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【職場の帝国物語】女帝と姫がいなくなった日~ちょっぴり毒入り~

今宵もようこそお越しくださいました✨
このnoteはドス黒い感情を含みますので、ご注意ください。
日中のさわやかな時間に万が一ひらいてしまった方、その逆反動で今日はきっといいことがありますよ🌸

かつて、私たちの帝国(チーム)には女帝と姫がいた。女帝の一声で空気は一瞬にして変わり、姫はその影に隠れ、まるで忠実な従者のように振る舞っていた。

女帝と姫が揃うと、帝国はたいていギスギスする。二人が他国民に攻撃をしかけ、支配力を広げていくからだ。気に入らなければ即攻撃!
まるで中世のバトルロワイヤル。

彼女たちは一見仲良さそうに見えるが、仕事のやり方など細部は譲らない。帝国内にいる者にとっては、ただただ胃薬が手放せない日々だった。

この帝国に足を踏み入れた者は、ここ2年で数十人が去っていった。勢力を抑えようと挑んだ勇者たちはことごとく返り討ちに遭い、2人が病んで倒れていった。準騎士として入った私は、その背景を後から知ることになる。


帝国は荒れ狂っていた。

女帝と姫の上には正騎士がいたが、ことあるごとに反発を浴び、静かに荒れ、毒を吐いていた。能力は十分あるのに、剣を振るうことができない。その上、複数の帝国を統括する国王は事態を把握しつつも「めんどくさい戦は御免」と様子見を続けていた。

他国からは「帝国に入るくらいなら辞める」と言われる始末。まるでブラック城の評判そのもの。

だが、突然転機が訪れる。

女帝が静かに消えた。体調不良を理由に。計画的だったのかもしれない。引き継ぎゼロ。まるでラスボスが突然、炎に焼かれたような衝撃だった。

残された姫は機嫌を損ねることが増えた。彼女はスキル豊富なベテラン戦士で、「私がいないと回らない」「私だけが頑張っている」と思い込んでいる様子だった。

だが、ついに姫も他国へ異動となる。荒ぶる正騎士が大炎上を起こし、王国では前例のない大改革が始まった。正騎士はもはや黒魔法の使い手のごとく燃え上がっていた。

するとどうだろう。帝国は一気に穏やかになり、かつてないパフォーマンスを発揮し始めた。戦力低下は起きず、むしろ隠れていた力が花開いた。毎日の残業地獄で睡眠時間はHPバーより短かったが、それが嘘のように消え去った。

私は最後まで姫を受け入れられなかった。チクチク刺すようなストレスを与えられ、何か言えば早退。次の日来ない。

人をここまでムリ!っと思った自分に驚いていた。

もちろん、彼女が帝国を支えていた側面もあるし、いなければ困る場面も多かったのだろう。「悪い人ではない」と姫を知る帝国外の人たちは口を揃えて言った。確かに彼女は仕事に真剣で、プライドを持ち、理不尽に耐えてきた部分もある。

だけど姫をフォローする人々がどんな気持ちだったか、あなたは知っているだろうか?

確かに姫の仕事はメイン業務。
でもメイン業務だけで帝国は成り立たない。

その裏では同じ帝国の人々が姫の攻撃→ヒール→攻撃→毒のような機嫌に振り回され続けていた。

「私は言いたいことをいうタイプなんで」
正直あなたのタイプなんてどうでもいい。

言いたいことを好き勝手言えばいいわけじゃない。理不尽に立ち向かっているのは、あなただけじゃないんだよ?

今、帝国はすごく穏やかだ。静かすぎて「嵐の前の静けさでは?」と余計な心配をしてしまうくらいに。

このように荒れ狂っていた時期がありました。
noteと出会い、言葉により癒されたり救われたりしました。
心から感謝しています🌸

【仕事人間シリーズ】


黒バラの花ことば~あなたはあくまで私のもの~

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