見出し画像

“がんばらせる”って正解?元・不登校ママが考える休ませる選択

我が家は、自主休園制度を導入している。

「休みたい」と言ったら休む。ただし1日だけ。
園の時間はテレビ・ゲームはなし。
次の日は登園する。そんなルールだ。

と言っても私が在宅で仕事をしていたり、PTAの集まりがある日は頑張ってもらうことにしている。


あと数日で夏休みという昨日、
下の子が自主休園を申し出てきた。
特に何も予定のない日だったので、「まあいいか」と受け入れた。

妹の様子を見て、休みたくなった息子も、
つられて「僕も〜」と休むことに。
まあそうなるよなと思いつつ、我が家は一早い夏休みを迎えた。

家庭の事情は人それぞれ、自由でいい。
家族で決めたなら、それでいいと思っているけれど、スーパーでママ友に会うと気まずくて隠れたくなる自分がいる。

「甘やかしじゃないの?」
「今がんばらせないと、癖になるよ」

実際言われてはないけど、脳内で繰り返されるこんな言葉。

「私のやってることは、間違っているのかな」
と毎回自分の選択を信じきれない私がいる。


そもそもなぜ自主休園制度を始めたかというと、上の子が入園当初行き渋りがひどかったから。
私と似た気質を感じさせる彼と、寄り添いすぎて燃え尽きやすい私の間をとった形だ。

妹に乗っかる形で休みを申し出た息子だが、
「来年から小学生」のプレッシャーで疲れているのか最近は甘えが顕著だった。

「ママと結婚する」「ママとずっといっしょに住む」と言っている、ママ大好き期の息子。

「着替えさせて」「トイレついてきて」な毎日。
小学校までに自分でできるようになろうね、と担任からも言われた。
焦って、離そう、離そうとしてきたけれど、
今日は受け入れることにした。


私自身、学校に行きたくない子どもだった。
園は無理やり車に乗せられ、泣きじゃくる姿で預けられるのが当たり前。
トイレに引き篭ったり、体温計をこたつの中に入れて熱があるふりをしたり、どうしたら休めるか毎日必死だった。

休む許可が出ても、
「休んでる子はお出かけしちゃいけない」
「みんなは頑張っているのに、あなただけずるしてる」
と言われ、窮屈な思いをした。

周りの刺激で疲れやすい。
頑張りたくても頑張れない時があると知っている私は、我が子に「頑張って行こうね」と言うのが辛い時がある。

私自身、週5勤務正社員が合わず、扶養内で在宅フリーランスをしている。
みんなと同じように働けていない身だ。
そんな大人に、「みんなと同じように頑張れ」なんて言う資格はないと思ってる。

でも、学校が「行かなくてもいい場所」とは思っていない。
道を外れたことで見えた世界もある。
いろんな道があるけれど、「学ぶこと」「人と関わること」はやめない方がいいと言うのが私の結論だ。

だからこそ、1日だけの自主休園なんだよなぁと振り返りながら、「今日はこれで良かったんだ」と思うことにする。

自分の育児が合ってるか、間違ってるかはずっと先にならないとわからない。

だけど、私は自分が感じてきた重い感情を、子供に引き継がせたくない。
そのために、自分ができることを、できる範囲で、積み重ねていこうと思う。


自主休園した翌日の朝、
家族の誰よりも早く起きた子どもたち。

自分でトイレに行き、着替え、カバンの用意をし、
一番に登園した。
二人とも、昨日とはまるで別人だった。

夏休み本番まであと2日の出来事。

もちろん、毎日休まず続けることは素晴らしい。
でも、疲れた時立ち止まって、リフレッシュしてまた再開するのも、同じように素晴らしいと思う。

休んでも、また前に進める。
子どもも、大人も、きっとそうなんだと思う。

そう思えた、静かな朝。


いいなと思ったら応援しよう!

“ちょうどいい”を編む庭🪴|みほ この庭で見つけた気づきが、あなたの日々にそっと寄り添えたなら。とても嬉しいです☺️いただいたチップは、次の「気づき」を育てるための執筆活動に大切に使わせていただきます。