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「天秤」じゃなくて、「スライダー」だった

人間関係のバランスと聞くと、
天秤を思い浮かべることが多いですよね。

私も長らく、そんなイメージでとらえてきました。

自分と、周り。
どちらかに傾きすぎず、
釣り合いの取れた状態を目指せばいい
んだなって。

それができたら、きっと楽になれるって。

でも、その通りにやろうとすると、
うまくいかない日々にぶつかったんです。


例えば、子どもの行き渋りで悩んでいた頃。

どこまで、どう関わればいいのかわからないまま、
子どものペースに合わせ続けていたら、
気づいたときには、自分の方が先に疲れ果ててしまっていました。

天秤は、乗せているものの重さで傾きます。

相手が大変なときほど、
自分も頑張らないと釣り合わない。

それって、やさしい人ほど
しんどくなる仕組みなんじゃないかなって。

だから、天秤のイメージだけでは
うまく説明できない感覚が、ずっと残っていました。

「何かいい例えはないかな」と考えていて、
ふと思い浮かんだのが、“スライダー”でした。

音量などを調節する、あのつまみです。

スライダーって、
自分の指で、少しずつ動かせるんですよね。

片方を自分、もう一方を相手の領域に見立てて、

今日はここまで関わる。
今日は少し距離をとる。

「今の自分は、このあたりかな」って
その日の感覚で位置を決められる。

いつも真ん中にいなくてもいいし、
緑が多い日もあれば、
白が多くを占める日もあっていい。

相手に寄る日もあれば、自分を優先する日があってもいい。
それが、自然。

「自分の立ち位置は、
自分で選んで動かせるものなんだ」


そう思えたとき、少しだけ楽になれた気がしました。

そんなふうに、揺れながら“ちょうどいい”を探している場所が、ここです。


“ちょうどいい”を編む庭🪴

こんにちは、みほです。

中庸(ちゅうよう)という、少し堅くてとっつきにくい知恵を、
“ちょうどいい”という日常語に置き換えて見つめています。

私は、“ちょうどいい”(中庸)とは、
固定された一点を保ち続けることではなく、

揺れてしまうことを前提にしながら、
行きすぎたときに、自分の感覚へそっと戻ってくるための視点
なんじゃないかと思っています。

このスライダーの丸を、どこまで動かすか。
今日の自分は、どのあたりにするのか。

そんなふうに、少しずつ確かめながら
“ちょうどいい”を見つけていけたらいいなと思っています。


最後まで読んでくださってありがとうございます🌿

私の中で生まれた気づきが、
あなたの暮らしの中で、また別の形に育っていく。

もしそんな瞬間があったなら、
この庭のことも、そっと一緒に運んでもらえたら嬉しいです🪴

今日も、“ちょうどいい”を探してる🪴


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