40歳最後の日に、ポートフォリオサイトを公開します。やりたいことを全部並べたら人生が動き出した一年だった
こんにちは、芽芽斗 守(めめと・まもる)です。
今日5月30日は、私にとって40歳最後の日になりました。
せっかくなので、この日に合わせて自分の活動をまとめたポートフォリオサイトを公開します。

今はキャリアブレイク中の身ですが、サイトでは自分の肩書を
「Writer / Product maker」と置いてみました。
本職の方には少し気が引けますが、40歳にしてまだ雛のような私のささやかな看板です。作ったものを一か所に集めてみたので、よかったら覗いてみてください。
『めめとのもり』に込めた名前
サイトの名前は、私の筆名である芽芽斗 守とラテン語の「メメント・モリ」をかけたものです。そこに自分の作品の集まりを森に見立てて「もり」を重ねました。
少しオヤジギャグみたいですよね。
まあ、明日で41歳になるのでそういうことです(笑)。
動かなくなった身体と、温泉のこと
去年の5月31日、私の誕生日のことです。
家族で旅行に出ていたのですが、滞在先のホテルで身体が動かなくなりました。働ける状態ではなかったので、そのまま休職に入り、やがて退職。
それが今のキャリアブレイクにつながっています。
今もまだ治ったとは医者には言われていませんが、倒れる前よりも元気だと思えるくらいには回復してきました。
病気のことはここでは深く触れません。
気になる方は自己紹介の記事をのぞいてみてください。
薬を飲み続けて少し身体を動かせるようになったのが6月の中旬でした。
医者のすすめもあって、湯治のような旅に出かけました。
温泉の効能なのか時間が味方をしてくれたのか、そのうちふつふつと何かをしたいという気持ちが湧いてきました。
それで、今まで「忙しいから」と言い訳して老後の楽しみかなと半分あきらめていた「物を書くこと」に、この機会に手を伸ばしてみようと思ったのです。
はじまりは、短い歌詞だった
もちろん、最初から小説を書けたわけではありません。
AIに相談したら、「まずは短い詩から書いてみてはどうですか」とすすめられました。
はじめはスマホでポチポチ書いていたのですが、自分ひとりで完結させるのは物足りません。書いたものを、誰かに見てもらいたくなってきました。
とはいえ、そのまま出すのは少し恥ずかしい(笑)。
そんな時に見つけたのがSuno AIです。
歌詞を入力するとメロディも歌声もAIがつけてくれるので、音楽は専門外の私でも書いた言葉をそのまま歌にできました。
そこから、作った歌を人に届けるのが楽しくなっていきました。
といっても聴かせる相手は妻と息子だけですが(笑)。
旅で感じたことを歌詞にして曲にのせ、時々はふざけて子ども向けの歌も作る。それを車の中で流すのが、いつのまにかルーティーンになりました。
二人の楽しそうな反応を見ると、やっぱりアウトプットするのはいいものだなと思いました。
はじめは作った歌を家族以外の人にも公開しようと思っていたのですが、どうもしっくりきませんでした。
歌詞は確かに私が書いたものですが、音楽も歌もAIが作ってくれています。当時の私は、これを自分の作品と言っていいのか迷ってしまいました。
そんなわけでずっとPCに眠ったままでしたが、この機会に一曲だけ公開しようと思います。
聴いてあげようという方がいれば、この記事の最後に置いておきます。
ちなみに今回のポートフォリオサイトに音楽は入れていません。
あくまでこの記事のなかで、芽芽斗 守の創作のはじまりの記録として見てもらえたらうれしいです。
取り憑かれたように小説を書いた
Suno AIで歌を作っているうちに、だいぶ文章を書く癖がついてきました。
これならショートくらいは書けるかもしれないと思って、本格的に文章のほうへ舵を切りました。
初めて書き上げた小説が、星新一賞に出したこの作品です。
今読み返すと拙くて公開しているのが少し恥ずかしくもなりますが、小説を最後まで書ききったのは人生でこれが初めてなので、記録として残しておこうと思います。
ここから、新人賞にも応募しはじめました。
文學界新人賞
新卒1年目を舞台に、オンラインゲームとリアルを対比させた群像劇。
群像新人賞
心を病んで地元に帰省した男が、亡くなった父と対話するひと夏の話。
太宰治賞
複雑な家庭環境を見つめるギフテッドの少年が過ごす、ある夏休みの物語。
一作を書くのにだいたい2か月弱、どれも5万字以上の長編になりました。
この一年の半分くらいは、ほとんど取り憑かれたみたいに小説を書き続けていた気がします。
まだここに書いていない結果待ちの作品もあります。
上にあげたものは残念ながら芽が出ませんでしたが、時間をかけて推敲して、また挑戦するつもりです。
いつかどこかで、皆さんにも読んでもらえたら嬉しいですね。
小説から、このnoteへ
そうやって一気に物語を書き出したあと、ふと考え方が変わってきました。
書いた小説はどれも、自分の過去をなぞるような物語ばかり。
書き上げていくうちに、ずっと握りしめていた未練や誰かとの比較が、すっと手から離れていったんです。
そこで行き着いたのが
「人生は死ぬまでの暇つぶしである」という考え方でした。
「どうせ暇つぶしなら、思い切り遊べばいい」。
そう開き直ったとき、不思議と気持ちが軽くなりました。
ひとつの正解にしがみつくより、やりたいことを全部並べて楽しめばいい。そう思えてきて、提出中の作品を抱えたまま新しく始めたのがこのnoteでした。
それから小説からエッセイへと、書く場所を少しずつ移していきました。
今では90記事以上を書いて、すっかり私のライフワークになっています。

いつも読んでくださる皆さん、本当にありがとうございます。
あなたのスキやコメントがなければ、私はきっとここまで続けていませんでした。
AIといっしょに創る自分の作品たち
やりたいことを並べた中にAIを活用した個人開発もありました。
名画や名作の冒頭をスワイプして味わうもの。
複雑なお金の計算を、誰でも触れる診断にしたもの。
算数や古典を、子ども向けにやさしく変えたもの。
どれもAIと対話しながら作るバイブコーディングという形で、noteを読んでくれる方への付加価値のつもりで作ってきました。
Suno AIと違って、こちらはもともと私の専門分野です。
あくまで私の感じ方ひとつの話ですが、AIを使っても堂々と自分の作品だと言えます。
だから私のポートフォリオとして、胸を張って載せています。
振り返ると、点は線になっていた
こうして並べてみると、なんだか面白いものです。
去年の今ごろ、私は身体が動かなくなってキャリアが止まりました。
そこからまず短い歌詞を書きはじめ、それをSuno AIで歌にしました。
やがて小説を書くようになり、発表の場をnoteへ移しました。
書き続けるうちに、会社員時代から大切にしていた「伝わりにくいものを、伝わるかたちにする」という軸が、はっきり言葉になりました。
その軸でAIを使うと、今度はWebサービスまで作れるようになったんです。
そうしてできた作品を見てくださった方から仕事の声をかけてもらい、自らビジネスを創る起業という道が見えてきました。
それらがたまってきたので、ひとつにまとめたのがこのポートフォリオサイトです。

公開に合わせて、原点である歌も一曲だけ出すことにしました。
明日からは41歳になった私の旅が始まります。
次はいったいどんな一年になるんでしょうか。
最後に。
芽芽斗 守(めめと・まもる)という名前の元になっているのは、ラテン語の「メメント・モリ」という言葉です。
「死を想え」
「自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな」という意味です。
その感覚を胸の隅に置いておきたくて、この名前を借りました。
これからもこの名を名乗りながら、41歳の旅路へ出かけたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
振り返れば、最近は毎日書き続けていました。
でも明日はとりあえず、書きたくても休もうかなと思います(笑)。
41歳からはマイペースに、毎日書くかもしれないし週に1回くらいかもしれません。新しい軌跡を、また皆さんと一緒に綴っていけたらと思います。
もし少しでも刺さるものがあれば、明日41歳になる私へのプレゼントがわりに、スキやフォローをしてもらえたらうれしいです(笑)。
最後の最後に
そして、Suno AIで作った歌を一曲だけ。旅先で立ち寄った縁日の屋台を思い出しながら詩を書き、それに曲をつけました。
蝉時雨
This summer, hold me tight / Never let it fade away
煙草も吸えるし ビールも飲める
いつのまにか 大人になっていた
あの頃 憧れてた 自由を
確かに 手に入れた はずだったのに
あの夏の日 わた飴片手に 笑ってた
おふくろと おやじと 歩いた 夏祭り
ずっと 続くと信じてた 幸せが
夕暮れの水面に揺れていた
あの日と 重なる この夏を ただ そっと 抱きしめたくて
蝉の声に紛れて あの頃の僕と 重なっていた
ぎゅっと 強く 強く この時を 忘れないように
This summer, hold me tight / Never let it fade away
寂しさよりも 不思議と 優しく
夏の蝉時雨に 紛れていった
今 俺は手を繋いで あの頃の僕と似た君と
同じ音色を重ねながら 空を見上げて 歩いている
This summer, just one more time
Stay with me until it's gone
この夏が 終わってしまう前に
ぎゅっと 強く 強く この時を 抱きしめたくて
蝉の声が消えていく あの日の僕を 残したまま
