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【不登校】フリーダム登校の息子が、職場体験に行ってきました🚶

ウチの中2息子は、フリーダム登校中(不登校グレーゾーン)
(ついでに発達もグレーゾーン🤣)

1日のどこかで必ず、学校に顔出しはするので、「不登校」の定義には当てはまらないのですが

まる1日は登校できないので、不登校に近い生活をしています。




そんな息子の中学校で今日
「職場体験」がありました。

「職場体験」は
地元のお店や保育園、通所施設などで、中学生が実際に働かせてもらう体験日

コロナの蔓延で一時期中止されていた活動で、最近ではインフルエンザの学級閉鎖もあったけれど、どうにか中止にならずに実現できたのです。


体験では、2人~数人のグループで、派遣先の企業や施設へ行き、実際に仕事をさせてもらいます。

受け入れ先は13か所に及び、派遣先によって電車やバスに乗って自分たちで移動します。

いそがしい中、働くことが何かもよくわからん中学生を受け入れてくださる地元企業、施設の皆様には、感謝の気持ちが止まりません。


あまり登校していない息子ですが
この職場体験は「行く」と言っていました。


息子の派遣先は、電車で3駅、そこからさらに歩いて30分くらいかかるホームセンター

息子の行っている体操教室のすぐ近くで、昔から買い物などでよく訪れている場所ですが、バックヤードへ入れてもらうのはもちろん初体験。

ただ、広いし、日用品から食品、ペット、工具まで、さまざまな商品があるので

人混みは苦手だけれど、物の名前や特徴、位置を覚えるのが得意な息子には、けっこう相性の良い職場なんじゃないかな?と、親は思っていました。



朝、他の子達はスクールバスで一度登校し、そこから駅へ移動したり各方面へ分かれていきますが

「よけいな待ち時間は省きたい」という意見の息子は、直接駅へ向かうことに。


駅近くのコンビニでお昼ごはんを調達し、仕事があった私の代わりにお義母さんに送っていってもらうと

今日に限って、電車が遅延していました。


以前も記事にしましたが、息子たちは特別活動でことごとくハプニングに見舞われていまして…。

修学旅行の鎌倉大仏見学が、嵐と事故渋滞で吹っ飛んだり、中学の入学式も大嵐だったという奇跡のような世代
(ついでに息子は、中学の入学式で貧血を起こしてぶっ倒れています💦)


それでもどうにか電車へ乗り、駅からも迷うことなく歩いてホームセンターへ着き


あれこれ説明を受け、仕事に取り組み

14:00ころには仕事が終わり、
16:00過ぎに駅まで迎えに行くことになっていました。


11月の日暮れは早い。

海が見える最寄り駅まで迎えに行った時はすでに、日は落ちて残照が海を照らしていました。


たった2両しかない電車がホームへ入線

改札は無人なので、ホームは入り放題

たまに、人だけじゃなくイノシシやシカが入ってくることもあり

そんな駅なので、降りる人もまばら

息子が降りてくれば、すぐに分かると思っていました。


ところが。。。


降りてきたのは、3人のおじいちゃんのみ。


どう見てもおじいちゃんしかいない。。。

まさか、浦島太郎みたいに、電車の中でいきなり年を取ってしまうわけじゃなかろうし。


そしてうちの息子は、スマホを持っていない。本人と直接連絡を取る術がない。


次の電車は、1時間後。
さて、どうする?


とりあえずまずは、学校へ状況を問い合わせてみます。
一緒に職場体験をしている子はスマホを持っているので、その子から学校へ、何か連絡が入っているかもしれない。

1番可能性が高いのは、仕事が長引いて電車に乗り遅れたパターン。

でも、もしかすると、ホームセンターから駅へ向かう途中で道に迷っているかもしれず。

その場合は、居場所をつきとめなけれらばならない。

などなど考えながらスマホを取り出したらちょうど、息子の中学校から電話がかかってきました。

かけてきてくれたのは学年主任の先生で
「息子くん、帰ってきてますか?」
と問われ

「ちょうど今、駅まで迎えに来たんですが、帰ってくるはずの電車に乗っていなかったので、お電話しようと思っていたところでした」と答えると

「こちらにも、一緒に行ったA君からまだ連絡がないので、おうちの方に確認してまた折り返します!」とのことでした。


つまり、現時点で。

息子、行方不明😱(2回目)


実は小学生の頃も一度、行方不明になりかけた息子。
そのエピソードはまた後日ですが
この時点で私にできることは「先生からの連絡と指示を待つ」だけだったので、心配ながらも自宅で待機していました。

すると、2分ほどで先生から再度、電話が。

体験が長引いて、予定の時刻の電車に乗れなかったようです。次の便には乗れたのですが、その電車は息子くんが降りる1つ前の駅が終点なんです」

それはもう、終点まで迎えに行くしかないでしょう、ということで、先生に電車の到着時刻を聞くと

「あと5分で着くそうなので、僕も今から駅に向かいます!」とのこと。

えっ!あと5分!

わが家から終点の駅までは、車で10分
中学校から駅まで、大人の男性が走ったとしても5分ギリギリなはず。

間に合うか?

わからんけどとにかく行くしかないので、慌てつつも注意深く運転し、駅に向かいました
(こういう時にガチで慌てると事故る💦)


駅に着くと、すっかり日は暮れ、ちょうど下りの電車が到着し、パラパラと人が降りてきていました。

駆け込んできた先生に挨拶し、2人でホームへ入っていくと(その駅も無人なので、改札は入り放題)A君が駅の歩道橋から降りてくるのが見えました。

でも、その隣に息子の姿はない。

すると、A君が
「息子くんなら、ホームで次の電車を待ってるよ」と教えてくれたので、ダッシュで駅へ向かう歩道橋を駆け上がる私。

寝る前にコツコツ取り組んでいた、下肢と体幹の筋トレ効果を感じながら歩道橋を渡りきると、

真っ暗なホームでにょっきりぽつんと、ビニール袋を持ったジャージ中学生が立っていました。

ああ、無事でよかった。


私の姿に、ちょっと驚いたような顔をした息子の背丈が、また少し伸びたような気がしました。



立ち仕事と、駅からの往復で
「足が消し飛ぶかと思った」ほど歩き回った息子は


中学のジャージの上からホームセンターのエプロンを着て、洗剤の詰め替えやネコ砂など重いものを品出しする作業にいそしみ


店員さんから「お客さんには積極的に挨拶してね」と言われたことを忠実に守るつもりで
「いらっしゃいませー!」と連呼しながら、洗剤の大袋やネコのトイレ砂を運んでいたら

「コオロギのエサって、どこにあるのかしら?」とおばあさんにきかれ

以前、昆虫ゼリーをよく買いに行ったので場所を覚えていた息子は
「あっ、こちらになります」と案内し

歩きながらおばあちゃんが、家に入ってきたコオロギを飼い始めた話を聞き
「コオロギなら、野菜の切れっぱしとか、残り物でも食べますよ?」と飼い方をアドバイスし

他にも2、3人から商品の場所をきかれて案内し、店員さんから「君、くわしいね」と言われたそうで

いろいろな意味で、いい体験になってよかった。

と、思った母でした。


そして、脳科学者の、中野信子さんが言っていた言葉を思い出しました。

人は、持っているカードが違うから、向いているゲームも違っていて。エースやキングを持っている人はブラック・ジャックをすればいいし、6や8しか持っていない、て嘆く人も、七並べをすればいい」


息子の持っているカードは、学校のような場所には馴染まないかもしれないけれど

例えば、ホームセンターのような場所なら馴染むかもしれない。


そんな可能性を感じさせてくれた、職場体験でした。



体験が終わったときに、お菓子をお駄賃でもらったけれど
「これ、ナッツ入りだからお母さん食べられないよね。俺とお父さんで食うわ」と
ビニール袋をガサガサさせていたジャージ姿の息子を、しみじみと記憶にとどめた夜でした。



❄☃️12/17に久々のコングラボードをいただきました!スキして下さった皆さま、ありがとうございます!!



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