って、2年目の体育祭。


1年目は、練習のときから同調圧力がきつくて、嫌で嫌でたまらず

腹痛や涙となって身体の不調を呼び

「オレはもう、体育祭に出るのをやめる!!」


と決めて、そこからすべての練習をボイコットしたので、私もふくめ周りが慌て

家では本人の気持ちをじっくり親が聞き、親の意見も伝え、

学校では、本人と先生、一緒に競技をする予定の同級生と相談して、


結果的には、すべて不参加ではなく、
一部不参加となりました。


その顛末は、こちらの記事に書きました👇




そして、2年目の今年。


やはり、「体育祭に出たくない」と言い出し、学校も朝からはなかなか登校できなかった息子。


それでも、去年の経験があったため、本人も周りも「ここまではできそう」のラインが共有できており、


昨年ほどつらい思いをせずに、「これとこれは、参加する」と、周りの同級生からの同意を得つつ自分で決めて、本番に臨みました。

(今年の経過はこちら👇)


そして、本番では。

三人一組で、紐を通した板の上に物を乗せて運ぶ、という競技に参加。

開会式が終わってすぐ、一番目の種目でした。


三人の息が揃わないと、板を水平に保てずに、乗せたものを落としてしまうので、速さも大事だけど協調性が意外と鍵となる競技。

同じチームなのは、息子と、息子の幼馴染みのA君、そして普段はあまり交流のないB君の3名。

学年で二番目に背が高くなったものの、ほとんど練習に参加していない息子と、4番目くらいに背が高い体力お化けなA君、そして2人より明らかに小柄なB君の組み合わせは、

パッと見、

「協調性ってなんですか?」チーム🤣


平らなものを運ぶには、背の高さや足の速さがなるべく揃っている子同士のほうが有利だと思いますが

息子のチームは、見事にバラバラ🤣


しかも、息子たち白組は、息子を筆頭に
足の遅い子が多い


…これは、もはや赤組勝利確実では?…

おそらく、当の本人たちでさえそう思っていました。


息子たちの組は、第3走者。

第2走者からバトンタッチされた板の、端に通された紐をそれぞれが持ち、

板の上に、ペットボトルのキャップと、テニスボールが入ったカゴを乗せて運んでいきます。

ボールが揺れるとカゴがずれる上に、周りに何個かペットボトルのキャップが載っているので、カゴが当たるとキャップが飛んでいき、拾うのになかなかの時間ロスになる競技。

生徒たちが考えた種目らしいので、ハードルが高めなのは仕方ないとして。

果たして、でこぼこ男子チームは、無事に走り終えることができるのか??



バトンタッチされた3人は、ヒョイと板を持ち上げると

A君がかけ声をかけ、それに合わせるように走り出しました。

「ハイ、ハイ、ハイ、ハイ!!」

背が高い2人は大きめの歩幅で、
ひとりストライドが狭いB君は、かけ声の間を取るようにしながら、速い足の運びで駆けてゆきます。

前を走るのがB君、その動きに合わせるように、後ろの2人がうまくバランスを取りながら走ってゆき、板の上のボールが入ったカゴとキャップは、驚くほどずれることなく運ばれ、

Uターン地点のカラーコーンをくるりと折り返すと

3人は楽しそうに笑いながら、えっほえっほとスタート地点へ戻ってきました。


その間に、赤組は板の上からボロボロとボールやキャップを落とし、乗せ直しています。

息子たちが走り終えたあと、焦る赤組に対し白組は淡々と、きっちりと運び終え、なんと勝利をつかんだのでした。


息子たちの姿から、私が学んだこと。

それは、

できることを、淡々と、きっちりこなしていれば、元々の能力差を埋めたり、覆すことができる。

ということ。

「足が遅いから自分はダメだ」と卑屈にならず
「足が速いから勝てるでしょ」と慢心もせず

ただ
「3人で協力して、板をまっすぐにしたまま走る」ことに集中した成果が、今回の白組勝利だったと思います。


そして、息子たちのチームが上手くいったのは、息子のことをよく知っていて、息子も彼のことをよく知っている、A君と組めたことが大きかったと思います。

浅い人間関係をたくさんつくるより、

たった一人でも、「親友」と言い合えるような深い関係をつくれたほうが、

これからの人生で大きな支えになると思うので

A君との絆を大切にしてほしいな、と改めて思いました。


そして改めて、私も、

家族や友人、周りで支えてくれる人への感謝を忘れないようにしたいと思います。


✳バッツさん、迫力のある画像をお借りしました!ありがとうございます!

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